履歴書の書き方

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履歴書の書き方

志望動機や職歴、学歴の書き方や履歴書の郵送マナーなどをチェック

履歴書の書き方

履歴書は、応募者の職歴や人柄をわかりやすく簡潔に伝えるための書類です。面接官が最初に読む書類でもあるため、細部までビジネスルールやマナーに気をつけ、丁寧に書くことが非常に大切です。

ここでは、学歴や職歴、資格・趣味欄などの書き方をはじめ、履歴書を書く上で注意すべきポイントや、採用担当者の目に留まる志望動機の書き方などを紹介します。提出と郵送のマナーもしっかりチェックして、書類選考を突破できる履歴書を書きましょう

履歴書を書くときの基本

自分に合った履歴書・ペンを用意し、誤字脱字に気をつけて書き始めます。できるだけ空欄を作らないように、丁寧に書きましょう。修正液を使ったり、同じ内容の履歴書を使いまわすことは絶対に避けましょう。

履歴書を書くときの基本・画像

  • 自分に合ったフォーマット(記入項目、サイズ)を選ぶ
  • 手書きの場合、黒のペンまたはボールペンで丁寧に楷書で書く
  • 誤字・脱字・略字に気をつける(パソコン入力の場合は変換ミスに注意)間違えても修正液は使わず、最初から書きなおす
  • 語尾(「です」「ます」、「だ」「である」)を統一する
  • 空欄はできるだけ作らない
  • 同じ履歴書を使い回さない※最重要
  • 企業研究をして、志望動機やアピールすべき職務経歴を応募企業に合わせる。コピーは厳禁
  • 簡潔に、見やすく、わかりやすく書く

履歴書や面接対策に役立てたい「転職エージェント」のサービス

転職エージェントは、転職希望者と企業の間に入って両者を結び付ける人材紹介サービスです。様々な業界・業種の企業と強いコネクションを持っているため、求人サイトや求人雑誌には掲載されていない非公開求人をはじめ、豊富な求人案件を取り扱っています。

また、履歴書の書き方に関するアドバイスや、キャリア相談、模擬面接など、転職に関する様々なサポートも提供。履歴書の志望動機や自己PRに悩んだときは、転職エージェント等のプロの視点からアドバイスをもらうことで、履歴書をブラッシュアップすることができます。 特に初めて転職をする人や、異業界・異業種への転職を考えている人は、転職エージェントを上手く活用し、転職活動をより効率よく、有利に進められるようにしましょう

履歴書や面接対策に役立てたい転職エージェント

パソナキャリア

パソナキャリア画像

パソナが運営する転職エージェント。3万9,400件以上の求人を取扱う(うち80%が非公開求人)。専任のアドバイザーによるきめ細やかな転職サポートが特徴。転職初心者でも安心して利用できる。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビの転職エージェント。全求人の約8割が非公開求人。各業界専任のキャリアコンサルタントによる丁寧な応募書類・面接対策で高い選考通過率を誇る。質の高い求人と手厚い転職サポートが特徴。

リクルートエージェント

リクルートエージェント画像

リクルートが運営する転職エージェントの最大手。求人数は49万3,327件以上、転職実績は30万名を誇る。各業界専門のキャリアアドバイザーが応募書類・面接対策などを丁寧にサポート。転職者がまず登録したい転職エージェント。

基本情報の書き方

西暦や和暦を統一し、電話番号やメールアドレスは確実に連絡の取れるものを書きましょう。写真はスピード写真ではなく、写真スタジオで撮るのがベター。目線や姿勢、表情などに関してプロにアドバイスをもらうことで、より好印象の写真を撮ることができます

基本情報の書き方・画像

1日付

書類の提出日、郵送の場合は投函日を書く。西暦もしくは和暦のどちらかに統一

2名前

姓と名の間にスペースを空ける。ふり仮名は履歴書にあわせてカタカナもしくはひらがなで書く

3年齢

送付(提出)時点での年齢を書く

4住所

都道府県から書く。郵便番号も忘れずに。マンション名は省略せずに書く

5電話番号

自宅電話番号と、連絡のつきやすい携帯番号などを書く。(固定電話がない場合は携帯番号のみでOK)

