ケース別転職対策
資格取得対策に役立つおすすめのサービスや、営業の転職に強いおすすめの転職エージェントを紹介
どんなに良いサービスや商品でも、売れなければ意味はありません。営業は、その商品やサービスを販売するうえで、欠かすことができない最も重要な仕事であり、業界を問わず常に大きな需要があります。
現在営業で働いている人の中には、営業としてさらにレベルアップしたい、キャリアアップしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
営業としてのキャリアアップを実現するために、有効な方法の1つが、資格の取得です。また資格は営業として転職を目指す上でも大いに役に立ちます。
しかし、ひと口に営業と言っても、取り扱う商品・サービスは幅広く、どんな資格を取るべきかわからない人も多いはず。そこで今回は、営業の転職に役立つおすすめの資格を厳選。取得方法や、資格取得対策におすすめのサービスなど、わかりやすく解説します。
また、転職を通じて営業としてのキャリアアップを目指す方の方は、業界別におすすめできる転職エージェントもピックアップしているので、是非チェックしてみてください。
営業として転職を考えている方は、本特集を参考に、転職を成功させましょう。
中小企業診断士とは、中小企業の成長戦略や事業展開など、経営に関わる診断や助言を行う国家資格の総称です。現状を分析し、的確に助言する力を身につけられるため、営業からコンサルティング会社への転職を目指す際、自分自身の基礎能力を証明する資格として、持っておいて損はない資格と言えるでしょう。また、中小企業診断士の一次試験には、「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理(オペレーション・マネジメント)」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の7つの分野があります。
自分が転職を希望する業種、例えばIT企業であれば経営情報システムというように、その業種に近い分野で求められている一次試験に合格しておけば、転職を通じてキャリアアップできる確率がぐっと上がるでしょう。
中小企業診断士の試験は、1年に1度実施され、試験で取得するためには、1次試験と2次試験の両方に合格する必要(※二次試験に関しては、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了するという方法もあり)があります。1年目で1次試験と2次試験の両方に合格する割合はわずか4%※と、非常に難易度が高い試験の1つです。だからこそキャリアアップ転職を目指す上で、一定の効果を発揮します。
TACは、難関資格の合格に強い資格専門スクール。通学講座だけではなく、通信講座も提供しており、中小企業診断士含め、難関資格の合格者を多数輩出している。中小企業診断士向けの対策は、1次試験と2次試験のストレート合格を目指すコースと、1次試験のみに特化したコースを用意。また、通常よりもコースの期間が数か月短い短期集中コースや、過去問が演習できるコースもあり、幅広いニーズに対応している。カリキュラムは、基本講座はもちろん、公開模試を実施し、テキスト、レジュメの配布など充実。中小企業診断士の資格取得を目指す際、チェックしておいて損はない資格専門スクールだろう。
リクルートが運営する、国内最大手の転職エージェント。リクルートエージェントは、数ある転職エージェントの中でもトップクラスの求人数を誇っており、2018年11月現在、約24万件の求人を取り扱う。その中でもIT企業の営業は約8,000件、コンサル会社の営業は約4,000件を占めており、希望を満たす求人を見つけやすいのが嬉しい。またリクルートエージェントは、提出書類の添削や模擬面接、年収交渉といったサポートも無料で提供しているため、効率よく転職活動を進められる。IT企業やコンサル会社への転職を考えている場合、必ずチェックしておきたい転職エージェントだろう。
TOEIC L&Rとは、英語のリスニング(聞く能力)とリーディング(読む能力)の実力を測るテストのこと。日本では、英検と並ぶ知名度を誇り、合格・不合格がないことから、受験すれば必ず何らかの結果を得られる点は、TOEIC L&Rの特徴と言えるでしょう。
外資系企業や商社、一部IT企業、アパレル等、海外企業との取引が多い企業へ転職する場合、会議やメールなどで英語を使う機会が多いため、一定レベル以上の英語力が必要になります。英語ができなければ、日常の業務が難しい場合もあるので、まずはTOEICを受験して、ハイスコアの獲得を目指しましょう。また、企業によっては募集要項にスコアの最低点が記載されているケースもあるため、既に応募したい企業が決まっている場合、TOEICの基準点をチェックしておくのがおすすめです。
