一般職から総合職へ転職する方法について解説

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一般職から総合職へ転職する方法

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一般職から総合職へ転職する方法

業務内容の違いやメリット・デメリット、職種転換の際重要になるポイントについて解説

一般職から総合職へ転職する方法

一般職から総合職へ転職する方法~はじめに~

一般職で入社した場合、総合職と比較すると昇給が難しいだけではなく、昇進も限られるのが現状です。実際に現場へ目を向けると、総合職と一般職で働き方にそれほど差がないケースもあり、総合職との仕事の能力に差を感じていない一般職の方にとって、その計り知れない待遇差を理不尽に思うものです。

この状況を打破するためには、総合職になる他ありません

ただ、一般職から総合職への職種転換を目指そうと思っても、職種転換は、例え制度がある会社でも決して容易ではありません。さらに一般職から総合職への職種転換に成功したとしても、職種転換後の待遇(職位が実力に準じていない、プロパー社員と比較すると落ちる等)に問題があるケースもあるでしょう。
一般職で入社したものの、働いていく中でもっと成長したい、上を目指したいと思ったのであれば、総合職を目指すのはとても素晴らしい選択です。

その際は、現在の職場での職種転換を目指すだけではなく、視野を拡げ、転職による総合職への職種転換を目指すことで、よりステップアップできるケースも少なくありません

今回の転職活動の歩きかたの特集は、一般職から総合職へ転職する方法に注目。その際の選択肢と職種転換を目指す上で重要になるポイントをご紹介します。

また、一般職から総合職への転職をサポートしてくれる転職サイトや転職エージェントの情報も厳選し、ご紹介しているので、是非最後までチェックしてみてください。

一般職と総合職の業務内容の違い、メリット・デメリットは?

一般職から総合職へ転職する方法

一般職から総合職に転職する方法を解説する前に、まずは一般職と総合職の業務内容の違いや、メリット・デメリットについて確認しておきましょう。

一般職の特徴

多くのケースで事務作業や資料作成など、補助的な業務が中心。企業によって働き方には大きな違いがあり、社員1人に対し一般職1人でサポートを行うケースや、複数人で1つの部署を受け持つケースなどがあり、必要になる能力も異なる。一般職=誰でもできる簡単な仕事というイメージを持つケースも多いが、実際には状況に応じた対応力や高い事務処理能力、調整能力が求められ、業務の中で重要な仕事を担うケースも多い。また、貿易事務、医療事務の現場では、一般職にも語学能力や専門知識が求められることから、総合職と比較しても、全くそん色ない能力を持っている方も少なくない。

メリット
  • 総合職と比較すると残業が少ない
  • ほとんどの場合、ノルマや数値目標がないため業務のプレッシャーが少ない
  • ワークライフバランスを両立させやすい
デメリット
  • デスクワークが多く、仕事が単調になるケースがある
  • 給与が低く抑えられており、昇給率も低い
  • 昇進が難しい

総合職の特徴

営業や企画、管理など会社の中心となる業務が多い。総合職には事務系総合職、技術系総合職の2種類があり、事務系総合職は企画や営業、管理といった業務が中心。一方、技術系総合職は商品の材料に関する研究・開発や試作、生産を行い、専門知識が求められる。一般職から総合職を目指す場合は、事務系総合職を目指すことになるため、応募条件をしっかりチェックする必要がある。一般職と比較すると、総合職は会社の根幹を担う大きい仕事を任される可能性が高く、成果を出せば昇給・昇進が期待できる

メリット
  • ベースとなる給与が高く、昇給や昇進しやすい
  • 裁量が大きく、やりがいがある仕事を任されやすい
デメリット
  • 残業があり、転勤や異動の可能性もある
  • 責任が大きい

職種転換(キャリアチェンジ)を目指す際、重要になるポイント

一般職から総合職への職種転換を目指す際、重要になるのが転職後のキャリアビジョンと年齢です。以下に職種転換のためのポイントをまとめているので、一般職から総合職への職種転換を目指している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

自身のキャリアビジョンを明確にし、熱意を伝える

思い付きや、衝動だけで一般職を辞めたいと考えているのではなく、本気で総合職に転職したいと思っている熱意を、応募書類と面接でしっかり伝えましょう。転職に成功した場合、総合職として、今後どのようにキャリアを積んでいきたいのか、どのように働きたいのかも含め、明確に説明することが重要です。

これまでの経験・スキルから、転職後に応用できることを見つける

パソコンスキルや専門知識など、一般職で得たものの中から、転職後も活用可能なスキル・経験をアピールしましょう。また、これから必要になるが、まだ身に付いていないスキルがある場合は、それを補うための勉強や、具体的に努力をしていることを伝え、資格が必要になる際は、いつ頃受験する予定なのか等、説得力のある説明を行う必要があります。

一般職から総合職への転職は早ければ早いほど有利

企業は中途採用を行う際、求職者の年齢を考慮しています。基本的には、年齢が高くなればなるほど専門性と即戦力としての能力が求められることから、一般職から総合職への職種転換を目指すのであれば、早ければ早いほど有利です。特に異業種・職種への転職は、30代になると非常に難しいでしょう。企業は法律上応募年齢を明記していないものの、実際には年齢制限を設けている求人も多く、総合職を目指すのであれば、できる限り20代後半までに転職することが望ましいでしょう。それ以降は、同業種の求人に絞って転職活動を行うのがおすすめです。
悩むよりまずは動くこと、そして早めに決断をすることが、一般職から総合職への転職を成功させる上で、極めて重要と言えるでしょう。

一般職から総合職へ転職する3つの方法

一般職から総合職へ転職する方法は、いくつか種類があります。以下の項目を参考に、自分に合った転職方法を見つけましょう!

