未経験からデータサイエンティストへ転職するには?年収の目安とおすすめの転職エージェント

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未経験からデータサイエンティストへの転職

年収の目安は?おすすめの転職エージェントをチェック

未経験からデータサイエンティストへの転職

はじめに

現在、機械学習エンジニアやSEとして働いている方、ITコンサルタント、マーケター、データアナリストとして活躍されている方の中には、「データサイエンティスト」への転職を考えている方も多いはず。

データサイエンティストは、IT関連の職種の中でも年収が高いため、転職による年収アップが期待できます。その一方で、専門的なスキルや技術を必要とする職種であり、未経験から転職を目指す場合、一定のハードルがあるのもまた事実です。データサイエンティストを目指すのであれば、周辺職種での実務経験は必須であることはもちろん、業務未経験の場合、転職活動の際、少し工夫して取り組む必要があります。

そこで、今回の転職活動の歩きかたは、未経験からデータサイエンティストへの転職に注目。未経験からデータサイエンティストへ転職する方法や、転職に必要なスキル・資格について解説します。また、データサイエンティストの年収の目安や、未経験からデータサイエンティストへの転職におすすめの転職エージェントの情報も。
データサイエンティストへの転職を検討しているエンジニアの方や、ITコンサルタント、マーケター、データアナリストの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

注目度も需要も急上昇!データサイエンティストの年収や活躍する業種は?

データサイエンティストは、ビッグデータを分析・解析し、それらをビジネスに活用するための知見・情報を引き出す職種。さまざまな意思決定の局面において、重要な役割を担う職種で、データに基づいて合理的な判断を行えるよう、意思決定者のサポートを行います。そのため、統計解析やITのスキルに加え、ビジネスモデルの構築や市場トレンドの理解、プレゼンテーション能力や交渉力など、幅広い知識と高いビジネススキルが求められます

ビッグデータ市場の拡大に伴い、本格的なデータ活用に乗り出す企業が増加しており、データサイエンティストの注目度や需要も急上昇。今後のAI技術の発展を考えると、さらにその需要は伸び続けていくでしょう。

データサイエンティスト・画像

データサイエンティストの年収の目安は

アスタミューゼ株式会社による調査(※2020年6月25日)によると、データサイエンティストの求人票において、記載されている下限年収の平均は466.3万円。年収(上限)の平均は844.7万円となっています。ちなみに、国税庁が発表する日本の平均年収は約441万円(※平成30年分民間給与実態統計調査結果より)。データサイエンティストの年収は一般平均を上回る高い水準にあると言えます。
また、年収1000万円の割合が24.8%となっており、年収の中で最も大きなボリュームゾーンとなっています。データサイエンティストは、スキルや経験、実績によっては、かなり高い年収が期待できるハイクラス専門職と言えるでしょう。

データサイエンティストが活躍する業種

データサイエンティストが活躍する業種は、上位をデジタルマーケティング関連の業種が占めており、「インターネット・広告・メディア」、「コンサルティング・リサーチ」、「IT・通信」、「機械・電気」の4つの業種が10%超となっています。
また、上記業種のほかにも、機械・電気メーカーやFintechの金融系でも活躍できる職種です。さらに、「素材・化学・食品」「医薬品・医療機器」「建設・プラント・不動産」「小売」等、マーケティングや広告関連ではない他分野からの採用も増加しており、データサイエンティストは幅広いフィールドで活躍できる職種と言えるでしょう。

※参考:60万件の求人票データから紐解く「データサイエンティスト」の実態。 平均年収、必要条件(技術・スキル)、業種・業界から分かる採用要件とは?

未経験からデータサイエンティストへの転職

未経験からデータサイエンティストへは転職できる?

データサイエンティストとしての実務経験はなくとも、周辺実務での経験や知識、データサイエンティストとしてのポテンシャルを証明できれば転職は十分可能です。
データサイエンティストは、データアナリストやアクチュアリー等の数理統計を扱う職種からのキャリアパスや、機械学習エンジニア・AIエンジニア、データエンジニア(※)等のエンジニア職からのキャリアチェンジが一般的ですが、ITコンサルタントやマーケター、データアナリストといった、ビジネス寄りの職種からデータサイエンティストへの転職を目指すケースも。

一方で、周辺実務の経験が皆無の場合、転職はかなり難易度が高いのが現実です。周辺実務の経験や知識がない場合は、まずエンジニアやアナリストとしての実務経験を積み、データサイエンティストを目指すことをおすすめします。

データエンジニアとは?