6メールアドレス

原則、パソコンのメールアドレスを書く。会社のメールアドレスは避ける。スマートフォンがなく、携帯でパソコンのメールを見られない場合は、転送機能を設定しておくとよい

7写真

撮影から3ヶ月以内、正面、上半身の写っている写真を貼る。好印象を与える表情、服装(原則スーツ)で撮る。スピード写真ではなく写真スタジオで撮ると、よりよい写真が撮れる

学歴・職歴の書き方

学歴・職歴は正確さが大切です。特に、採用担当者は職歴を重視します。会社名だけでなく、どのような部署で、どのような仕事を経験したかを簡潔に分かりやすく書き、志望する会社でどのような働きができるかが伝わるようにしましょう。

学歴・職歴の書き方・画像

8学歴

  • 一番上に「学歴」と書く
  • 西暦・和暦かは、日付・生年月日の表記にあわせ、すべて統一
  • 原則高校入学から大学卒業まで
  • 入学・卒業年度は正確に書く
  • 学校名は正確に書く(「高校」ではなく「高等学校」)
  • 同上は使わないほうが無難
  • 学歴の最後に、卒業論文や研究テーマを書くこともできる。(応募先企業に関係の深いテーマ等、PRに使える場合)

9職歴

  • 学歴から一行あけて「職歴」と書く
  • 時系列順に、原則すべての会社の入社・退社暦を記載
  • 会社名は正確に書く。(株)や(有)等の略字は使用しない
  • 会社の業種、従業員数を書く
  • 配属部署と職務内容を簡潔にわかりやすく書く(応募した企業や職歴に関連する職歴はより詳しく)
  • 最後に、履歴書を提出する時点で就業している場合は、「現在に至る」(もしくは○月○日に退社予定)、退職後や無職の場合は「以上」を忘れずに書く

こんなときはどうする?(異動、社名変更、アルバイト経験のみ、退職)

異動

異動になった年月と、異動先の部署名、簡単な職務内容を書きましょう。

社名変更

入社当時の社名を書き、カッコ内に変更後の社名を記入しましょう。ただし、変更後の社名の方がよく知られている場合は、変更後の社名を先に書き、旧社名をカッコ内にします。例:株式会社○○入社(現・株式会社□□)、株式会社△△入社(旧・株式会社××)

アルバイト経験のみ

原則、職歴欄にアルバイトの経験は記入しません。しかし、大学卒業後フリーターをしていた場合や、離職期間が長い場合は、半年から1年以上続けているアルバイトであれば記入してもよいでしょう。

退職

退職理由を詳しく書く必要はありません。自己都合で退職した場合には、「一身上の都合で退職」と記入し、解雇やリストラで退職した場合には、「会社都合により退職」と記入します。

資格・特技・趣味の書き方

資格欄は自己PRができるポイントの一つです。応募先の企業や職種に関わりのある資格を正式名称で記入し、勉強中の資格についても忘れずに記入しましょう。特技・趣味の欄は、面接で盛り上がるきっかけにもなります。空欄にせずに、人柄が伝わるものを書きましょう。

資格・特技・趣味の書き方・画像

10資格

  • 取得している資格や免許は正式名称で書く
  • 取得年度は取得級は正確に書く
  • 簡単に取得できる資格(英検3級など)は書かない
  • いくつか資格を取得している場合、応募企業や職種に活かせる資格を書き、一貫性を持たせる
  • スポーツのインストラクター資格や武術の段位などは健康・活発さをアピールできる
  • 勉強中の資格も記入する

11特技・趣味

  • 空欄にしない
  • 人柄が伝わるものを書く
  • 趣味や特技が多い場合は1つか2つに絞って書く
  • 読書や音楽鑑賞・映画鑑賞等は、好きなジャンルや作家、作曲家、監督、頻度(月に10冊、年に50本etc.)などを加え、少し詳しく書くと伝わりやすい
  • スポーツが特技・趣味の場合は健康的で好印象
  • 書かないほうが良い趣味や特技・・・ギャンブル、奇抜な特技や芸、その他仕事に支障が出ると受け取られる可能性があるもの(バンド活動、副業など)

