40代女性が転職を成功させる方法

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40代女性が転職を成功させるための3ステップ

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40代女性が転職を成功させるための3ステップ

40代女性が転職を成功させるために知っておきたいポイントとは?転職を考えたときに取り組みたい3つのステップを解説

40代女性が転職を成功させるための3ステップ

40代は女性がキャリアに今一度向き合うタイミング

女性の40代は、仕事やプライベートを問わず、豊富な人生経験を持つ年代です。
社会人であれば実績を積み重ね、一定のキャリアを築いている方も多く、また、得意分野や好きなことなど、自分自身の適正をはっきりと把握できるようになる時期とも言えるでしょう。

「働き方改革」や「人生100年時代」という言葉がさかんにクローズアップされている現在、40代になったのを機に、ご自身の働き方や老後について、今一度、向き合う必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。

40代女性の転職は厳しい?

厚生労働省が毎年発表している「働く女性の実情」(※)調査によると、40代女性は7割以上がなんらかのかたちで仕事をしています。とくに既婚女性の就労率は、10年前と比較すると大幅に上昇しており、女性の全年齢の中でもトップクラス。
その一方で、同調査では働く女性の半数以上(55.5%)が非正規雇用である実態も明らかになっています。
この結果を見る限り、結婚や出産を機に離職した40代の女性の多くが、正社員としての復職をあきらめ、パート・アルバイト等に従事していると言えるでしょう。

40代女性が転職を成功させるための3ステップ

このような、40代の女性の労働の現状を見ると、40代での転職や再就職(とくに正社員を目指す場合)を目指すのであれば、ある程度の粘り強さが求められることがわかります。

ただし、日本経済全体に人手不足感が強まっている今は、働く女性のキャリアチェンジにとっても好機です。
求人企業側も、新卒や若年者のみを募集するのではなく、中高年の中途採用や、アルバイトからの社員化などを積極的に推進しており、経験を積んだ40代の採用や、主婦の再就職に前向きな企業も少なくありません

そこで今回は、「40代女性の転職」にスポットを当て、転職を成功につなげるための3つのステップを解説。
「転職によって年収をアップしたい」「もう一度、正社員として仕事をしたい」など、ご自身の働き方について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!

40代女性の転職を成功させる STEP1自分の適正・得意分野を見きわめる

就活で最初に「自己分析」を行うのと同じように、転職においても重要なのが自分自身の適正を見極めることです。

40代の強みの1つは、これまでの経験から、他の年代よりも自分の得意・不得意分野をはっきり認識している点。得意分野や適正のある分野であれば、若年層よりも高いパフォーマンスを発揮できるケースも少なくありません。

現在、正社員として仕事をしている方であれば、毎日の業務の中で高い成果を出せている仕事や、社内外から信頼され任されている分野の仕事などをピックアップし、それらを活かせる同業界・同業種での転職を検討すると良いでしょう。
(例、「プロジェクトのマネジメント経験がある」「営業成績で1位をとったことがある」「英語が得意で翻訳・通訳を任されていた」等)
一般的に、転職では同じ業界や職種を志望するほうが、内定率が高くなる他、また年収アップもしやすくなります

40代女性が転職を成功させるための3ステップ

一方で異業種や未経験の仕事にチャレンジする場合や、専業主婦等でブランクが長い場合は、現在の業務や日常的に行っている活動等を参考に「好きなこと」や「得意なこと」を考えてみるのがおすすめです。
たとえば、趣味、料理などの家事スキル、子育てや介護の経験、ファッションやインテリアの知識、PTA活動、ボランティアなど、仕事以外のスキルや経験であっても、業界によっては評価され、転職に活かせるケースがあります。
ご自身に「これは人に負けない」という得意な分野がある場合は、その分野に的をしぼった転職をするのも1つの方法です。

40代女性の転職を成功させる STEP2ねらいめの職種・業界をチェック

転職に有利な「売り手市場」の業界・職種を知っておくことも、転職の成功率を高めるうえでは有効です。
あくまでも、ご自身の得意分野かどうかを軸に見ることが大切ですが、高い専門性を求められる職種や需要のある職種は、転職での採用率も高まります。

専門性の高い職種の例

ITエンジニア、企画、マーケティング、経理、データ分析etc.

需要の高い職種の例

介護士、保育士、保険営業、宅地建物取引士、医療事務、コンビニなどの小売業・接客業etc.

