転職先は脱サラして起業

脱サラして起業、筆者の体験談

今の会社に見切りをつけ、転職活動に取り組んでいる人の中には、自分は本当に会社勤めがしたいのか？ということに疑問を感じ、脱サラして起業することを考える方は、実は少なくありません。

かく言う筆者もその一人です。

以前筆者は大企業のサラリーマンをしていましたが、このままサラリーマンとして働き続けることに疑問を感じ、今から約15年前に起業を決意。40代に突入した今では、金銭的な自由だけではなく、サラリーマンでは感じることができない精神的な自由も手にすることができ、あの時、独立して本当に良かったと心から思っています。

ちなみに筆者が起業する際、まずはじめにチェックしたのが独立・開業のバイブルともいえるリクルートの「アントレ」でした。アントレには独立することで、夢を実現した方、収入増を達成した方、自由な時間を手に入れた方の情報が多数掲載されており、独立の際の夢を膨らませたものです。

筆者の場合、フランチャイズを視野に入れつつ、自らのアイディアをもとに、始めた事業が偶然当たったため、フランチャイズ加盟には至りませんでしたが、筆者の周りにはフランチャイズで成功している起業家がたくさんいます。例えばカーブスの日本進出と同時にFC加盟し、大成功した起業家や複数店舗コンビニを運営し、悠々自適の生活を送っている起業家、宅配請負で大成功している起業家も友人です。

今回の転職活動の歩きかたの特集は、筆者の起業家としての経験とフランチャイズで成功している起業家からのおすすめも考慮し、脱サラして起業する際のおすすめ職種を考えてみました。

転職先として脱サラして起業することも視野に入れているか方は、是非チェックしてみてください。

フランチャイズでの起業を視野に入れるべき理由

自分自身が本気でやりたい事業があり、人生をかけてその事業に取り組みたいという方は別として、起業する理由がそれ以外（前職が嫌になった、仕事にやりがいを感じない、人間関係が煩わしい等）の場合は、フランチャイズの利用を検討したほうが良いでしょう。

その理由は、起業の成否を決める商材だけではなく、フランチャイズの上部組織である本部が、フランチャイズオーナーに対して、成功のための様々なサポートを提供してくれるから。

起業の成否を分けるのは商材選びと、周囲のサポートです。その環境が最初からある程度用意されている時点で起業の成功率がアップします。

独自のアイディアでの起業がハイリスク・ハイリターンなら、フランチャイズでの起業はミドルリスク・ミドルリターンと言えるでしょう。

またどんな仕事で起業するにせよ、楽して成功することはないという点に関しては、肝に銘じておきましょう！

サラリーマンだろうと起業家だろうと成功のために努力しているのは同じ

起業から16年、筆者はたくさんの著名な起業家と出会うことができました。また様々なビジネスにチャレンジする中で、大きな企業と取引する機会も増え、上場企業で役員を務めているサラリーマンの友人もいます。

こういった人たちは社会的には成功者と言って良いでしょう。

では成功者に何か共通項はあるのでしょうか？筆者が著名な起業家、成功しているサラリーマンと話していて感じるのは、何かを成し遂げている人は、みな例外なく努力しているということです。

「いやそんなことない。楽して稼いでいるやつがいる！」と思う方もいらっしゃると思いますが、そういう人は早晩必ずダメになります。長く社会で活躍している人は、成功を手にするための努力を必ずしているものです。

努力なくして成功なしということだけは、確信を持って言うことができます。

転職先として脱サラ起業を視野に入れている方も、楽して稼げるかどうかで、仕事を選ぶのではなく、この仕事なら努力できる！頑張れる！と思えるかどうかを大切にしましょう。

そういう仕事を選ぶことができれば、成功のためのハードルをすでに一つクリアしたことになります。

起業は金銭的な自由だけではなく、精神的な自由を手に入れることができる手段です。脱サラ起業を目指すみなさんが良い仕事を見つけられることを願っています！