データエンジニアとは、ビッグデータの活用を支える基盤構築と運用を行う専門職。ちなみに、「基盤エンジニア」や「データ分析基盤エンジニア」と呼ばれるケースも。
データベースの開発・設計や運用・管理を行う「データベースエンジニア」とは業務内容が異なり、ビッグデータを扱うための分散処理やデータマネジメントに関するスキルが要求されます。

データサイエンティストへの転職に必要なスキル・資格

データサイエンティストとして活躍するために、身につけておきたいスキルや資格について解説します。未経験からデータサイエンティストへの転職を目指している方は、ぜひチェックしてみてください。

データサイエンティストへの転職に必要なスキル・経験

データサイエンティストに求められるスキルには、大きく3つの領域があります。1つ目は「ビジネス力」。これは、ビジネス的な課題を整理し、解決に導くスキルを指しています。2つ目は、統計学や情報処理の知識を理解し、課題分析や問題解決に応用する「データサイエンス力」。3つ目は、それらを実装・運用するための「データエンジニア力」。職種未経験の場合でも、これらのスキルを持っていることをしっかりアピールできれば、データサイエンティストへの転職成功率がぐっと高まります。
具体的にはどのようなスキルや知識が必要なのか、以下にまとめました。職種未経験からデータサイエンティストを目指している方は、ぜひチェックしてみてください。

必須スキル・知識 統計学、データ分析、データベース言語(SQL)、プログラミング(Python、R言語)機械学習、ディープラーニング、AIの技術、数学など
望ましいスキル・経験 モデルの構築経験、プレゼンや交渉などのビジネス力、プロジェクトのマネジメント経験

また、データサイエンティスト協会のホームページには、「データサイエンティスト スキルチェックリスト」が掲載されています。データサイエンティストに必要とされるスキルをチェックしたい方は、確認しておくと良いでしょう。

データサイエンティストへの転職に有利になる資格

未経験からデータサイエンティストを目指す場合、習得しておくと転職の際、役立つ資格もあります。職種未経験の場合は、スキルの習得を証明できる資格を持っておくのがおすすめ。資格を取得することで、新しい職種に対する意欲はもちろん、高い向学心あることの証明にも繋がります。
データサイエンティストの仕事に役立つ資格はいくつかありますが、特にデータサイエンティスト協会が運営する情報サイト「DSSジャーナル」で推奨されている、以下の4つの資格はチェックしておくと良いでしょう。

統計検定 統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験。
情報処理技術者試験 データサイエンティストを目指す場合は「基本情報技術者試験」「データベーススペシャリスト試験」を選択し、受験するのがおすすめ。
アクチュアリー資格試験(数学) 「保険数理士」とも。取得することで、確率・統計・モデリング等のデータサイエンティストの必須知識を身につけることができる。
Verified Certificate: Machine Learning(認定) スタンフォード大学の教授が設立したオンラインスクール「Cousera」の機械学習に関する講座。修了時に証明書を取得できる。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法

未経験からデータサイエンティストへの転職・画像

未経験からデータサイエンティストへ転職する際のキャリアパスは大きく2通り。いずれも、周辺職種の経験を経て、専門的なスキルを習得した上で、データサイエンティストを目指す必要があります。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法 その1 エンジニア職からデータサイエンティストへの転職

エンジニア職からデータサイエンティストへ転職する場合、分析スキルに加え、プログラミング言語Pythonや機械学習の環境構築、データベース・SQLなどのスキルを高いレベルで求められます。既にエンジニア職として経験を積んでいる場合は、機械学習、ディープラーニングのスキルや開発経験を積みつつ、統計学や統計モデルの構築方法を学び、求められる知識を身につけると良いでしょう。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法 その2 ITコンサルタント、マーケター、データアナリストからデータサイエンティストへの転職

ITコンサルタント、マーケター、データアナリスト等の非エンジニア職からデータサイエンティストへの転職を目指す場合、SPSSやSASなど統計ツールを用いたデータ分析のスキル、統計学や数学の知識に加え、プレゼンテーションや交渉などのビジネスのスキルセットも重要です。
また、非エンジニア職からデータサイエンティストへの転職を検討する際も、最低限のプログラミング知識は必要です。C++、Python、JavaScript、Javaなど、データサイエンティストの仕事をするために必要となるプログラミング知識は身につけておきましょう
プログラミング関連の知識がない場合は、プログラミングスクールを利用して、知識を身につけた上で転職活動を進めるのがおすすめです。
以下では、データサイエンティストへの転職に必要なプログラミングスキル(Python)や、機械学習、統計学などの知識を学ぶことができるプログラミングスクールをご紹介します。

データサイエンティストへの転職におすすめのプログラミングスクール

Tech Academy(テックアカデミー)