上記の職種は、ITエンジニアであれば各種のプログラミング言語やソフトウェアの知識、経理であれば簿記の資格や実務経験、介護士や保育士であれば所定の資格や研修といった具合に、特定の知識・資格などが必要になるケースもあります。
興味や適正のある分野であれば、これらの資格や知識の取得を目指して勉強するのも良いでしょう

ただし、国家資格などの一部の資格をのぞくと、転職では資格よりも実務経験や実際のスキルのほうが重視されるケースも少なくありません
「資格」は必ずしも万能ではないことを意識したうえで、ご自身が志望する業界でのスキルアップを目指すために取得する、という位置づけで考えるのがおすすめです。

40代女性の転職を成功させる STEP3転職支援サービスを活用する

転職活動へ取り組むにあたり、上手く活用したいのが、転職を支援する様々なサービスです。
40代女性の場合は、正社員として働いているケースもあれば、専業主婦になり、働くことに対するブランクが長いケース等、ライフスタイルの個人差が大きくなる傾向があります。それぞれの状況によって、おすすめの転職支援サービスが異なる点には注意しましょう。

正社員転職を目指すなら転職のプロといっしょに取り組もう転職エージェント

転職エージェントは、求職者と企業のあいだを転職のプロが仲介するサービスです。登録時にキャリアアドバイザーが職務経歴や転職理由・希望条件などをヒアリングし、条件にマッチした求人を紹介します。面接が決まった場合は、面接日時の調整や模擬面接などのサポートを受けることも可能。求職者は原則無料でサービスを利用することができます。
転職エージェントの求人は大企業や年収の高い正社員向けの案件が多く、正社員から正社員への転職、とくに今までの経歴を活かした同業界や同業種を目指す場合におすすめです

パソナキャリア

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総合人材サービスのパソナグループが運営する転職エージェント。キャリアアドバイザーのサポート体制に定評がある。グループ内では人材派遣業も手がけることから、女性の転職やオフィス事務案件に強い。

1~2年のブランクは紹介予定派遣でキャリアを埋める人材派遣会社

人材派遣は、派遣会社に登録し、出向先の企業で派遣社員として働く方法です。雇用形態そのものは非正規となりますが、正社員採用を前提とした「紹介予定派遣」も行っているため、正社員を目指す場合のルートの1つとして検討する価値があります
また、大手派遣会社では研修制度も充実しており、経理・英語・データ分析といったキャリアアップにつながるスキルを身につけることが可能。健康保険などの福利厚生制度も利用できます

パソナ

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パソナグループの大手人材派遣会社。全国に拠点を持ち、利用者満足度の高さに定評がある。ビジネス基礎研修や業務自動化ツール・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のエキスパート研修など、基本マナーから専門知識まで幅広い研修を実施。キャリア相談や子育て支援等のサポート体制も充実している。

ブランクが長い場合は正社員登用ありのバイトを狙うアルバイトサイト

離職後のブランクが長い場合や、現在アルバイトやパートとして働いている場合は、正社員登用制度のある企業でアルバイトからスタートする方法もおすすめです。仕事を始める場合のハードルが比較的低いうえ、現在は人手不足を背景に多くの企業がアルバイトの正社員化を進めています。
ただし、登用後の身分が「正社員」なのか「契約社員」なのか、希望するような福利厚生制度(厚生年金や健康保険等)はあるのか、過去に正社員登用の実績があるか等は、しっかりと確認しておきましょう。

バイトルNEXT

バイトルNEXT画像

パートタイマーやフリーター向けの正社員・契約社員案件を集めた求人情報サイト。正社員経験がなくても応募可能な求人や未経験OKの求人を中心に取り扱っている。40代・50代向けの案件も豊富。

40代女性の働き方は人それぞれ。自分なりのキャリアプランで人生の折返し地点を迎えよう

正社員・派遣社員・パートタイマー・専業主婦など、同じ40代女性であっても働き方や個人の状況は様々です。
しかし、「自分に合った仕事がしたい」「将来の不安をとりのぞきたい」という思いは、多くの40代女性に共通したものでしょう。

40代女性が転職を成功させるための3ステップ

転職や再就職をきっかけに働き方を考えることは、これからの人生を自分らしく生きるため、そして、漠然とした将来の不安に備えるうえでも有効です。

40代で転職を検討している女性の方は、今回ご紹介した転職成功のための3ステップも参考に、ご自身に合ったよりよい働き方の実現を目指しましょう!

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