自粛期間中、スキルアップに取り組む転職希望者は5割以上。その具体例とは?

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自粛期間中にスキルアップに取り組む転職希望者は5割以上

スキルアップの具体例と目的は?

総合転職エージェントの「ワークポート」が、全国の転職希望者937人を対象に、新型コロナウイルスによる転職活動への影響に関するアンケート調査を行い、その結果を公表しています。

アンケートの実施期間は2020年4月21日から28日まで。対象は20代から40代の男女で、ワークポートの利用者となっているので、転職意欲の高いユーザーのデータと言って良いでしょう。

この結果の中で目に付くのは、外出自粛中に転職活動の準備として取り組みたい事があるかという質問に対して7割が「ある」と回答し、「スキルアップのための学び直し」や「資格取得」などに取り組みたいとしている点です。

外出自粛中に自宅で何をしているか?という質問にも50.9%が学び直しと回答しており、実際にスキルアップに取り組んでいることがわかります。

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外出ができない状況でのスキルアップの方法に関しては、女性向けのパラレルキャリア支援サービス「Paranavi(パラナビ)」を運営するトレンダーズが、働く女性500名を対象に実施した「新型コロナウイルス感染拡大に伴う働き方の変化」に関する意識調査の結果が参考になります。
アンケートは女性を対象にしていますが、年代や子どもの有無などを考慮し、均等に調査を行っていることから、男性にも同様の傾向が見られるはずです。

以下にGW中に自宅で行ったスキルアップの方法トップ3をまとめました。

自宅で行ったスキルアップの具体例トップ3

  • 関連する分野の読書 30%
  • 資格取得のための勉強 28%
  • オンライン動画視聴 22%

1位の「関連する分野の読書」は、2位の資格取得とは異なり、目に見える形で成果がでるスキルアップの手段ではありませんが、全ての職種・業種で必要な、社会人としての基礎知識を高めることが可能。転職支援サービス大手「パーソルキャリア」が実施した調査では、年収1,000万円超のビジネスパーソンは、平均年収層と比較すると、明らかに読書量が多い事がわかっています。ビジネス関連の書籍に至っては、平均年収層の実に3倍以上という結果も。読書が年収を上げてくれる訳ではありませんが、年収が高い層に読書習慣があるのは間違いありません。

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2位は僅差で「資格取得のための勉強」でした。履歴書に書ける資格の勉強に取り組むことで、キャリアを磨きたいと考えている方が多いことがわかります。最近は特定の資格取得が給与アップや昇進の条件になっている会社も少なくありません。資格取得は定量的にその人を評価することができる指標であり、転職においても間違いなくプラスに評価されます。
未経験の職種や異業種への転職を目指す場合は、資格が他の候補者との差別化を図る武器になります。また、転職でのキャリアアップを目指している場合は、専門とする職種や業種に合わせ、高い評価が得られる資格に絞り、取得を目指すとよいでしょう。TOEICや英検などの語学スキルは、高スコアを取得することで、幅広い業種で加点を得ることができるので、語学関連の資格取得もおすすめです。

3位の「オンライン動画視聴」は技術の移り変わりが激しいIT業界では以前から利用者が多い自己研鑽の方法の一つ。最新技術のキャッチアップを常に行い、業界動向をしっかり把握し、本質を理解している転職希望者は企業からの評価も高く、転職先が決まりやすい傾向があります。英語を勉強するのであれば、オンライン英会話の利用もおすすめです。

Bizmates(ビズメイツ)

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ビジネス英語の習得に特化したオンライン英会話。受講生のレベル別に実践的なオリジナル教材を無料で提供。4つのレッスンタイプから希望のレッスンを選ぶことができ、ビジネス英語初心者からネイティブクラスまで、ビジネスで成果を上げるためのスキルを学ぶことができる。

また、現在転職活動中の人は、空き時間にネットやアプリでニュースをチェックするのがおすすめ。時事問題への感度が高まり、面接対策に役立つはずです。

現在の仕事に不安がある人、異業種転職を検討している人は、プログラミングスクールの受講を検討してみるのも良いでしょう。転職支援つきプログラミングスクールの中には、オンライン受講に対応しているものや、転職できなかった場合、全額返金保証が付帯するものもあり、人気を集めています。

スキルアップへの取り組みとして人気の高い具体例は、どれも継続することで初めて成果が出てくるものです。将来のキャリアアップやキャリアチェンジを実現するため、少しずつでも日々取り組んでみてはいかがでしょうか。その姿勢は結果的に転職しなかったとしても意味があるはずです。
今は転職希望者の実に5割以上がスキルアップに取り組んでいる時代。自己研鑽によって、知識や教養を深め、スキルアップに取り組むことが、転職を成功させるための最初の一歩と言えるでしょう。

著者・監修
早川 聡

著者・監修 早川 聡

転職に関する様々な記事を執筆する専門ライター。他の転職関連メディアで数百名を超える求職者の転職相談に回答した実績あり。自身も2度の転職・起業を経験しており、転職する人間の立場、求職者を採用する立場も熟知している。