志望動機の書き方

志望動機を書くときは、「誰に対してPRする文章なのか」をしっかり意識しましょう。必ず企業研究と業界研究を行い、応募先企業の独自の強みを把握することが大切です。そして、「数ある企業の中からなぜその企業に応募したのか」、今までの経験・知識を含め、「その企業だからこそ活かせる自分の強みとはなにか」を具体的にアピールしましょう。

転職では、即戦力になれることが非常に重要ですが、将来のキャリアパスも明確にしておくことも大切です。作成した志望動機は、転職エージェントをはじめ、家族や友人など、第三者に見てもらいブラッシュアップすると、より分かりやすく、伝わりやすい志望動機に仕上がります。

志望動機の書き方・画像

12志望動機 ~応募理由~

企業研究・業界研究を徹底して、具体的な応募理由を述べる

採用担当者は、履歴書の応募理由から、応募者が業界の特色や自社の強みを理解しているか、自社に対する強い思いや意欲があるかを見ています。「社風に惹かれたため」、「経営理念に共感したため」といったあいまいな理由のみを書くことは避けましょう。
応募先企業がどのような会社か、業界の中でどのような立ち位置にいるか、業務内容はなにかを理解した上で、応募先企業の独自の強みに魅力を感じていることを伝えましょう。

12志望動機 ~今までの経験・スキル~

応募先企業の求める人物像・経験・スキルを把握し、応募先企業で活かせる経験・スキルを述べる

今までの経験やスキルは、応募先企業で自分がいかに即戦力となり、会社に貢献できるかを具体的に示すことができる重要な部分です。応募先企業の求める人物像・経験・スキルを把握して、応募先企業の仕事内容に活かせる経験やスキルをアピールしましょう。

12志望動機 ~入社後やりたいこと、できること~

応募先企業の仕事内容・今後のビジョンを踏まえつつ、応募先企業でしか達成できないキャリアパスを伝える

入社後にやりたいことやできることを述べることで、入社後の活躍イメージや入社への意欲を伝えるだけでなく、自分がどのように会社に貢献していけるのかをアピールすることができます。
入社後に、今までの知識・経験を活かして、どのような挑戦をし、会社に貢献できるのかを分かりやすく述べましょう。また、業界研究・企業研究を通して把握した応募先企業の今後のビジョンや事業を踏まえつつ、応募先企業でしか達成できない長期的なキャリアパスを伝えると、企業への理解度や働く意欲がより評価されるでしょう。

さらに印象に残る志望動機にするには?

業界研究や企業研究をしっかり行うと、応募先企業の強みだけでなく、弱みも必ず見つかります。多くの応募者は、企業の強みや魅力は把握していますが、弱みを分析し、指摘することはほとんどないでしょう。もしも企業の弱みを分析し、それをどのように改善するか、自分がどのように貢献できるかを伝えることができれば、採用担当者の印象に強く残ります

さらに印象に残る志望動機にするには?・画像

「企業の弱みを指摘したらマイナスポイントになるのではないか・・・」と思う人もいるかもしれませんが、応募先企業の弱点を改善し、より会社を成長させられる人材であることをアピールしましょう。

未経験の職種に応募するときは?

未経験の職種に応募する際には、応募先の業界や企業をしっかりと把握し、未経験でも前向きに努力していく姿勢と、必ず企業に貢献していくという成長意欲を伝えることが大切です。

未経験の職種に応募するときは?・画像

具体的には、経験職種に応募するとき以上にしっかりした企業研究・業界研究が必要です。また、業界や応募先企業を深く理解したうえで「なぜその仕事に関心を持ったか」、「数ある企業の中でもなぜその企業で働きたいか」を具体的に示し、熱意はもちろん、業界や企業、仕事内容をきちんと理解していることを伝えましょう。

さらに、前職で培った経験や知識を活かし、応募先の職場や企業に貢献できる部分をアピールすることで、前向きに業務に取り組む姿勢や、企業に貢献していこうとする意欲を伝えることができます。入社後の展望や、応募職種のために努力していること、取得した資格等があれば、なお良いでしょう

