障害者向けの転職エージェントを比較！おすすすめの会社はどこ？

dodaチャレンジは、大手転職エージェント「doda」の運営元であるパーソルキャリアのグループ企業「パーソルチャレンジ」が運営する、障害者雇用専門の転職エージェント。

身体障害・精神障害・知的障害といった障害の状況に合わせて、専任のキャリアアドバイザーを設置している。

転職支援の内容は、本人の希望やスキル・経験・障害の内容などに応じた求人の紹介。

また、応募書類の添削や面接日程の調整といった転職サポートに加え、「今後どのようなキャリアを歩みたいか」といったキャリア全般に関する相談にも応じている。

運営母体である大手転職エージェント「doda」のコネクションを活かし、ヤフー、花王、ホンダ、リクルート等の障害者雇用に積極的な企業への転職成功実績を豊富に持つ。

運営元のパーソルチャレンジは、2002年の事業以来、障害者の採用・職域開発・労務管理・定着支援を専門に手がける特例子会社。社員の65％が障害者手帳を保持しつつ働いており、障害者の転職に関する豊富な経験・ノウハウを蓄積している。

サービスを利用する際は、東京（田町）・大阪・名古屋にあるカウンセリング拠点か、電話・チャット・テレビ電話でキャリアカウンセリングを受けるのがおすすめ。キャリアに関する相談はもちろんのこと、すべての転職支援サービスを無料で受けることができる。

障害者の転職に関するサポート体制・実績は間違いなくトップクラス。転職を検討している障害者であれば、まず登録しておくべき障害者向け転職エージェントだろう。

ランスタッドは、世界39ヶ国に展開し、正社員転職・派遣・単発アルバイトなどのさまざまな仕事を仲介する総合人材サービス企業。障害者の転職では「チャレンジド転職支援サービス」というサービス名で、身体障害者（通院中含む）・精神障害者・知的障害者を対象とした転職支援サービスを提供している。

転職支援の内容は、今までの経歴や希望条件・障害内容に合った求人の紹介、応募書類の確認や添削、面接の事前トレーニングなど。また、内定後、職場に定着できるまでのアフターフォローにも取り組んでいる。

特に精神障害の場合は、ランスタッドの精神保健福祉士が、精神保健福祉士法に基づく専門的な就労支援サービスを提供。対応エリアは首都圏に限定されるものの、うつなど近年増加傾向にある精神障害を抱えながら、社会復帰を目指す方にとって、高い専門性を持つランスタッドには大きな魅力がある。

サービスを利用する際は、WEBサイトでの仮登録後、全国120ヶ所にあるランスタッドのオフィスで専任コンサルタントとの登録面談を実施。転職支援に関するすべてのサービスを無料で利用できる。

ランスタッドは1960年にオランダで創業し、日本では1999年に事業を開始した人材サービスの老舗であり、障害者の転職支援においてもグローバル基準でのサービスを期待できる点も。登録先候補の一つとして、ぜひ加えておきたい障害者向け転職エージェントだろう。

アットジーピーは、ゼネラルパートナーズが運営する障害者の転職に特化した転職支援サービス。専任のキャリアアドバイザーが二人三脚で転職を支援する「atGPエージェント」のほかに、自分で求人を検索し応募する転職サイトや、新卒向けの就活エージェント、企業のオファーを受けるスカウトサービス、新たなスキルを習得するためのジョブトレーニングなど、障害者の仕事に関する多様なサービスを提供している。

このうち、障害者向け転職エージェントであるatGPエージェントは、障害者雇用のパイオニアとして15年以上の転職サポート実績を持ち、様々な障害の特性や配慮事項などに関するノウハウを蓄積。企業担当や就労移行支援事業所とも連携することで、業界ナンバーワンの実績を誇っている。

転職サポートの内容は、求人の紹介、提出書類のチェックや面接対策、内定後の年収・待遇交渉など。

サービスを利用する際は、WEBサイト上の登録フォームから登録後、専任のキャリアアドバイザーと1対1での面談で障害の特性や希望条件などのヒアリングを行う（遠方の場合は電話カウンセリング）。

アットジーピーは、障害者の転職支援に特化した転職エージェントとして豊富な実績を有しており、取り扱う求人数はトップクラス。また、WEBサイト内の情報コンテンツ「atGPしごとLABO」では障害者の転職が詳しく解説されており一読の価値がある。

