異業種や未経験の仕事に転職する際のポイント。志望動機や自己PRはどうする?

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異業種や未経験の仕事に転職する際のポイントとは。志望動機の回答例や、未経験転職におすすめの転職エージェントも

異業種・未経験の転職

異業種・未経験の転職

転職にあたって、「今までとは違う仕事をしてみたい」と異業種や未経験の仕事を希望する人は少なくありません。
ただし、新卒時の就職活動とは異なり、転職活動では前職で培ってきた経験と実績がもっとも評価されます(※第2新卒を除く)。

未経験の業種や職種への転職は、過去の経験・実績に関するアピールが難しいぶん、同業種や同職種の転職と比較すると成功率が大きく下がる傾向があります。未経験分野で新しいキャリアに挑戦したい場合は、このような事実を踏まえたうえで、採用の場で、より説得力のある志望動機や自己PRを提示できるようにしましょう

転職活動の歩き方 おすすめ!異業種への転職に強い転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手の転職エージェント。国内最大規模の転職ネットワークを誇っており、異業種からの転職OKの求人も豊富。年収が高く、希望者が多い、医薬品業界への異業種転職を希望する人向けのコンテンツや、第二新卒で異業種転職を希望する人向けのコンテンツも充実。その他の年代、業種への転職成功実績も豊富に抱えており、上手く活用したい。

異業種・未経験転職の難易度はどれくらい?

転職には難易度別に4つのパターンがあります。

業種・職種による転職の4パターン

1業種も職種も前職と同じ(同業種・同職種)

もっとも難易度が低い転職パターン。ただし、「どうして他社に転職したいのか(なぜ今の会社ではだめなのか)」は必ず聞かれる。転職理由を明確にしておくこと。

2業種は異なるが職種が同じ(異業種・同職種)

異業種転職の中でも難易度が低めなパターン。前職での経験・実績を生かせるため、数値などを使いつつ具体的にアピールすると良い。志望動機では業種を変えたい理由をしっかり述べること。

3業種は同じだが職種が異なる(同業種・異職種)

難易度が高い転職パターン。業種が同じでも職種が異なることで経験・実績を生かしにくい。転職を考える前に今の会社内で部署異動ができないかを検討するのも一つの方法。

4業種も職種も異なる(異業種・異職種)

もっとも難易度が高い転職パターン。不採用になることを想定した上で、これまでの経験を異業種でどう活かすかしっかりアピールする。ポテンシャル採用の会社が狙い目。

また、転職者の年代によっても転職の難易度は異なります。

20代は異業種・異職種への転職も比較的容易。特に第二新卒と呼ばれる20代前半~中盤までは、スキルや経験よりも仕事への取り組み方や意欲が重視される傾向があります。
ただし、退職理由については突っ込んで質問されることが多いため、転職を決意した理由や転職先でのビジョンは明確にしておきましょう。また、入社後に未経験のハンデを埋めるための努力も求められます。

30代はこれまで培ってきたスキル・経験・実績をどのように生かせるかがポイントとなります。異業種・同職種の転職の場合は、業務内容などに共通点が多いため、前職の経験を評価してくれる企業も多く、転職は比較的容易でしょう。自分の実績次第では、前職と同等、あるいはそれ以上の条件で転職できるケースもあります。
ただし、業種も職種も未経験となる異業種・異職種の転職は、年齢的なハンデもあって著しく成功率が落ちるため、避けた方が無難です。

まめ知識業界・業種・職種の違い

  • 業界...産業そのもの(自動車業界であれば、メーカー、ディーラー、メディア等、自動車関連のあらゆる業種を含む)
  • 業種...その企業がなにをしているか(自動車業界の中であれば、メーカーは製造業、ディーラーは販売業など)
  • 職種...どのような仕事・部署にいるか(自動車メーカーの中の事務、人事、経理など)

異業種・未経験転職を成功させるためのポイント~志望動機と自己PR~

異業種や未経験転職を成功させるカギとなるのが、採用の場での志望動機と自己PRです
企業の採用担当者が、異業種や未経験の人材を採用する場合には、①他業種のノウハウを得る、②組織の慣例に縛られない人物を求める、など、それなりの理由があります。
反対に、このようなメリットのある人材でなければ、同じ業種や職種でスキルを積んできた経験者と比較した場合、未経験であることは明らかにハンデとなります。
志望する企業がどのような人材を求めているかを理解し、説得力のある志望動機と自己PRをできるようにしておきましょう。