本人希望欄・通勤時間・配偶者の有無の書き方

本人希望欄や勤務時間・配偶者の有無は、入社後の給与や手続きに関係してくるため、正直に書きましょう。給与などに関しては、「貴社規定でお願いいたします」と記入するのが一般的です。

本人希望欄・通勤時間・配偶者の有無の書き方・画像

14本人希望欄

  • 募集職種があれば、希望職種を書く
  • 給与などに関しては、「貴社規定でお願い致します」が原則。内定後の提示を確認した上で最終判断する

15通勤時間

  • 片道90分以内が原則
  • 90分以上かかる場合や、遠隔地に住んでいる場合は、支障なく通勤できること、入社後に転居できる場合はその旨を書く

16配偶者の有無

  • 入社後の手続きに関係してくるため正直に書く

提出と郵送のマナー、最終確認

あとは郵送・提出するだけです。しかし、最後の最後まで気を抜いてはいけません。封書の書き方や提出の際のビジネスマナーをチェックして、採用担当者に印象のよい履歴書を提出しましょう

提出と郵送のマナー・画像

郵送の場合

郵送のマナー

  • 書類は折らずに定形外の封筒に入れる
  • クリアファイルにいれる
  • 郵便料金が不足しないようにする(郵便局で量ってもらうと確実)
  • 期限に確実に間に合うように送付する(天候や道路状況を考慮し、締め切り日の最低2日~3日前には発送する)
  • 封筒の表と書類の表をそろえる

封書の書き方

  • 都道府県から正確に書く
  • (株)などは使わずに正式な名称で書く
  • 敬称(御中、様など)を使い分ける
  • 縦書きの場合、漢数字を使う(丁目、番地)
  • 左下に赤文字で「履歴書(応募書類)在中」と書く
  • 裏面に自分の名前と住所を書く
  • 添え状、履歴書、職務経歴書の順で入れる(履歴書は開けたときに写真が上にくるように)
  • 封筒を閉じたら、閉じたところに〆印を書く

持参・手渡しの場合

持参・手渡しのマナー

  • クリアファイルか封筒に入れて渡す
  • 送付状はいれなくてよい
  • 封筒の場合、封をする必要はなく、宛名も書かなくて良い
  • 封筒の左下に応募書類在中と書く
  • 封筒の裏面には名前を書いておくと良い

提出する前に必ず最終確認!

提出・郵送する前に必ず作成した履歴書をチェックしましょう。どんなに丁寧に書いていても、書き忘れや誤字脱字が見つかるケースは少なくありません。また、忘れずにコピーをとり、履歴書に添付する添え状を作成しましょう

  • 日付は書いたか
  • 写真は貼ったか
  • 名前と住所のふりがなは忘れていないか
  • 押印してあるか
  • 住所、学歴、職歴、資格など名前を省略していないか
  • 入学・卒業・入社・退社年度は正確か
  • 誤字脱字がないか
  • 西暦・元号表記はどちらかに統一されているか
  • 語尾(ですます・だである)は統一されているか
  • コピーをとったか
  • 添え状を作成・添付したか

履歴書はあなたの第一印象~転職成功の第一歩~

履歴書は、採用担当者がまず目にする最初の書類です。

採用担当者は、履歴書の丁寧さや見やすさ、ビジネスマナーから応募者の人となりを想像します。履歴書で得た印象は、職務経歴書を読むときはもちろん、面接のときにも影響し、転職の成功をも大きく左右します。履歴書こそが転職成功の第一歩と捉え、心をこめて記入しましょう

また、履歴書や職務経歴書をしっかりと練って書いても、転職活動では、なかなか書類選考が通らない場合もあります。そのようなときは1人で抱え込まず、友人や家族に相談したり、転職エージェントでアドバイスをもらいましょう。第三者の意見やプロの指導を受けることで、自分では気づかなかった問題や解決策を発見することができます。特に、転職エージェントでは、転職のプロが応募者のキャリアを分析し、履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれます。

これから転職を考えている人、すでに転職活動を始めている人も、これらの転職支援サービスを上手に活用しつつ、採用担当者の目に留まる応募書類を作成できるようにしましょう。

履歴書や面接対策に役立てたい転職エージェント

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