教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクールを一覧で比較!利用条件や支援額も

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教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクールを一覧で比較!利用条件や支援額も

教育訓練給付金が利用できるプログラミングスクールを一覧で比較

教育訓練給付金制度と利用するための条件

AIやlot、ビッグデータの活用など、IT技術の進展は目覚ましく、IT人材は需要が供給を大きく上回る状況が続いています。この流れは今後もしばらく変わることはないでしょう。つまり、実践的なプログラミングスキルを習得することができれば、未経験からエンジニアへの転職は十分に実現できるということです。

ただし一切のスキルがない状況でIT人材にキャリアチェンジすることはできません。未経験からエンジニアを目指すのであれば、基礎から応用まで、一通りのプログラミングスキルを身につけていることが大前提。そのためには効率よくプログラミングスキルを習得できるプログラミングスクールがおすすめです。実際に、プログラミングスクールで実践的なプログラミングスキルを習得し、未経験からエンジニアへの転職に成功した人は少なくありません。

その一方でプログラミングスクールの受講料は数十万~100万円以上と非常に高額なため、金銭的な事情から受講を諦める人も。ただこの問題は、教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクールを活用することで解決可能です。

プログラミング・画像

ただし教育訓練給付金を利用できるのは、厚生労働省が示す利用基準を満たしたコースのみ。教育訓練給付金を活用することであれば、申込前に教育訓練給付金を利用の可否や特徴、料金、サポートなどを比較することが大切です。

そこで今回は、教育訓練給付金制度の特徴や利用条件に加え、教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクールを一覧で比較。受講料を抑えてプログラミングスクールに通いたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。

一部のプログラミングスクールのコースが対象に!専門実践訓練給付金とは?

教育訓練給付制度とは、雇用の安定と就職の促進を目的に、主体的な能力開発やキャリア形成を金銭面で支援する制度です。ハローワークで訓練前キャリアコンサルティングと受給資格確認を受け、教育訓練の修了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークに申請すると、対象講座の受講修了後に支援金が支給されます。

ハローワーク・画像

教育訓練給付金の対象となる教育訓練の種類は、「専門実践教育訓練」、「特定一般教育訓練」、「一般教育訓練」の3つ。プログラミングスクールは、専門実践教育訓練に分類されます。給付金額は受講料の70%で、年間56万円を上限に支給。例えば、年額60万円のプログラミングスクールの場合、年額18万円で受講できます。さらに、教育訓練給付金は最長4年まで利用できるため、時間をかけて実践的なプログラミングスキルを習得したい方にもおすすめ。

教育訓練給付金の利用条件は、プログラミングスクールの受講開始日時点で離職から1年以内、あるいは在職中で雇用保険に加入していることです。また、過去に教育訓練給付を受けた人も、前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上であれば、教育訓練給付金を利用できます(初めて教育訓練給付を受ける場合は2年以上)。

給付金が利用できるプログラミングスクールを一覧で比較

DMM WEBCAMP COMMIT テックキャンプ Aidemy Premium DIC
対象コース 専門技術コース
  • オンラインプラン
  • 短期集中スタイル
  • 夜間・休日スタイル
  • 3ヶ月プラン
  • 6ヶ月プラン
  • 9ヶ月プラン
Webエンジニアコース就職達成プログラム
通常料金(税込) 910,800円
オンラインプラン・短期集中スタイル
657,800円
夜間・休日スタイル
877,800円
3ヶ月プラン
520,000円
6ヶ月プラン
858,000円
9ヶ月プラン
1,078,000円
入学金+受講料
647,800円
教科書代
3,278円
教育訓練給付金制度適用時の料金(税込) 340,800円
オンラインプラン・短期集中スタイル
197,340円
夜間・休日スタイル
317,800円
3ヶ月プラン
156,000円
6ヶ月プラン
298,000円
9ヶ月プラン
518,000円
入学金+受講料
197,800円
教科書代
3,278円

受講料や交通費など、プログラミングスクールの利用に必要な費用を少しでも抑えたいのであれば、教育訓練給付金の対象となるプログラミングスクールの利用が最も有力な選択肢。また、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、非公開求人の紹介など、キャリアアドバイザーによる転職支援が付帯するプログラミングスクールが高い人気を獲得しています。

上記は、教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクールとその対象コース、料金の一覧です。また、プログラミングスクールそれぞれの特徴や対象コース、料金、サポートを詳しくご紹介します。受講費用を抑えつつ、自身の希望の条件を満たすプログラミングスクールを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

1DMM WEBCAMP COMMITの給付金対象コース

DMM WEB CAMP COMMIT 専門技術コース

WebCampCommit(ウェブキャンプコミット)

DMM WEBCAMP COMMITは、未経験からITエンジニアに転職するために必要な実践的なプログラミングスキルを習得できる転職支援付きプログラミングスクール。土日集中型の学習スケジュールを組んでおり、平日に学習時間を十分に確保できない人が続けやすい点も嬉しい。受講生の転職成功率は98%と、数あるプログラミングスクールの中でもトップクラス(2020年1月実績)。転職支援付きプログラミングスクールを検討する際に、有力な選択肢の一つになるだろう。
教育訓練給付金を利用できるのは、進歩と普及が続いている「AI」または「クラウド」のスキル習得を目指す「専門技術コース」。独自開発したオンライン教材で、HTMLやCSS、Ruby、JSなど、開発に必要なプログラミング言語も習得できる。受講生同士のチームで開発することで、実践的なスキルと経験を習得できる点もぜひチェックしておきたい。また、ゼロからサービスの企画・設計・開発リリースまで行うポートフォリオ作成も支援している。
さらに、条件を満たした方に限り、専属のキャリアアドバイザーによる履歴書作成や職務経歴書の添削、面接対策などのサポートを受けることができる。専門技術コースの受講料は年間910,800円(税込)。教育訓練給付金を利用できれば、340,800円(税込)とお手頃な価格になる点も大きな魅力

