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転職理由、給与アップが最多

景気回復を反映

総合人材サービスのランスタッドが、「2013年第4四半期 ランスタッド・ワークモニター労働意識調査」を実施しました。その結果、日本ではアベノミクスによる景気回復を反映し、労働者の多くが「よりよい給与待遇」や「キャリアアップ」を求めて積極的に転職をしていることが分かりました

ランスタッド・ワークモニター労働意識調査は、年に4回、18歳~65歳までの週24時間以上働く人を対象に、世界32カ国で行われている労働調査です。今回の調査は、世界211,048名を対象に実施され、日本の有効回答数は6,478人。その結果は、アベノミクスによる景気回復への期待感を大きく反映したものとなりました。

まず、「国内の景気が2014年に改善する」と回答したのは全体の40%で、前年同期比は15.4ポイントも増加。前年同期比の世界平均が2ポイント増であることと比較すると、日本では「景気回復」への期待感が大きく高まっていることが分かります。

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この景気回復への期待感は、転職理由にも影響しています。過去6ヶ月間に退職した回答者の転職理由は、
第1位が「よりよい給与待遇」で46.0%
第2位は「キャリアアップ」で21.4%
第3位は「雇用主都合」21.3%
でした。

転職をした理由(過去6か月間に転職をした回答者)

転職をした理由(過去6か月間に転職をした回答者)・グラフ

ここでも注目すべきは、前年同期との違いです。

転職理由の第3位である「雇用主都合」は、前年同期の転職理由の第1位でした(31.3%)が、今期は10ポイントも低下。景気がある程度回復し、「やむをえず転職をせざるをえなくなった」人が減っていることが分かります

反対に、転職理由の第2位である「キャリアアップ」の前年同期は6.6%で、今期は14ポイントの増加。第1位の「よりよい給与」の前年同期は25.7%で、今期は20ポイントも増加しています。「景気回復」という期待感に刺激され、明るい未来やキャリアを目指した前向きな転職理由が増えていると考えられます

ランスタッドのCEOマルセル・ウィガースによると、特に転職の動きが活発化しているのは、今までの停滞期に転職を控えてきた「ハイパフォーマー」とのこと。彼は、「会社側は、アベノミクスの本格的な影響が現われる前に、社員の能力開発や評価の適正化に着手する必要がある」と呼びかけています。

アベノミクスによる景気回復がさらに期待される2014年。前年度から活発になっていた転職業界ですが、さらにその勢いは増しそうです。

会社側も優秀な人材を逃さない、もしくは獲得するために、給料やキャリアアップなどの待遇面を見直すことが考えられます。人気の職や業界では競争率も上がる可能性が高いですが、転職者としてはまたとないチャンスの年となるのではないでしょうか。慎重に考えつつも、自らが望むキャリアプランを実現させるために、積極的に転職の情報を集め、タイミングを計っていくと良いでしょう。