Tech Academy(テックアカデミー)

Tech Academy(テックアカデミー)は、プログラミング教育事業を手掛けるキラメックスが運営するオンラインプログラミングスクール。導入企業800社、受講生30,000人を超える教育実績を持ち、マクロミルが2020年に実施した調査では、オンラインプログラミングスクール受講者数No.1を記録している。
Tech Academyの特徴は、受講生であれば転職支援サービス「Tech Academyキャリア」を無料で利用できる点。登録すると、Tech Academyの学習で身につけたスキルをもとに、企業やコンサルタントからスカウトメッセージを受け取ることができる。Tech Academyのコース受講後すぐに無料登録でき、学習と同時に効率的に転職活動を行える点はTech Academyならではの魅力と言えるだろう。
ちなみに、Tech Academyで、Pythonを使ってデータ分析の手法を習得する「データサイエンスコース」を設けている。統計学を基礎から学びたい方、データサイエンティストとして活躍したい方向けのコースとなっており、パーソナルメンターが週2回マンツーマンでのメンタリングを行う。未経験からデータサイエンティストへの転職を考えている方であれば、検討する価値があるコースと言える。
また、AIエンジニアとしての知識や技術を身につけたい方は、「AIコース」もチェックしておきたい。ディープラーニングや評判分析クラスタリングなど、「データサイエンスコース」のカリキュラムには含まれていない内容もあるため、双方のコースをチェックし、自分に合ったコースを選ぶと良いだろう。

料金/受講期間

データサイエンスコース/AIコース

  • 4週間プラン:149,000円
  • 8週間プラン:199,000円
  • 12週間プラン:249,000円
  • 16週間プラン:299,000円
  • 社会人向け料金。別途学生向けの料金プラン有り
受講スタイル オンライン学習+メンタリング+チャットサポート
学習内容

データサイエンスコース/AIコース

  • プログラミング(Python)
  • 機械学習
  • 数学・統計学
  • 統計モデルの構築

AIコース

  • プログラミング(Python)
  • 機械学習
  • ディープラーニング
  • 評判分析クラスタリング

データサイエンティストへの転職におすすめの転職エージェント

未経験職種へ転職する場合は特に、転職エージェントを活用し、非公開求人を含む求人の紹介を受けながら、効率的に転職活動を進めていくことが大切です。
以下では、未経験からデータサイエンティストへの転職におすすめの転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。
データサイエンティストへの転職を目指している方は、ぜひチェックしてみてください!

レバテックキャリア

レバテックキャリア画像

レバテックキャリアは、レバレジーズが運営する、IT・Web業界の転職求人のみを専門に取り扱う転職エージェント。データサイエンティストの求人も多数取り扱っており、公開求人はもちろん、秘匿性の高い非公開求人も豊富。2020年10月現在、Web面談または電話面談での登録を受け付けており、対面での面談なしで登録することができる。
レバテックキャリアの特徴は、専任のキャリアアドバイザーからきめ細かな転職サポートを受けられる点。面接対策も実施しており、転職支援サービスの登録者向けに、企業がエンジニア採用で重視するポイントを抑えたオリジナル資料「面接詳細」を配布。希望者にはコンサルタントが直接職務経歴書を添削するなど、手厚いサポートを提供している。
ちなみに、レバテックキャリアは、技術知識が全くない未経験の方のエンジニア・技術職への転職サポートはおこなっていないため注意。但し、個人でプログラミングの経験があり、資格を取得しているなど、一定以上の知識がある方であれば、未経験からサポートも行っているため、実務経験がない場合でも、一定のスキルがある方は諦めずに、一度相談してみると良いだろう。
拠点は東京、大阪、福岡の3か所となっており、対応地域がやや限られる点には注意が必要だが、データサイエンティストへの転職支援実績もあり、利用者の評判も総じて高い。レバテックキャリアは、IT・Web業界のデータサイエンティストへの転職を考えているエンジニアの方にとって、利用する価値がある転職エージェントだろう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント・画像

リクルートエージェントは、圧倒的な規模と実績を誇る業界最大手の転職エージェント。数ある転職エージェントの中でも、他を圧倒する求人数を有しており、ほぼすべての業種・職種の求人をカバー。データサイエンティストの求人も多数取り扱っており、未経験職種への転職にも幅広く対応するなど、実績面でも他を圧倒している
リクルートエージェントの特徴は、転職活動をサポートするキャリアアドバイザーの質の高さ。経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しており、業界ごとに特化した高い専門知識を持つキャリアアドバイザーから、質の高い転職サポートを受けることができる。非公開求人も含め、データサイエンティストへの転職を徹底サポートしてもらえる点は嬉しい。また、未経験職種への転職支援実績が豊富。
さらに、業種・職種を問わず幅広いコネクションを持っている点もリクルートエージェントの大きな魅力。国内大手企業はもちろん、ベンチャー企業、外資系企業等からも多数の求人が集まっている。
未経験からデータサイエンティストへの転職を考えている方にとって、リクルートエージェントは、まず登録しておくべき転職エージェントであることは間違いない。