1自社内の職種転換制度を利用する

自社内に一般職から総合職への職種転換制度がある場合、まずはその制度の利用を検討してみることをおすすめします。また、現在の会社に職種制度がない場合でも、高い能力を証明していれば、上長に相談することで、制度の設置を検討してもらえる場合もあるので、一度相談してみると良いでしょう。

2転職サイトを活用する

転職サイトは、自分で求人を検索・応募できるサービス。転職サイトでは、総合職採用の求人を用意しており、業界や職種など、様々な条件から自分に合うものを探すことができます。また、自身の経歴やスキルを記入することで、その経歴に興味を持った企業からスカウトが受けられる、スカウトサービスの利用もできるので、れらの機能を上手く活用するのがおすすめです。

ただし、転職サイトによりスカウトサービスを提供していない場合がある点や、得意とする業界・職種が転職サイトごとに異なる点には注意が必要。自分の希望の業種・職種に強い転職サイトを上手く活用することが、一般職から総合職への転職を成功させるための近道です。

一般職から総合職への転職に強いおすすめの転職サイト

doda(デューダ)

doda

パーソルキャリアが運営する、国内最大級の転職サイト。約20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人を所持しており、不動産、IT、小売りなど幅広い業界の求人を取り扱う。求人は業種、勤務地、希望年収など様々な条件で絞り込めるので、自分に合ったものを見つけやすい点も嬉しい。
また、dodaはスカウトサービスを提供しており、楽天やDeNA、マツダなど大手企業からスカウトが届くケースも。スカウトメールには、書類選考無しの面接確約オファーや、一般には公開されていない非公開求人のオファーもあるので、必ず登録しておきたい。
転職サイトの利用を考えている場合、必ずチェックしておきたいサービスの1つ。

doda(デューダ) 公式サイトへ行く

リクナビNEXT

リクナビNEXT・画像

リクルートが運営する転職サイト。転職者の約8割が利用しており、転職決定数シェアの約半数をリクナビNEXTが占めている。
リクナビNEXTでは、毎週約2,836件の新着求人を紹介。無料会員登録することで、いつでも最新の求人にアクセスでき、気になる求人は、登録した履歴書・職務経歴書を添付し、すぐに応募できる点がが嬉しい。また、「女性の転職特集」「中途入社・ベテラン歓迎特集」等、転職に役立つ特集も多数掲載しており、自分に合った企業を見つけやすい。
さらにリクナビNEXTでは、スカウトメールの配信実績もトップクラス。公開・非公開求人含め、約2万社からオファーを受けられるほか、リクナビNEXTと提携している転職エージェントからも、オファーを受けることができる。
総合職を募集する求人も充実しているので、転職サイトを利用するのであれば、間違いなく、有力な候補になるサービスの1つだろう。

リクナビNEXT 公式サイトへ行く

3転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、無料で転職に関する様々なフェーズをサポートしてくれるサービスのこと。転職エージェントを利用することで、キャリアの棚卸しはもちろん、今後のキャリアプランの相談や、転職の際、必ず必要になる職務経歴書・履歴書の添削、希望の条件を満たす求人の紹介、面接の支援など、様々なサービスを利用できる。さらに、内定獲得後の年収の交渉や退職サポートなども提供。効率良く転職活動に取り組むうえで、転職エージェントは欠かせないサービスと言えます。

総合職への転職におすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートが運営する、転職エージェントの最大手。リクルートエージェントは、他の転職エージェントと比較しても圧倒的な求人を有しており、取り扱う求人の約8割が、他では掲載していない非公開求人。これらの求人の中には能力があれば、現在の職種が一般職かどうかは関係なく、総合職として採用する求人もあるので、総合職への職種転換を目指すのであれば、必ず登録しておきたい。
また、リクルートエージェントでは企業ごとに対策シートを作成しており、選考のポイントや社風など、求人情報だけではわからない部分を事前にチェックできる点も評価できる。転職を考えている方であれば、登録しておいて損はない転職エージェントだろう。

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パソナキャリア

パソナキャリア画像

人材サービス大手のパソナが運営する転職エージェント。利用者の満足度の高さに定評があり、これまでに25万人の転職支援実績を有している。
パソナキャリアでは、人材派遣業で培ったコネクションを活かし、約16,000社から寄せられる求人を取り扱う。業種・職種を問わず様々な求人を紹介してもらえるのは、パソナキャリアならではの強みだろう。
また、業種・職種に特化した専任のキャリアアドバイザーが書類添削や面接対策、求人の紹介など、1人1人に合ったサポートを提供。利用者の約7割が転職後に年収アップしている点もチェックしておきたい。
初めて転職で一般職から総合職への転職を目指している方でも安心して利用できる転職エージェントだろう。

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一般職から総合職へ転職する方法~まとめ~

一般職から総合職へ転職する方法

一般職から総合職へ転職する方法を解説した本特集はいかがでしたでしょうか?

一般職からの総合職への転職を成功させるのは、容易とは言えませんが、決して達成できない目標ではありせん。大切なのは、目標を達成するための方法を知り、しっかりと対策を行うこと、その上で熱意を持ち、諦めずに転職活動に取り組めば、成功率はグッと上がります。

また総合職を目指す上でも、一般職として働いている間の実績が欠かせません。まずは現職での努力を怠らないこと、その上でステップアップする意思を持ち続けることが重要です。

一般職から総合職への転職を目指している方は、本特集を参考に転職を成功させましょう!

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