営業が向いていない人、辞めたい人におすすめの転職先と転職のポイント

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営業が向いていない・辞めたいと思ったら。おすすめの転職先と成功のポイント

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営業が向いていない・辞めたいと思ったら

営業が向いていない人、辞めたい人におすすめの転職先と転職のポイント

営業が向いていない・辞めたいと思ったら。おすすめの転職先と成功のポイント

はじめに

営業職は、新規顧客の開拓やクライアントとの商談など、成果が数字として直接表れることから、大きなやりがいを感じることができる職種のひとつです。

その一方で、数字のノルマや、思うように結果が出ない場合のプレッシャーと向き合う必要があり、自分には向いていないのではないか?と悩む人も少なくありません

そこで今回は、営業が向いていない、辞めたいと考えている人のために、タイプ別のおすすめ転職先や転職を成功させるためのポイントをご紹介します。

もしかするとあなたが辞めたい理由は、営業が向いていない訳ではなく、現在の職場に問題があるだけかもしれません。実際に転職活動をスタートする前に、是非本特集をチェックしてみてください。

営業が向いていない人の特徴とは?キャリアチェンジは人生を変える選択

今の仕事を辞めたい、別の仕事に適性があるのでは?など、どんな職種であっても転職を考えることがあるものです。

営業職ももちろん例外ではありません。むしろ営業は自分の仕事の結果が数字としてダイレクトに表れるため、結果が出ないと「自分には向いていない」「これ以上数字を追うのは無理」という気持ちになる傾向があり、辞めたいと思う方も多いでしょう。

営業職を辞めたいと考える理由は人それぞれ。「初めての人と話すのが苦手」「時間が不規則で拘束時間が長い」「ノルマが厳しい」といった理由から転職を考える方もいるでしょう。

性格的な面で向いていないと限界を感じているのなら、より自分が活躍できる職種や転職先を探すのも選択肢の1つ。成績が思うように上がらないから辞めたい、なんとなく合わない、もう少し時間に余裕が欲しいというような理由なら、現在の働き方や仕事に対する考え方を見直すことで、改善できるかもしれません。

営業が向いていない人の特徴とは?キャリアチェンジは人生を変える選択・画像

いずれにせよ、自分にどうしても合っていないと思うのであれば、思い切って業種や職種を変える「キャリアチェンジ」を視野にいれるのは決して悪いことではありません。ここで良い選択ができれば、今後の人生を大きく変えることもできるでしょう。

そのためにも、なぜ営業から転職したいのか、自分の得意なものを生かせる職種は何か、転職を通じてどんなことを実現したいのかなど、現状を正確に把握する事が大切です。

転職することを決めた場合は、現在の仕事を通じて手にしたスキルを活かしつつ、新しいチャレンジができる職場を探しましょう!

営業を辞めたいと思ったら。実際に辞める前にまずは転職理由を明確にしよう

営業職を辞めたい、転職したいと思っている方は、感情のまま転職するのではなく、一度冷静になり、転職理由を見つめ直していることが大切です。なぜならその転職理由が「営業」という仕事自体にあるのではなく、現在の職場にあるケースもあるからです。

たとえば人と接するのが苦手で取引先や顧客相手との商談にストレスを感じる、初対面の人とどうしてもうまく話せないなど、営業職の根幹を担うスキルに問題がある場合は、営業という仕事自体が向いていない可能性があるため、別業種への転職を考えることをおすすめします。

その一方、毎月のノルマが厳し過ぎる、毎日残業があり、拘束時間が長すぎる、飛び込み営業や再訪問が苦手、契約に繋がらない仕事や一切評価されない、などが理由になっている場合は、自分が営業に向いていないという事ではなく、現在の職場環境や営業スタイルが自分に合っていない可能性があります

