異業種転職に成功しやすい業種

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異業種転職に成功する求職者の数が大幅上昇!成功しやすい業種は?転職ニュース

異業種転職に成功する求職者の数が大幅上昇!成功しやすい業種は?

転職エージェント最大手「リクルートエージェント」を運営するリクルートキャリアが、定期的に発表している転職者の動向調査を分析すると、異業種転職の数が大幅に増加していることがわかります。

その数は2018年8月時点で、求人市場が最も悪かったリーマンショック直後の3倍にも達しており、現在は異業種転職も決して難しくなくなっていると言えそうです。

ちなみにこの3倍と言う数値は全業種平均であり、業種によって異業種転職にしやすいケース、しずらいケースがあります。そのデータもリクルートキャリアが発表されているので、以下にご紹介します。

リーマンショック時と比較したときの、2018年異業種転職の業種別増加率

異業種転職 増加率
全業種平均 3倍
化学メーカー→電気・電子・機械メーカー 4.7倍
IT業界→コンサルティング業界 5.6倍

このデータを見ると、異業種転職が増えているといっても、全く関係ない業種への転職が増えているという訳ではなく、あくまで関連する業界の転職が大幅に増えているという構図が見えてきます。

例えば化学メーカーから電気・電子・機械メーカーへの異業種転職が増えている背景には、爆発的に需要が伸びている電池技術の開発には、化学の知識が求められるケースが多く、電気・電子・機械メーカーは、化学メーカーからの採用を積極化していると言われています。新しい技術の開発には素材の技術、基礎技術が欠かせません。化学メーカーの技術者は、今後も引く手あまたの状態が続きそうです。

異業種転職の倍率が最も高かったIT業界からコンサルティング業界への転職ですが、これは異業種転職と考えるのが難しいほど、関連性の高い業界です。今や企業へのコンサルティングにITを欠かすことはできません。つまりコンサルティングにとって、ITは中核技術であり、スキルのあるITエンジニアはコンサルティング業界で活躍できる下地があると言えるのです。

ちなみに野村総合研究所は、日本を代表するコンサルティング会社の一つですが、実際の売り上げ構成を分析すると、コンサルティング事業の売り上げは1割、残り9割はITシステムが占めています。

異業種転職に成功する求職者の数が大幅上昇!成功しやすい業種は?

このようにITとコンサルティング業界は切っても切り離せない関係にあり、好景気と人材の流動化が進む昨今、むしろ異業種転職の活発化は必然と言えるでしょう。

これらのデータからわかるのは、異業種転職は確かにしやすくなっているが、やはり全く関係のない業種へ転職を目指すのではなく、これまでの経験がある程度活きる業界への転職を目指したほうが、成功しやすいということです。

長く同じ仕事をしていると、現在のこの仕事をずっと続けていくのか、迷う気持ちが出てきても全く不思議はありません。その際、同業種への転職ではなく、異業種への転職を考えるのも選択肢の一つです。

ただ現在の経験をすべて否定する必要はありません。異業種転職を目指す際は、目指す先の業種で、これまでの経験を最大限活かし、活躍することを考えてみてはいかがでしょう。

異業種転職を目指したいが、自分のこれまでの経験やスキルが他業種で通用するかどうかわからないという方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみるのも選択肢の一つです。

転職に成功する人が増えているとはいえ、異業種転職は同業種間の転職と比較すると、それでもハードルは低くありません。使えるツールをしっかり駆使し、異業種転職を実現しましょう。

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