転職支援はもちろん、障害者の転職に役立つ情報を収集する上でも、欠かすことのできない障害者向け転職エージェントだろう。

LHH転職エージェントは60を超える国と地域に展開する人材サービス企業・アデコが運営する転職エージェント。障害者向けの転職支援サービスとしてSocial Partners（ソーシャル・パートナーズ）を展開している。

転職支援の内容は、障害者の転職を専門に手がけるコンサルタントが提供する、キャリア相談や求人紹介、選考に関するアドバイス、企業とのやりとりなど。また、取り扱う求人は、障害者の特性に合わせて柔軟な働き方ができる企業に限定するなど、それぞれの障害に最大限配慮した転職支援を行っている。

利用料は、他の障害者向け転職エージェントと同様、すべて無料で利用することが可能。

サービスを利用する際は、WEBサイト上の専用フォームから登録後、コンサルタントによる面談の際、希望条件や障害の状況などを伝え、求人の紹介を受ける。

運営元のアデコグループでは、障害者雇用促進を目的とした特例子会社・アデコビジネスサポートを持っており、自社内でも多くの障害者が活躍している。

対面式の面談が可能なオフィスが、東京エリアに限定される点は残念だが、来社が難しい場合は個別対応も相談できる。

障害者に限らず、転職では複数の転職エージェントを活用することが定石となっているため、転職の早期成功に近づくためにも、登録先候補の一つとして加えておきたい障害者向け転職エージェントだろう。

障害の種類や性格などを考慮した最適なサポートを提供

LITALICOワークスは、教育や障害福祉のサービスを数多く取り扱う「株式会社LITALICO」が運営する障害者雇用専門の転職エージェント。支援プログラムは各分野のエキスパートが監修。障害の種類や個人の性格、ライフスタイルなどを考慮し、一人ひとりに最適なサポートを提供している。スタッフの採用率はわずか1％と、相談者と真摯に向き合うことができる人材のみを採用している点もチェックしておきたい。

200以上のオリジナルプログラムを提供

LITALOCOワークスは、日常生活での困りごとの解決方法や強みの見つけ方、ビジネスマナーの習得方法など、就職活動に役立つ200以上のオリジナルプログラムの中から、相談者に最適なプログラムを提供している。過去に支援した相談者のサポートデータの中から相談者に類似したケースを探し出し、より良いサポートの提供に努めている点も要チェック。LITALOCOワークスの転職支援サービスを利用して就職に成功した人は11,000名以上（※就労継続支援A型を除く）。また、就職先で長く働くために必要なサポートも実施しているため、就職後6ヶ月以上の定着率も91.3％（2021年度実績）と好成績を挙げている。

全国の企業へのインターンが可能

LITALOCOワークスは全国の企業と提携し、企業インターンを実施。実際に働いたうえで自分に合った仕事や職場を見つけることができる。また、障害者雇用に理解がある企業の求人やLITALOCOワークスだけが紹介できる求人も紹介可能。優れた支援方法や取り組みを各拠点で共有しているため、全ての拠点で同じ品質のサポートを受けることができる点も高い評価を獲得している理由の1つ。

マイナビパートナーズ紹介は、人材サービス大手・マイナビグループの特例子会社「マイナビパートナーズ」が運営する障害者の転職支援に特化した転職エージェント。

特例子会社として自らも障害者採用を行なってきた実績を活かし、障害に詳しいカウンセラーが求職者の障害の種類や適性をヒアリング。それぞれの障害の種類に合った職種を紹介してくれる。

マイナビグループのネットワークを活用し、全国の幅広い業界・職種の企業求人を取り扱うほか、紹介する企業に独自の基準（働く人の定着、障害者が孤立しない、障害者と一緒に働く理念を持つ）を設け、障害者が安心して働ける企業のみを紹介している点も評価できる。

登録時の面談（カウンセリング）はWebまたは電話で対応。東京（新宿・神保町）・大阪・名古屋にあるマイナビパートナーズのオフィスでの対面カウンセリングも利用可能。

登録後は、求人の紹介、応募書類の添削、面接対策などのサポートを提供する。また、入社後のフォローアップも実施。求職者が入社企業にスムーズに慣れるための相談や、企業との橋渡しを引き受けている点も心強い。

障害者採用に積極的な、長く働ける企業を探している場合、登録を検討したい障害者向け転職エージェントだろう。

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