医師の転職のタイミングと注意点

News.医師の転職に最適なタイミングと注意点 医療情報サイト「エムスリー」の調査データを参考に、医師の転職のタイミングを考察

医師の転職に最適なタイミングと注意点転職ニュース

医師の転職に最適なタイミングと注意点

今月の転職活動の歩きかたのニュースは、医師の転職に注目。転職に最適なタイミングと注意点について、わかりやすく解説します。

医療情報サイト「エムスリー」の調査によると20代の医師の5割、30代の医師の6割が転職したい思うことがあると回答。40代、50代に関しても約5割の医師が、転職したいと思うことがあると回答しています。

以下は20代~50代までの医師の転職意識調査の結果をまとめたものです。

  • 20代医師の転職意識調査
  • 転職したいと思うことが頻繁にある21.5%
  • 転職したいと思うことがたまにある31.4%
  • あまりない23.1%
  • 全くない24%
  • 30代医師の転職意識調査
  • 転職したいと思うことが頻繁にある23.4%
  • 転職したいと思うことがたまにある39.5%
  • あまりない20.2%
  • 全くない16.9%
  • 40代医師の転職意識調査
  • 転職したいと思うことが頻繁にある18.0%
  • 転職したいと思うことがたまにある38.6%
  • あまりない17.7%
  • 全くない25.7%
  • 50代医師の転職意識調査
  • 転職したいと思うことが頻繁にある18.7%
  • 転職したいと思うことがたまにある36.2%
  • あまりない19.2%
  • 全くない25.9%

表1:m3.com実施(2017年7月25日 (火)~31日(月))医師意識調査「転職したいと思ったことある?」

ちなみに本調査によると、実際に転職した医師の6割強が転職して良かったと回答しており、転職に悩んでいる方は、確率論で言うと、転職したほうがその後の人生の満足度は高そうです。

それでは次に医師の転職のタイミングと注意点を具体的に考えます。

医師の転職のタイミングは?

医師の転職に最適なタイミングと注意点

一般的な転職では、退職する際は最低でも1か月前に連絡することがビジネスマナーと言われています。また現在の仕事の状況によっては、退職まで時間がかるため、最大で3ヶ月程度転職先が待ってくれることも。

企業の採用活動が最も活発になる時期は、異動が絡む2~3月、9~10月と言われており、この時期から退職までにかかる時期を逆算することで、転職活動をスタートするタイミングがわかります。

医師の場合も人事が動く3月と9月が最も転職に動きやすいタイミングであることは間違いありませんが、退職(退局)までに時間がかかる点に大きな違いがあります

医師の退職(退局)は、一般的に半年から1年程度時間がかかるため、3月に退職(退局)したいのであれば前年の4月~5月、遅くとも9月~10月には意思を伝える。9月に退局したい場合は前年の9月~10月、遅くとも4月~5月には退職(退局)の医師を伝えましょう。

また転職活動をスタートするタイミングは、退職(退局)の意思を伝える前が最適です

医師の転職を専門に手掛ける医師転職サイトなどを上手く活用し、自身の希望を満たす最適な職場を見つけましょう。

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医師の転職の注意点

医師の転職に最適なタイミングと注意点

それでは次に医師の転職の注意点を考えます。医局の医師が転職する際、最も悩むのが医局との関係です。医局との関係を完全に断つという選択肢もありますが、例えば週に1回医局でしばらく勤務するなど、医局との関係を維持しながら退局するという選択肢もあります
退局するからといって全てをリセットするのではなく、できる限り円満に退局し、転職を応援してもらえれば、それがベストです。

医局が絡まないという方は、転職する際、どこに軸足を置くのかをしっかり定めておくことが重要です。転職するということは必ず理由があるはずです。転職によってそれが実現できるのか、また当初の目的からずれてはいないかなど、節目節目で確認すると良いでしょう。

ちなみに外科医の小林裕之先生、菊名記念病院の心臓血管外科で医長を務める奈良原裕先生が、転職に動く「外様」医師たちという記事に対して、以下のコメントをされており、読者から高い支持を獲得しています。

若い医師達にお伝えすることがあるとしたら、「医局制度がいつまで続くのか分かりませんが、まずはしっかり実力をつけること。そのうえで、キャリアプランを考えることも戦略としては必要」ということです。(小林裕之先生)
私が若手医師たちに伝えられることがあるとすれば、医師としての軸足、それ以外の部分の共存(マルチキャリアの楽しさ)、仕事以外も含めたライフプランの(私の)見方でしょうか。(奈良原裕先生)

引用 ポストがない・・・転職に動く「外様」医師たち NEWSPICKSコメント

ちなみに小林裕之先生は京都大学の医局に在籍、奈良原裕先生は医局に属しておらず、いずれも転職を通じてキャリアアップされています。

二人のコメントに共通しているのが、医師としての実力をつけ、キャリアプラン(=ライフプラン)を考えるという事

医師は高い学習能力を持つ一方で、得てして自身のキャリアプラン(=ライフプラン)を考えることが苦手というケースが少なくありません。

そういう方は一人で考えず、周りに相談するのも良いでしょう。また腹を割って相談できる人がいない場合、転職のプロである医師転職サイトのキャリアアドバイザーを活用するのも選択肢の一つです

彼らは医師の転職支援を専門としており、相談したからといって必ずしも転職する訳ではないということをわかった上でサポートを提供しているので、遠慮はいりません。

自分の人生は一度きり。そして時間はどんな人にでも平等で有限です。

現在の働き方に疲れている方や疑問がある方は、このタイミングでもう一度自分のキャリアについてしっかり考えてみてはいかがでしょう。

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