2020年夏のボーナスの平均支給額

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2020年 夏のボーナス 平均

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2020年夏のボーナスの平均支給額は?

大企業と中小企業、製造業と非製造業に大きな差

2020年も半年が過ぎ、夏のボーナスがある企業に勤めている方であれば、今年はどうなるのか気になっている方も多いのでは?今年は新型コロナウイルスの影響で、企業の業績が落ち込んでいることから、例年より厳しくなる覚悟はしていても、実際どのくらいの額が支給されるのか、誰もが気になるものです。

夏のボーナスの支給日は?

夏のボーナスは、多くの企業が例年6月末から7月を支給日としており、6月前半に様々な団体のボーナスに関する各種データの集計が完了、統計データとして公表しています。ちなみに実際のボーナス支給額に関しては、早ければ4月、遅くとも5月には確定している企業がほとんどです。今年の夏のボーナスが思ったより下がっていない場合、冬のボーナスに影響が及び可能性がある点には注意しましょう。

2020年夏のボーナスの平均支給額は?

転職活動の歩きかたのニュースは、例年、各社から発表される統計データに注目。

大企業と中小企業、製造業と非製造業など、企業規模別・業種別に分け2020年の夏のボーナスの平均支給額を分析、その傾向を解説しています

2020年の夏のボーナスの情報がほぼ出そろいました。新型コロナの影響があるとはいえ、2020年夏のボーナスは想像以上に厳しい結果になりそうです。右肩上がりの状況が続いていた夏のボーナスですが、減少する企業のほうが多いでしょう。

以下に最新のデータをご紹介します。是非チェックしてみてください。(あまりにも平均から乖離している場合は、転職を視野にいれるのも選択肢の1つです。)

大企業と中小企業の夏のボーナスの平均支給額を比較

まずは大企業の集計からです。ちなみに経営に大きな打撃を受けたANAは昨年の半額、幸楽苑は不支給(ゼロ)、シャープも大幅減になると発表しています。経団連の集計はまだ終わっていませんが、リーマンショック以来の下落幅になると予想されており、10%程度の減少が予想されます。昨年の資料によると、東証一部上場、従業員数500人以上の国内大手企業83社の夏のボーナスの平均支給額は97万1,777円となっています。この金額から10%減少すると考えると、87万4,599円程度が目安になりそうです。

次は中小企業の集計です。みずほ総合研究所が5月25日に公表した2020年夏のボーナス予測によると、中小企業勤務者の夏のボーナス平均支給額は前年比9.2%減の34万6,480円となっています。みずほ総合研究所は、冬のボーナスはもっと厳しくなると予想。2020年のボーナスは厳しいと考えておくべきでしょう。

大企業・中小企業の夏のボーナス平均支給額

平均支給額 前年比
大企業の夏のボーナス平均支給額 87万4,599円(予想 -10%
中小企業の夏のボーナス平均支給額 34万6,480円 -9.2%
  • 大企業は経団連のデータから予想。中小企業はみずほ総合研究所調べ

大企業は大幅減少、中小企業も大幅減少となっていますが、支給額を見ると大企業と中小企業の間には、夏のボーナスに大きな格差があることは間違いありません。

民間企業と公務員のボーナスを比較するとどうなる?

みずほ総合研究所は、公務員のボーナス見通しについても公表しています。民間企業は大幅減少が見込まれる中、公務員の2020年夏のボーナスは、微増を予定しています。民間企業と比較すると、ボーナスの安定度は群を抜いており、景気悪化に伴い公務員人気が高まりそうです。

公務員の2020年夏のボーナス平均支給額

平均支給額 前年比
公務員の夏のボーナス平均支給額 74万499円 +0.6%

このデータを見ると中小企業と公務員の夏のボーナスに大きな差があることがわかります。公務員は大企業ほどではないにせよ、それに近い金額のボーナスを安定的に受け取れる時点で、恵まれた仕事と言えるでしょう。

参考:夏のボーナス平均支給額ランキング※業種別トップ10※2019年実績

順位 業種 平均支給額 前年比
1位 建設 156万672円 -3.95%
2位 自動車 102万3,095円 -3.62%
3位 化学 94万4,152円 -1.83%
4位 造船 92万1,973円 +3.93%
5位 電機 89万1,988円 +0.68%
6位 繊維 82万126円 -3.51%
7位 食品 80万1,715円 -0.06%
8位 鉄鋼 77万6,050円 -0.68%
9位 非鉄・金属 77万1,547円 -1.7%
10位 セメント 75万9,140円 -2.22%
  • いずれも経団連調べ(2019年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第1回集計))

製造業と非製造業の夏のボーナス平均支給額を比較

製造業と非製造業では非製造業のボーナス支給額が大幅に上回るものの、業種別ランキングを見ると、造船、電機等、製造業も検討しています

これらの統計データから考えると、製造業・非製造業や業種別という枠の中でも、勝ち組と負け組の差が拡がっており、ボーナスの支給額に大きな差が産まれていることが予想されます。

ちなみにこのデータは大企業の統計です。中小企業に置き換える場合、この金額の半分くらいを目安にすると良いでしょう。

まとめ

今月の転職活動の歩きかたのニュースは、2020年夏のボーナスの平均支給額に注目しました。

お金だけで全てを判断するのはナンセンスですが、平均を大きく上回る企業は将来に対して強気であることは間違いないでしょう。もし2020年夏のボーナスの支給額が平均を大きく下回る場合、業績が悪いか、将来に悲観的である可能性があります

ボーナスの支給額や、企業の将来見通しに不安を感じるのであれば転職を検討するのも選択肢の一つ

ボーナスは企業内、業界内での自分自身の評価を知る上で、役に立つ指標であることは間違いありません。

2020年の夏のボーナスの支給額を踏まえ、自身の社内的・社外的な評価について、改めて考えてみる機会にしてみてはいかがでしょう。

著者・監修
早川 聡

著者・監修 早川 聡

転職に関する様々な記事を執筆する専門ライター。他の転職関連メディアで数百名を超える求職者の転職相談に回答した実績あり。自身も2度の転職・起業を経験しており、転職する人間の立場、求職者を採用する立場も熟知している。