転職面接質問・回答集
「他に応募している会社はありますか?」という問いに対する回答例
質問の裏側/面接官のホンネ
転職面接では、他社への応募状況を質問されることも少なくありません。この質問に隠された意図は二つ。応募者の転職本気度と企業選びの基準を測ることと、内定を出した場合に辞退される可能性がどれくらいかを知ることです。
この種の質問では、(本当であっても嘘であっても)「御社しか応募しておりません」といった回答が必ずしも歓迎されるとは限りません。
本気で転職活動をしているのであれば、複数の企業に応募することはごく一般的。1社のみであるという回答は、転職に対する本気度を疑われる危険があります。
応募企業が本当に1社のみである場合は、「在職中のため応募する企業を絞り込んでいます」といった説明を付け加えると良いでしょう。
一方、複数の企業に応募していることを告げる場合は、それらの企業の職種や業務内容が、自分の志望動機・転職理由と矛盾していないことが大切です。特に、応募企業の業界や職種がバラバラであるような場合、「どこでもよいから手当たりしだいに応募している」という印象を与えかねません。自分がどのような基準で応募企業を選んだのか、筋道だって説明できるようにしておきましょう。
そして、回答の最後には「ここで働きたい」という意思を明確に示すことも重要です。他の応募企業にはない、その会社の魅力を挙げ、入社の意欲を示しましょう。
「他に応募している会社はありますか?」に対する回答例
現在は在職中のため、応募する会社を1社に絞りました。他にも企画職に関する募集は多くありましたが、特に海外企業との取引に力を入れておられる御社で、もっとも私の持つ業務経験とスキルを活かすことができると感じました。現職でも外資系企業との交渉などを担当しており、英語でのビジネスコミュニケーションには自信があります。前部署では広告業界を中心にプランニングを担当しておりましたので、こちらの経験でも御社に貢献できると考えています。
「他に応募している会社はありますか?」に対する回答例
他には外資系企業の営業部に応募しております。こちらと同じ企画職ではありませんが、現職で得意としている英語力や、顧客への提案をプランニングする部分において共通項を感じました。ただ、私としては顧客に対して既存の商品を提案する営業職よりも、立案段階から商品・サービスに接し、顧客への提案などを重ね、進行管理を行う企画職の方により魅力を感じており、御社で働きたい、と考えております。
志望理由、転職理由、自己PR等、転職面接で聞かれる事は多岐にわたります。面接を受ける前にこれらの質問項目に対してしっかりと回答を用意する必要があります。ただ、回答を用意しただけでは、その力を本番で発揮する事はできません。大事なのはしっかりとシミュレーションを行い、実際にその力を発揮する事です。ちなみに面接力をアップさせるための方法は大きく3つあります。
1自分でシミュレーション
自分で声に出して面接の質疑・応答を練習する。録音して質疑応答に問題がないかチェックしておくと更に効果的
2友人・家族を相手にシミュレーション
セルフシミュレーションより効果的なのが友人・家族など自分以外の人間に面接官になってもらう方法。決められた質問だけではなく、アドリブを混ぜてもらう事で効果アップ
3人材紹介会社のキャリアコンサルタントとシミュレーション
人材紹介会社のキャリアコンサルタントは面接のプロ。シミュレーションを依頼する事で的確なアドバイスを期待できる。転職活動中の人、これから転職を検討する人は上手く活用したい。
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