2テックキャンプの給付金対象コース

テックキャンプ

TECH::CAMP(テックキャンプ)

テックキャンプは、未経験から最短10週間でITエンジニアを目指せる転職支援付きプログラミングスクール。受講者数は60,000名以上と数あるプログラミングスクールの中でもトップクラス(2016年9月1日から2021年5月14日の累計)。さらに、第三者機関「東京商工リサーチ」が実施したプログラミングスクール5社の調査では、転職成功人数は3,200名以上とNo.1を獲得。カリキュラムの高い品質と優れたサポート力が伺える。
テックキャンプでは専属の講師が目標設定から学習進捗の管理までトータルでサポートしており、モチベーションを維持しながら短期間でエンジニアを目指すことができる。さらに、専属のキャリアアドバイザーが非公開求人の紹介や応募時のアドバイスなど、手厚いサポートを行っている点も嬉しいポイント。
平日に毎日学習する「短期集中スタイル」、平日の夜と休日に学習する「夜間・休日スタイル」、オンラインで24時間いつでも学習できる「オンラインプラン」の3プランを提供。全プランで教育訓練給付金を利用できる。短期集中スタイルとオンラインプランの受講料は657,800円(税込)。教育訓練給付金の利用で197,340円(税込)とお手軽価格になる点は嬉しいポイント。夜間・休日スタイルの受講料は877,800円(税込)、教育訓練給付金の利用で317,800円(税込)と大幅に安くなる。
また、学習開始から14日以内であれば、理由を問わず全額返金できる点も要チェック。エンジニアの仕事が自分に合っているかどうかがわからない方も安心して受講できる。さらに、学習を終えた後に転職活動を行ったが内定が出なかった場合に、条件を満たしていれば受講料が全額返金される点も大きな魅力

3Aidemy Premiumの給付金対象コース

Aidemy Premium Plan(アイデミープレミアムプラン)

Aidemy Premium Plan・画像

Aidemy Premiumは、会員数10万人以上の日本最大AI学習プラットフォーム「Aidemy」が提供するPython特化型プログラミングスクール。全カリキュラムがオンライン学習のため、自身のペースに合わせて柔軟に学習できる。講師がマンツーマンで学習のペースに合わせてサポートしてくれる点は嬉しいポイント。また、転職活動の際に自身のスキルをアピールするのに役立つポートフォリオの作成も徹底サポート。
不明点は講師にチャットで質問し放題。24時間以内の返信を確約しているので、スケジュール通りに学習を進めたい方にもおすすめできる。さらに、機械学習エンジニアやデータサイエンティストなど、AI技術に特化したキャリアアドバイザーに転職相談できる点も要チェック。
教育訓練給付金を利用できるコースは、データの取得から機械学習のアルゴリズム構築、Webアプリの実装まで体系的に学習できる「AIアプリ開発講座」、データの自動取得から機械学習、時系列分析などを学習できる「データ分析講座」、自然言語処理やディープラーニング、機械学習を学習できる「自然言語処理講座」の3コース。「選び放題システム」を利用すると、完全オーダーメイドのカリキュラムにカスタマイズできる点はぜひチェックしておきたい。
受講料は全コース共通で、3ヶ月プランが520,000円(税込)、6ヶ月プランが858,000円(税込)、9ヶ月プランが1,078,000円(税込)。教育訓練給付金を利用すると、3ヶ月プランが156,000円(税込)、6ヶ月プランが298,000円(税込)、9ヶ月プランが518,000(税込)になる。また、8日間の全額返金保証がついている点も大きな魅力。

4DICの給付金対象コース

DIC

DIC・画像

DIVE INTO CODE(DIC)は、実践的なプログラミングスキルの習得に注力しており、最短距離でプロのエンジニアを目指すことができるプログラミングスクール。ただ動くだけのコードではなく、実務で通用するレベルのコードを作成するスキルを習得できる点は要チェック。
日々の学習の進め方や目標設定など、きめ細かなサポートを受けられる点も嬉しいポイント。また、自習室では講師が定期的に声かけを行うため、自分から質問するのが苦手な方も安心して学習を進めることができる。
教育訓練給付金を利用できるのは「Webエンジニアコース就職達成プログラム」。通常料金は、入学金+受講料647,800円(税込)に教科書代3,278円(税込)を加えた651,078円(税込)。教育訓練給付金を利用すると、197,800円(税込)+教科書代3,278円(税込)の201,078円(税込)で受講できる。

まとめ

最短距離でエンジニアへの転職を実現するのであれば、転職支援付きプログラミングスクールがおすすめです。その一方で、高額なプログラミングスクールが大半なため、金銭的な問題で受講を諦める方が少なくありません。教育訓練給付金を利用することで、手頃な料金で実践的なプログラミングスキルを学ぶことができるはずです。

今回、ご紹介した教育訓練給付金の支援額や利用条件、対象のプログラミングスクールをチェックし、エンジニアを目指したいと思うのであれば、まずは各社の無料相談会に参加し、自分に合ったプログラミングスクールを見つける所からはじめましょう。

プログラミング・画像

著者
加藤 良大

著者 加藤 良大

歴10年フリーライター。転職の豆知識やおすすめの転職エージェントなど、転職に役立つ記事を多数執筆。「貴重な時間を使って読んでよかった」と思ってもらえる記事の執筆を心がけている。

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