WORKPORT(ワークポート)

ワークポート・画像

ワークポートは、IT企業・インターネット関連・ゲーム関連企業に特化した転職エージェントとして創業。現在は、IT企業の転職に強みを持つ、総合転職エージェントとして多くの利用者から支持されている。
ワークポートの特徴は、企業との強いコネクションを活かし、他の転職エージェントにはない求人が充実している点。特にIT企業の求人に関しては他の転職エージェントと比較しても求人数、質ともに高く、求職者から高い評価を獲得している。データサイエンティストの求人も豊富に取り扱っており、未経験可の求人や、「データサイエンティスト候補」の求人も
また、業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、企業選びから履歴書・職務経歴書の作成、面談日程の調整、年収交渉まで、一貫して手厚いサポートを提供している点も大きな魅力。
ちなみに、2020年10月現在、ワークポートではWeb面談または電話面談での登録を受け付けており、対面での面談がなくとも登録することができる。
未経験者の転職に強く、IT企業への転職支援実績も豊富なワークポートは、特にエンジニアからデータサイエンティストへの転職を検討している方にとって、利用する価値がある転職エージェントと言えるだろう。

データサイエンティストへの転職 FAQ

FAQ未経験からデータサイエンティストへは転職できる?

未経験であっても、統計学、データ分析、データベース言語(SQL)、プログラミング(Python、R言語)機械学習、ディープラーニング等の必須スキルがあり、周辺職種での実務経験があれば、データサイエンティストとして転職することは可能です。
データサイエンティストに必要なスキルを身につけ、転職を成功させましょう。

FAQデータサイエンティストの平均年収は?

データサイエンティストの求人票において、記載されている下限年収の平均は466.3万円。年収(上限)の平均は844.7万円となっています。ちなみに、年収1000万円の割合は24.8%と、最も大きなボリュームゾーン。スキルや経験、実績によっては、かなりの高年収が期待できるハイクラス専門職だと言えるでしょう。

アスタミューゼ株式会社による調査(※2020年6月25日)より

FAQデータサイエンティストが活躍する業界は?

データサイエンティストが活躍する業種は、上位をデジタルマーケティングの業種が占めており、「インターネット・広告・メディア」、「コンサルティング・リサーチ」、「IT・通信」、「機械・電気」の4つの業種が10%超となっています。
また、上記業種のほかにも、機械・電気メーカーや、Fintechの金融系でも活躍できる職種です。さらに、「素材・化学・食品」「医薬品・医療機器」「建設・プラント・不動産」「小売」といったマーケティングや広告関連ではない他分野からの採用も増加しており、幅広いフィールドで活躍できる職種と言えるでしょう。

まとめ

未経験からデータサイエンティストへの転職について解説した本特集はいかがでしたか?
データサイエンティストは、これからの社会において、大きな注目を集める需要の高い職種と言えるでしょう。年収の高さにも定評があることから、年収アップも期待でき、エンジニアやSE、ITコンサルタントやデータアナリストの方が、キャリアチェンジを目指すのであれば、大きな魅力がある職種であることは間違いありません。

未経験からデータサイエンティストへの転職・画像

未経験からデータサイエンティストに転職する場合は、まず周辺職種の経験を積み、スキルを身につけてから転職をする必要があります。また、ビジネスにおける意思決定の局面にかかわるデータサイエンティストは、統計学やツールを用いた分析、PythonやSQL、データベースなどのスキルに加え、プレゼンテーションや交渉などビジネスのスキルセットも必要です。高い専門性に加え、総合的なビジネススキルを持っていることが、データサイエンティストへの転職を成功させるポイント。

未経験からデータサイエンティストへの転職を考えている方は、本特集を参考に、データサイエンティストにキャリアアップする方法や、データサイエンティストへの転職に強い転職エージェントを上手く活用し、転職を成功させましょう!

著者
西山 さき

著者 西山さき

Hayakawa所属のライター・編集者。
主な執筆ジャンルは金融、エンタメ・カルチャー、教育、転職・就職等。カルチャーに関心があり、休日は音楽と美術鑑賞、読書に明け暮れている。