1志望動機ではその企業に魅力を感じた理由を明確に書く

  • 応募先企業の職務内容をよく調べ、興味を抱いたポイントを説明
  • 自分のキャリアビジョンを伝え、キャリアを実現する手段としての転職であることをアピール

2現職の業種と志望先の業種の共通点を洗い出し、過去のスキル・経験を生かせることを伝える

  • 接客応対や対人折衝、情報の収集&分析、後輩指導、マネジメントなど職種を超えて役立つスキル・経験をアピール

3異業種や未経験のハンデを埋めるために今後行っていく(または現在行っている)具体的な努力を示す

  • 関連資格の取得や独学で学んだ知識(パソコン、英語、ビジネス文書、その他専門スキルなど)
  • 応募先企業の業務内容を踏まえたうえで、短期で戦力となるために行っていきたいこと

異業種転職・未経験転職に役立てたい転職エージェント&求人サイト

異業種への転職や未経験の転職では、経験職種に転職する場合よりも幅広い求人の中から、候補となる企業を選ぶ必要があります。

異業種転職・未経験転職に役立てたい転職エージェント&求人サイト・画像

たとえば、大手の求人サイトは取り扱う求人数が多く、幅広い業種・職種の求人をチェック可能。転職エージェントも企業との間にコネクションを築き、非公開求人などの独自案件を取り扱っています。より多くの選択肢(求人)にアクセスするためにも、これらのサービスを併用していくと良いでしょう。

転職エージェント

キャリアコンサルタントが転職者に求人を紹介。強みは豊富な求人数と、企業とのコネクション。求人サイト等には掲載されない非公開求人も多数取り扱う転職者のスキル・経験をベースに、業種をまたいだ求人提案をすることも多く、異業種転職に強いところが多い。また、応募書類の作成アドバイスや模擬面接なども行ってくれる。

未経験転職におすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手の転職エージェント。業界トップクラスの求人数と転職実績を誇る。取り扱う業種が幅広く、アドバイザーもベテランが多いため、異業種の転職を希望する際にはまず登録しておきたい。

パソナキャリア

パソナキャリア画像

パソナが運営する転職エージェント。人材派遣業で培った企業とのコネクションをもとに、豊富な正社員求人の案件を持つ。転職者の立場に立ったきめ細かい転職サポートが特徴。登録時のハードルはやや高め。

求人サイト

転職者がサイトに履歴書や職務経歴を登録し、気になる求人に自ら応募する。検索システムが充実しており、未経験OKの求人も検索可能。また、スカウトサービスがあり、自分のスキル・経験に興味を持った企業からのアプローチを受けることができる

未経験転職におすすめの求人サイト

リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクルートが運営する求人サイト。取り扱う求人数・業種・職種は業界トップクラス。Web履歴書を一部公開し、企業からのアプローチを待つ「スカウトサービス」の草分け的存在でもある。求人の数・バリエーション・企業間の知名度から見ても、まず登録しておきたい求人サイトの一つ。

doda(デューダ)

doda(デューダ)

総合人材サービス大手・パーソルキャリアの求人サイト。転職エージェントサービスも提供しており、両サービスを併用できる。スカウトサービスにも力を入れており、スカウトメールの配信数は求人サイトの中でもトップクラス。求人数・非公開求人数も多く、積極的に利用したい求人サイト。

異業種・未経験の転職~まとめ~

異業種・未経験の仕事を志望する場合、同業種・同職種の転職よりも転職活動が長引くことを覚悟する必要があります
ただし、企業とのマッチングや、自分が今まで培ってきたスキル・経験、そして採用の場でのPRの仕方によっては、転職に成功する例も多く、「異業種だから」「未経験だから」という理由のみで悲観する必要はありません

異業種・未経験の転職・画像

望むキャリアを実現したい人、新しい業種で一からキャリアを築きたい人は、自分の強みを充分に把握したうえで、異業種・未経験の転職に挑戦してみると良いでしょう。

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