転職先が外資系企業や商社ではない場合も、TOEICで高得点を獲得していると、プラスに評価されるケースがほとんどです。TOEIC L&Rは、営業としてキャリアアップ転職を目指すのであれば、挑戦しておいて損はない資格と言えるでしょう。
1962年から続く、老舗の英会話教室。TOEIC L&Rに特化した様々なコースを用意しており、専任のカウンセラーが、受講者のレベルや弱点を明確にしたうえで、最適なプランを案内するため、効率的なスコアアップを期待できる。また、ECC外語学院では「スコアアップ保証制度」を導入しており、6ヵ月間連続で申し込みをした方を対象に、受講修了後のTOEICの点数が修了前と比較して100点以上アップしなかった場合、同じレベルのクラスを3ヵ月間無料で受講可能。確実なスコアアップに自信があるECC外語学院ならではのサービスと言えるだろう。
ロンドンにルーツを持ち、外資系企業への転職に強い日系転職エージェント。JAC Recruitmentは、外資系や日系グローバル企業への転職サポートに特に大きな強みがあり、これまで4,000件以上の取引実績を持つ。また、業種・職種別に特化したキャリアアドバイザーが転職者を徹底サポート。職務経歴書や面接などでチェックされるポイントを把握しているので、安心して転職活動ができるだろう。さらに多くの外資系企業に応募する際、必要になる英文のレジュメや面接の対策も実施しており、英語ネイティブのキャリアアドバイザーにチェックしてもらうことができる。外資系や商社へ転職する場合、まず登録しておきたい転職エージェントの1つ。
保険会社や証券会社等、金融関連の企業に転職する場合、是非取得しておきたいのが、FP2級です。FPとは、ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)の略称で、資産運用や不動産の取得、住宅ローンなど、個人のライフプランに大きな影響を与える資産の設計をサポートする資格のこと。FPは1級から3級まであり、実務に直結する2級以上を取得することで、転職の際、一定の評価を得られるでしょう。保険会社や銀行、証券会社など金融業界では、FPは必須資格に位置づけられています。これらの業界への転職を目指すのであれば、必ず取得しておきましょう。
ちなみにFPの試験は、「日本FP協会」と「金融財政事情研究会」の2つの実施団体があり、それぞれ試験の実技科目が異なります。転職先の業務内容や、規定された実技試験に対応したFP検定を受験しましょう。
資格取得のための通信講座を受講できるサービス。資格の大原では、日本FP協会が実施するFP検定の3級~2級に対応した講座を用意している。初めてFPの試験を受験する方向けの講座が多いことに加え、FPからステップアップしたAFP、CFP向けの講座もあるので、FPに合格した後も長期的に利用できるのが嬉しい。また、資格の大原では録画済の講座を自宅で視聴する勉強方法が一般的だが、教室に通学して、実際に授業を受けることも可能。自分に合った勉強方法を選べるのも、資格の大原の強みだろう。FP2級を取得したい方であれば、有力な選択肢になる通信講座サービス。
転職支援を中心に、様々な人材サービスを手掛ける、パーソルキャリアが運営する転職エージェント。自身で応募する企業を探す転職サイトと、キャリアアドバイザーに転職先を紹介してもらえる転職エージェントの2つのサービスをワンブランドで提供しており、自身に合った方法で転職活動を進めることができる。またdodaでは、SMBC信託銀行やAIG損害保険株式会社といった大手金融企業から、優良中小企業まで幅広くカバー。dodaが所持する約20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人のなかから、希望に合ったものを見つけることができる。保険会社や証券会社への転職を考えている方にとって、利用する価値がある転職エージェントだろう。
営業の転職におすすめの資格をご紹介した本特集はいかがでしたでしょうか?
資格取得は、合格実績が評価されるだけではなく、取得するために努力した姿勢も評価を得られるケースがあります。また、資格を取得することで、自身の専門分野を証明するためのツールとしても役立てることが可能です。さらに資格は、顧客に一定の信頼や安心感を与えることができるといった効果も期待でき、一石二鳥どころか一石三鳥の効果を得られるケースも少なくありません。
現在の営業の仕事から転職を通じてキャリアアップしたいと考えている方は、本特集を参考に、資格が持つ効果を上手く活用し、キャリアアップを目指しましょう。
本サイトにはプロモーションが含まれます。