営業が向いていない人の特徴とは?キャリアチェンジは人生を変える選択・画像

この場合は、現在の職場環境の改善に取り組むのも選択肢の一つ。転職する場合も、自分が問題に思っている部分が解消する営業の仕事を目指すと良いでしょう。

このように、問題がどこにあるのかをしっかり確認し、転職理由が明確になれば、より自分に合った転職先を探しやすくなります。

ケース別で考えるおすすめの転職先

自分が転職したい理由が明確になった方は、それぞれのケースに合った転職活動に取り組みましょう。現在の職場の改善で問題を解消できる可能性がある場合は、まずは現職でベストを尽くすことをおすすめします。転職活動に取り組むのはその後でも決して遅くはありません。

本チャプターでは、営業からの転職を成功させるため、ケース別におすすめの転職エージェントを厳選しました。現在の職場では問題を解消するのが難しいと考えている営業職の方は、是非チェックしてみてください。

ケース1営業が嫌いな訳ではなく、現在の会社の業務や体制に問題があり、改善が見込めない場合

同じ営業職でも、企業によって営業のスタイルは大きく異なります。扱っている商材やサービスも違えば、ノルマに対する考え方も異なります。最近では、数値目標を営業に課さないケースも少なくありません。営業という仕事自体が嫌いなのではなく、現職の社風や体制が自分に合わない、また今後の改善が全く見込めないと感じているのであれば、それらの問題を解消できる企業を探し、営業職としてキャリアアップを目指す方法をおすすめします。

営業の転職に強いおすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートキャリアが運営する業界最大手の転職エージェント。他の転職エージェントと比較しても、圧倒的な求人数を誇っており、業種問わず営業職の求人が充実。公開求人はもちろん、非公開求人も多数取り扱う。営業職に精通したキャリアアドバイザーが、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、無料でフルサポートしてくれる。 またリクルートエージェントが独自分析した業界分析や企業情報を「エージェントレポート」という形で求職者に提供。転職先の社風や内情を知る上でも役に立つ。これらの情報を活用することで、営業スタイルや会社の方針など、自分の希望に合致する職場かどうかを判断できる点も嬉しい

ケース2コミュニケ―ションや情報収集は得意だが、交渉が苦手

人とのコミュニ―ケーションや企業情報の収集は得意だが、営業として交渉するのはどうしても苦手という方も多いはず。そういう方は、営業職として培ったコミュニケーション力や情報収集力を活かすべきです。

コミュニケーション力や情報収集力が求められる業種・職種として代表的なものが人材業界・企画・マーケティング関連職種です。これらの業種・職種への転職を目指すと良いでしょう。

人材業界や企画・マーケティング関連職種に強い転職エージェント

パソナキャリア

パソナキャリア画像

人材派遣業を中心に、様々な人材サービス事業を手掛ける株式会社パソナが運営する転職エージェント。パソナが人材派遣業を通じて培った企業との繋がりやノウハウが最大の強み。業種・職種に特化した専門のキャリアアドバイザーが、求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、退職準備など、転職に関する全ての作業を無料でフルサポートしてくれる。
幅広い業種・職種の求人を取り扱っており、人材業界の求人はもちろん、企画・マーケティング関連職種の求人も充実。異業種への転職支援にも定評があり、スキルや経験だけでなく、社風や志向性も視野に入れて転職先を提案してくれる。初めての転職や、異業種や未経験の職種への転職を目指すのであれば、利用を検討すべき転職エージェントの1つ。

ケース3裏方として会社を支える仕事にやりがいを感じる

営業としてバリバリ表に立ち数字をあげることよりも、どちらかといえば周囲をサポートすることにやりがいを感じるという方には、事務職がおすすめです。これまでの営業経験が活きる事務の仕事として、営業事務があります。営業経験があるからこそ、現場で頑張る営業がサポートして欲しいことがわかるはず。また、数字に強い方や、簿記2級等の資格を保有している方は、経理職への転職も選択肢の一つでしょう。

