第二新卒 大手への転職

転職活動の歩きかた

第二新卒 転職 大手

キャンセル

第二新卒から大手への転職

ケース別転職対策

第二新卒から大手への転職

新卒採用より入りやすい?第二新卒で大手企業へ転職するための2つの方法

第二新卒から大手への転職

第二新卒から大手への転職

ここ数年、新卒の就職は売り手市場が続いており、就職率も改善傾向にあります。その一方で、内定の出た会社に就職したものの、「自分のイメージした仕事とは違っていた」「学生時代の就活に後悔がある」「仕事をする中で他にやりたい事が見つかった」等、様々な理由から、第二新卒として、転職活動を行う方も増加しています。
第二新卒は社会人としての研修を終え、基本的なマナーが身に付いているため、企業の多くが採用に積極的です。例えば、新卒採用時には、内定をもらうことができなかった大手へも、第二新卒で応募すれば、採用される可能性が高くなります。
(※実際に「転職活動の歩きかた」の運営者も、第二新卒の仕組みを活用し、大手への転職を成功させています。)

第二新卒から大手への転職・画像

そこで本特集では、第二新卒の転職の仕組みや、第二新卒から大手への転職を目指す際に役立つ情報をはじめ、第二新卒で転職を希望する方におすすめの転職支援サービスについてもご紹介します
第二新卒から大手への転職を検討している方はもちろん、もう一度自分が働く場所をしっかり考えたいという方も、是非本特集をチェックしてみてください。

第二新卒とは

転職市場における第二新卒とは、「学校卒業後、1~3年程度の求職者」「学校卒業後、就職をした後に離職し、転職活動を行う若手求職者」を指します。

以下の表に、「新卒」「既卒」「第二新卒」「中途採用」の違いをまとめましたので、チェックしておきましょう。

新卒・既卒・第二新卒・中途採用 比較

新卒 既卒
対象 学校卒業後、すぐに就職 学校卒業後、就職していない期間がある(学校卒業後、一度も就職をしていない空白の期間がある。)
年齢 22歳前後(最終学歴により異なる) 25歳くらいまで(学校卒業後3年くらいまで)
社会人経験
実務経験
即戦力
アピールポイント、求められるスキルなど
  • 会社の社風に合わせて育成できる
  • ポテンシャル
  • 会社の社風に合わせて育成できる
  • ポテンシャル
第二新卒 中途採用
対象 学校を卒業して、いったん就職したが、3年未満のうちに転職する人 学校を卒業後、就職して3年以上の社会人経験がある人
年齢 25歳くらいまで 25歳以上(大卒採用で3年以上の職歴がある場合)
社会人経験
実務経験
即戦力
アピールポイント、求められるスキルなど
  • 社会人経験がある(基本的なビジネスマナーが備わっている)
  • ポテンシャル
  • 柔軟性がある
  • 社会人経験、実務経験がある
  • 即戦力になれる

それでは次に、第二新卒が転職する主な理由を見ていきましょう。

第二新卒が転職する主な理由

  • キャリアアップのため
  • 他にやりたい仕事を見つけた
  • 仕事に変化がなく、面白いと感じられない→より、やりがいや面白さを感じる仕事に就きたい
  • 新卒採用時は駄目だったが、どうしても行きたい会社があり、再度チャレンジしたい
  • 労働環境、給料に対して不満がある
  • 人間関係の悩み
  • 「なんとなく」等の漠然とした理由で入社してしまい、合わなかった
  • ブラック企業に入社してしまった、転職することを前提にブラック企業に入社した

第二新卒の転職、2つの方法

第二新卒が転職するための方法は主に二つ。一つは、新卒採用枠に応募する方法。もう一つは、転職サイトや転職エージェント等を活用し、中途採用の第二新卒枠で応募する方法です
下記は、方法別に応募する際のアピールポイントをまとめたものです。

新卒採用枠で応募

新卒採用枠での応募は、学生と比較すると、社会人経験がある分、様々な利点があります。

第二新卒が新卒採用枠で応募する利点

  • 仕事に対する目的意識がはっきりしている
  • 社会人としての経験値がある
  • 自己分析(自己研究)が進んでいる

また、社会を経験した第二新卒と社会を経験していない新卒とでは、エントリーシートの質や面接での受け答えに大きな差が付くケースも少なくありません
これらの点からも、第二新卒は新卒学生と比較して、有利な立場にあると言えるでしょう。

