転職の売り手市場はいつまで?2019年に変化の兆しが

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売り手市場 2019年 転職求人倍率

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転職の売り手市場は2019年で終了?

dodaが公表している転職求人倍率に変化あり

転職は長く売り手市場、つまり求職者有利の状況が続いていますが、もしかするとこの状況は2019年で終了するかもしれません

転職の売り手市場は2019年で終了?dodaの転職求人倍率に変化あり

その根拠は転職支援サービス大手dodaが、2019年2月12日に発表した転職求人倍率レポート(2019年1月)で、いくつかの指標に変化が起こっているからです。今回の転職活の歩きかたのニュースは、この変化について、解説します。

求人数は堅調に推移。ただし前月比、前年同月比ではダウン

まずはdodaが公表した2019年1月度の転職求人倍率の基礎データを分析します。

業種 求人倍率 前月比 前年同月比
全体 2.13 -0.36 -0.22
IT・通信 5.63 -1.16 -0.29
メディア 1.57 -0.42 -0.81
金融 1.57 -0.36 0.14
メディカル 1.58 -0.18 -0.5
メーカー 1.84 -0.33 0
商社/流通 0.84 -0.13 0
小売/外食 0.79 -0.04 -0.14
サービス 2.47 -0.3 -0.3
その他 0.84 -0.04 -0.39

表1:業種別転職求人倍率レポート(2019年1月:doda調べ)

全体の求人倍率2.13倍というデータは、1人につき2社以上求人があるということですから、決して悪い数値ではありません

業種別の求人倍率をみても、1倍を割れているのは商社と小売、その他のみ。多くの業種で1倍を超えていることから、転職先を選ばなければ転職自体は難しくないと言えるでしょう。特にIT・通信に関しては5.63倍と需要と供給のバランスが全く取れていません。この業種に関しては、圧倒的な売り手市場と言って良いでしょう。

ただ何点かこの数値に気になる変化が見られます。それは金融を除き、全ての業種の求人倍率が前月比どころか、前年同月比でも下がっているという点です。

転職活動の歩きかた編集部では、長く求人倍率についてもウォッチしていますが、このようにほぼ全ての業種の求人が減少するという現象を観たのは実に数年ぶり。売り手市場が踊り場に差し掛かってきているのかもしれません。

職種別求人倍率を分析。景気のバロメーター、営業職の求人倍率が2倍を下回る

それでは次に職種別の求人倍率を分析してみましょう。

職種 求人倍率 前月比 前年同月比
全体 2.13 -0.36 -0.22
営業系 1.92 -0.4 -0.49
企画・管理系 1.78 -0.14 0.15
技術系(IT・通信) 7.65 -1.12 -0.33
技術系(電気・機械) 4.71 -0.94 0.14
技術系(メディカル) 1.5 -0.09 -0.72
技術系(化学・食品) 1.27 -0.07 -0.01
技術系(建築・土木) 3.76 -0.59 -0.36
専門職 6.61 -0.66 -0.08
クリエイティブ系 1.44 -0.25 -0.52
販売・サービス系 0.95 -0.1 -0.07
事務・アシスタント系 0.23 -0.02 0.05

表2:職種別転職求人倍率レポート(2019年1月:doda調べ)

このデータを見ると、IT・通信業界の技術職、つまりSEやプログラマーは圧倒的に引く手あまたの状況にあると言えます

また電気・機械、建築・土木もエンジニアの求人は、前月比、前年同月比でマイナスになってはいるものの、総じて高いと言って良いでしょう。

この数値の中で気になるのは、やはり営業系の求人倍率の低下です。前月比、前年比ともに0.4、0.49ポイント下落し、2019年1月はついに求人倍率が1%を下回りました。

営業職は景気のバロメーターと言って良い職種です。この営業職の求人が好景気の目安である2倍を下回るのは決して良い兆候とは言えないでしょう。

まとめ2月の転職求人倍率に注目!転職活動に取り組む時期を真剣に検討しよう

転職市場では長く売り手市場が続いていますが、過去の歴史を見ても、未来永劫売り手市場が続くということは絶対にありません。必ず景気は循環し、厳しい時期が訪れます。

それが2019年になるのかどうかはまだわかりませんが、2月、3月の転職求人倍率は要チェックです。(※転職活動の歩きかたの調査では2019年2月の転職市場は、堅調に推移しています。)

転職を検討している方にとって、売り手市場が継続している今が、大きなチャンスであることは間違いありません。時期にこだわりがないのであれば、転職シーズン真っただ中の今のうちに転職活動をスタートすることで、好条件での内定獲得に近づくはず

この機会に転職活動に取り組む時期を真剣に検討してみてはいかがでしょう。