事務・営業事務職の転職に強い無期雇用派遣会社

マイナビキャリレーション(マイナビ)

マイナビキャリレーション(マイナビ)画像

マイナビグループが運営する無期雇用派遣会社。派遣会社の社員として入社し、取引先企業で働く、新しい労働形態「無期雇用派遣」の求人を専門に取り扱う。一般派遣とは異なり、3年という雇用期間の制限がなく、派遣先の見直しも原則ないため、安定した雇用を期待できる。
またマイナビキャリレーションは、未経験から事務職を目指す方のために、パソコンやビジネスマナーなどの研修やフォロー体制を整備。福利厚生も充実している。無料登録することで、専任のキャリアアドバイザーから自分の希望に合った派遣先を紹介してもらえるのもポイントの1つ。現在保有しているスキルを活かしつつ、事務職への転職を目指すのであれば、登録しておくべきサービスと言えるだろう。

営業からの転職を成功させるポイント

営業職は、取り扱っている商材やサービスを分析する力、マーケティング力、相手(取引先)が望んでいることを汲み取る力、コミュニケーション力、交渉力、資料の作成や電話対応など、さまざまな力が求められます。営業職として頑張ってきたことで、これらの能力が必ず磨かれているはずです。営業としてキャリアアップを目指すにせよ、異業種転職を目指すにせよ、営業として培ったスキルを活用しない手はありません。自分が得意とするスキル、身に付いたスキルを自分自身のアピールポイントとして転職に役立てましょう!

営業が向いていない人の特徴とは?キャリアチェンジは人生を変える選択・画像

資料の作成や電話対応などが得意なら

営業担当のサポート役として活躍できる営業事務は、営業経験があると有利です。見積書や請求書の作成、電話対応、資料作成など、営業経験を活かし、きめ細かいサポートができることをアピールポイントにしましょう。

分析力やマーケティング力に自信があるなら

商材やサービスを売るために情報収集、調査、分析を活かすなら、マーケティング職を視野に入れましょう。マーケティング職は、販売促進に繋がる仕組みを作り、営業がよりよい成績を上げるためにサポートを目指す職種ということもあり、営業経験で培ったスキルが必ず役に立ちます。

コミュニケーション力や交渉力を活かすなら

コミュニケーション力・交渉力を活かすなら、高い対人スキルが求められる人事職がおすすめです。営業で培ったコミュニケーション力や交渉力は、相手に正しい情報を伝える力や調整する力に通じています。企業の採用担当者は人前に出ることも多いため、人を引き込む話術や高い交渉力が求められます。営業という仕事を通じて、これらのスキルが身に付いていることをアピールすると、高い評価を得やすいでしょう。

営業が向いていないと転職を考えている場合でも、今まで営業として培ってきたスキルは、今後どんな仕事に就くにせよ必ず役立ちます。異業種転職を目指す場合も、営業での経験を自分の強みとして、どんどん売り込んでいきましょう。自身のこれまでの経験に自信を持ち、前向きに転職活動に取り組んでいけば、道は必ず開けます。

まとめ

今回の特集は、営業が向いていない、辞めたいと思っている方へ、おすすめの転職先や成功のポイントをご紹介しました。

営業からの転職は、これまでに培ったスキルを活かすことができれば、決して難しいことではありません。これまでに培ったスキルは、他業界、他職種上の転職を目指す場合でも、必ず役に立ちます。

どういう道を選ぶにせよ、転職するのであれば、自己分析をしっかり行い、長く働ける職場への転職を目指すことが何より大切です。

転職を検討している方は、本特集の内容も参考に、営業からの転職を成功させましょう

著者
飯田 友美

著者 飯田 友美

フリーランスライター。さまざまなジャンルのプロへの取材&執筆(たまに撮影)をメインに、教育系、生活情報系等のWebサイトで記事執筆を行う。趣味はライブに行くこと、お芝居を観ること。2児の母。

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