有効求人倍率の推移からみる転職業界の動向

転職活動の歩きかた

有効求人倍率 推移

キャンセル

ニュース

有効求人倍率の推移を分析

求人数は増加の一途

2014年4月期有効求人倍率が7年ぶりの高水準を記録しました

雇用情勢を示す、「有効求人倍率」

公共職業安定所に寄せられた求人数を求職者数で割り、求職者1人あたりに求人がどれくらいあるかを表します。たとえば、有効求人倍率が0.9の場合は、求職者100人につき、求人が90人分あることを示します。この数値が1よりも大きければ、数字上は求職者全員が職を得ることができる状態といえます。

有効求人倍率の推移を分析

厚生労働省の調査によると、2014年4月期の有効求人倍率は1.08倍。正社員の求人に限って言えば0.61倍と大きく下がりますが、前年同月よりも0.12ポイント上昇しています。求人数も前年同月約88万人から、95万人にまで増加。リーマンショックの影響を受け一時は0.4倍にまで下落した有効求人倍率は、確実に回復傾向にあります

一方、民間転職サイトdodaも、2014年4月期の求人数・転職希望者数から転職求人倍率を発表しました。その内容によると、求人数8万4千人、転職希望者数は7万人と調査を開始した2008年から最多となる数値を記録。しかし、求人数を上回るペースで転職希望者数が増加したため、有効求人倍率には大きな変動はなく、前年同月比で0.12ポイント減の1.19倍となりました。業種・職種別のデータに目を移すと、有効求人倍率が増加しているものもあります。たとえば、業種別では「商社/流通」の有効求人倍率が最も増加し前年同月と比較して0.06ポイント上昇。職種別では、「専門職」の有効求人倍率が前年同月比0.38ポイント上昇し2.17倍に。これらの業種・職種では前年と比較して転職を取り巻く環境が良化したと言えるでしょう

転職のタイミングは人それぞれですが、有効求人倍率や求人数の推移から自分が目指す業界や職種の動向を把握し、追い風が吹いている時期を狙うのも賢い選択でしょう