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絶対に抑えておくべき3つのポイントを解説
今年も残りあとわずか。12月には多くの企業で冬のボーナスが支給されます。会社員の方の中にはこの冬のボーナスを受け取った後、転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ただ気を付けなければいけないのはボーナス後の転職を目指す方が、タイミングを間違うとボーナスを受け取れなくなるだけではなく、転職活動でも不利になるケースがあるということです。
そこで今月の転職活動の歩きかたのニュースは、ボーナス後の転職を目指す方のために、必ず抑えておくべき3つのポイントをご紹介します。
転職を検討している方の中には、自身の待遇が良くないことが理由になっている方もいらっしゃるはずです。では自身の待遇は本当に他社と比較して良くないのでしょうか?以下は2017年の冬のボーナスの平均支給額になります。
ボーナスの支給額だけで全てを判断するのはナンセンスですが、一つの参考指標としてチェックしましょう。
転職すること自体は決して悪いことではありません。ただ自身の市場価値については、しっかり認識しておくことが大切です。
2021年冬のボーナスの平均支給額※doda調べ
ちなみにボーナス支給額の平均年齢は約41歳です。若い方はある程度減額し、役職のある41歳以上の方はプラスαし、自身の評価を見極めましょう。
ボーナス後の転職を考えている方の中には、ボーナスをもらった後すぐに転職するために、ボーナス支給前に退職届を出し、ボーナスを受け取ったあと、すぐに辞めると良いのでは?という考えが頭をよぎるはず。
ただこの考え方は非常に危険です。理由はいくつかありますが、最大の理由はボーナスはその人の業績に対して支払われるだけではなく、今後の功績に期待し、支給する側面があり、企業によってはボーナス支給日に在籍していたとしても、退職が決まっている社員には支払われないケースがあるためです。
ボーナスをもらった後、転職しようと考えていた方が、ボーナス支給前に退職願を提出し、退職が受理されたことで、ボーナスが支給されなかったとしたら、これほど悲しい結末はありません。
また転職するということは、現在の会社に何らかの不満があるのだと思いますが、一定の期間在籍した会社に対する対応としても、ボーナス支給後すぐの退職は、トラブルのもとです。
ボーナス後の転職を決めていたとしても、そのタイミングはしっかり見極めたほうが良いでしょう。
ではボーナス後の転職を目指す方にとって、いつが最適なタイミングなのでしょうか?
先ほどボーナスを受け取る前に会社を辞めることを伝えるのは、リスクが高いということを説明しましたが、いつまでも会社への通知を先延ばしにするわけにはいきません。また企業側としても、退職を決めているのであれば、早めに通知してもらい、きちんと引継ぎをした上で退職してもらうのがベストでしょう。
ではいつ頃通知すべきかという点ですが、年末年始しっかり考え、年明けのできるだけ早い段階(10日前後)に伝えると良いでしょう。退職には基本的に1か月程度は引継ぎの時間がかかります(※法律的には2週間前に通知すれば良いとされていますが、就業規則などで1か月と規定しているところが多いので、1か月は見ておくべきでしょう)。
その際、退職日を曖昧にせず、何月何日付で仕事を引き継いだうえで退職したい旨を伝えることが大切です。
ちなみに転職市場に最も求人が増える時期は2月から3月と言われています。この時期に転職活動をスタートさせると、条件を満たす希望の求人を見つけることができる確率、内定を得られる確率が飛躍的にアップするのは間違いありません。
ボーナス後の転職を目指す方は、2月の転職シーズンに間に合うよう転職活動に取り組めるよう、意識しましょう。
ちなみに退職は2月だとしても、12月、1月の段階で転職活動をスタートさせておくのは決して悪いことではありません。
転職活動の歩きかたでは、人気の転職サイトを様々な指標で比べた「求人サイト比較」と人気の転職エージェントを比べ、ユーザーの評判をもとに格付けした「転職エージェント比較」という2つの転職支援サービスの比較を行っています。
転職を検討されている方は、この二つの記事をしっかりチェックし、転職活動に役立てましょう!
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