中途採用の第二新卒枠で応募

中途採用の第二新卒枠で応募する際、第二新卒には、「社会人経験がある→社会人としての基本的なビジネスマナーが身に付いている」「仕事に対する目的意識がはっきりしている」等の強みがあります。
そして第二新卒を採用することは、企業側にとっても、下記のメリットが考えられます。

第二新卒を採用する企業側のメリット

  • コストの削減(企業が新卒者を採用する際は、会社説明会や新入社員研修など多くのコストがかかるため)
  • スキル・知識は浅いものの、基本的なビジネスマナーが身に付いており、社会人としての常識があるため、新卒者よりも即戦力になりやすい

ちなみに、中途採用の第二新卒枠で求人を探す場合は、「第二新卒可」の求人だけでなく、「未経験可」の求人もチェックすると良いでしょう。第二新卒ということで、年齢も比較的若いので、「未経験可」の求人でも採用される可能性が高くなります。

編集部おすすめ 転職サイト・転職エージェント

リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクルートが運営する国内最大級の求人サイト。経歴やスキルを登録しておくと、企業側から連絡が来るスカウト機能が充実している。第二新卒歓迎の求人も多数掲載。転職を検討する際は、まずチェックしておきたい転職サイト。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートが運営する転職実績No.1の転職エージェント。求人数も多く、ほぼ全ての業界・職種をカバーする。業種ごとに専門のキャリアコンサルタントが付き、転職をサポートしてくれるほか、第二新卒向けのイベントも開催。転職する際は押さえておきたい転職エージェント。

doda(デューダ)

doda画像

パーソルキャリアが運営する転職エージェント。キャリアコンサルタントが求人紹介を行う「転職支援サービス」に加え、「求人検索(求人サイト)」のサービスも提供している。第二新卒向けの求人も多数掲載しているので要チェック。

ハタラクティブ

ハタラクティブ画像

レバレジーズが運営する若年層に特化した就職・転職支援サービス。第二新卒はもちろん、既卒・フリータの就職を支援しており、多くの利用者がハタラクティブ経由で正社員への就職・転職に成功している。ハタラクティブが取り扱う求人数は常時1,000件以上、なかにはハタラクティブ限定の非公開求人もある。提供するすべてのサービスが無料で、経験豊富なコンサルタントが長所の洗い出しから適性診断までサポートしてくれるので、興味がある人は上手く活用すると良いだろう。

第二新卒から大手への転職を成功させるポイント

冒頭で、第二新卒から大手への転職が可能と書きましたが、そのために必要なものは何でしょうか?
第二新卒から大手への転職を成功させるためのポイントは、学生にはないものを最大限に活用すること
つまり、「社会人経験を通して成長した自分を伝える」という点にあります。

第二新卒は、社会に出た経験を通して、「自分に何ができるのか」「自分は何がしたいのか」「どんな働き方があるのか」等、様々な出来事を学んでいます。
そして、社会に出て働く中で、新卒採用時よりも、下記の点で間違いなく大きく成長しているはずです。

第二新卒が新卒採用時よりも成長している点

  • 自己分析(自分の強みや弱みが認識できる)
  • 自身のキャリアビジョン(自分自身が今後何をしたいのかがはっきりしている)
  • 業界研究・企業研究(仕事を通じて社会の仕組みを理解している)

社会人経験を通して、自分が何を学び、いかに成長できたのかを採用試験(書類・面接)でしっかり伝える事ができれば、第二新卒から希望する大手へ転職できる可能性もグッと高くなるでしょう

第二新卒から大手への転職を成功させるポイント・画像

また自身のキャリアのブラッシュアップや求人を効率良く探すためにも、第二新卒に強い求人サイトや転職エージェントを上手く活用すると、さらに効率良く転職活動ができるはずです。

第二新卒から大手への転職~まとめ~

「第二新卒から大手への転職」特集はいかがでしたでしょうか?
「社会人としての基本的なマナーが身に付いている」「仕事に対する目的意識がはっきりしている」等、様々な理由から、近年、大手企業も第二新卒の採用に積極的です
上述したように、第二新卒から大手への転職を成功させるためのポイントは「社会人経験を通して成長した自分」を、応募書類や面接でしっかり伝えること。この原理原則を忘れず、転職活動に取り組みましょう。
本特集を参考に、これまでの社会人経験を振り返り、今後の転職活動に役立ててもらえれば嬉しいです。

本サイトにはプロモーションが含まれます。