未経験から秘書への転職を成功させる方法を解説

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未経験から秘書への転職を成功させる方法

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未経験から秘書への転職を成功させる方法

秘書の業務内容や、秘書に転職するメリット・デメリットを、わかりやすく解説

未経験から秘書への転職を成功させる方法

はじめに

秘書の仕事は、会社役員や社長のサポートが主な業務内容であり、人のサポートをするのが好き、前面に立ち目立つ仕事よりも裏方仕事にやりがいを感じる…という方に、ぴったりの仕事です。現在、他の職種で働いている方の中にも、転職先の候補の1つとして、秘書を目指したいと考えている方も多いはず。

秘書への転職を目指すのであれば、まずは秘書の仕事について、しっかりと理解しておく必要があります。例えば、秘書の仕事の範囲は?秘書になるメリット、デメリットは?等、秘書がどういう仕事なのか、具体的にまだ知らないという方は、まずは秘書の仕事を把握するところからはじめましょう。

今回の特集は、秘書の仕事内容はもちろん、未経験から秘書への転職を成功させるための方法をわかりやすく解説

また、派遣から秘書の仕事をスタートする方法はもちろん、派遣から正社員を目指す方法、異業種転職で未経験から正社員を目指す方法についても解説しているので、秘書への転職を目指している方は、是非最後までチェックしてみてください。

秘書の主な業務とは?

秘書の仕事は、上司のスケジュール管理、電話対応、メールやお礼状の作成等、デスクワークが中心です。その他にも、来客へのお茶出しや案内、会議で必要な資料作成、打ち合わせ場所(応接室、レストラン等)の予約、同行なども秘書が行うことが多く、その業務内容は多岐にわたります。自身が就く上司によって、どこまで任されるか異なるため、あらゆる仕事へ臨機応変に対応することが求められます。

秘書の主な業務とは?・画像

また、外資系企業の秘書であれば、翻訳や通訳の一部を任されることも。転職先の業種によって、専門的な知識が求められることもあるので注意しましょう。

秘書の働き方は主に、「グループ秘書(グループセクレタリー)」と「個人秘書」の2種類。グループ秘書は、大企業で多く採用されており、秘書室や経営企画室等へ配属され、チーム単位で複数人のサポートを行います。その一方で個人秘書の場合、小さい法律事務所や大学教授など、1人~5人程度のサポートを1人で行うケースがほとんど。個人秘書は、一般的な秘書の仕事に加えて、事務全般を任されることも少なくありません。

秘書の主な業務内容

  • スケジュール管理
  • 電話対応
  • メールや電話の処理
  • 来客対応
  • 資料作成
  • 慶弔関連の対応
  • お中元やお歳暮の手配
  • 打ち合わせ場所の予約(応接室、会議室、レストラン等)
  • 弁当や昼食の手配
  • 航空券やタクシー、ホテルの手配
  • オフィスの整理整頓 など

秘書に転職するメリット・デメリット

秘書に転職するメリットとは?

秘書に転職するメリットの1つは、どの職種でも通用するビジネスマナーを、高いレベルで身に着けることができる点でしょう。また秘書は、他の職種と比較して、他社の重役やVIPと接する機会が多い点も大きなメリットの1つ。自身の行動で、上司のイメージも左右されるため、丁寧な言葉遣いや振る舞いが自然と身に着きます。メールや手紙の対応を任されることで、洗練されたビジネスマナーが身に付く点も、秘書に転職するメリットと言えます
さらに、秘書の仕事は、社外の人だけではなく、社内の様々な人と顔を合わせる機会が多くなります。秘書以外の職種では、会って話す機会がほとんどない人とも面識を得ることができ、人脈が大きく広がる点も、秘書になるメリットの1つです。

秘書に転職する6つのメリット

  • 言葉遣いや挨拶の仕方、メール対応といったビジネスマナーをしっかり身につけることができる
  • 業務内容が幅広いため、経験や知識が増える
  • 社外の会社役員やVIPとつながりが持てる
  • 社内で顔見知りが多くなり、人脈が広がる
  • 総合的な判断力が上がり、臨機応変に対応できる
  • 秘匿性の高い仕事に携わる場合も

秘書に転職するデメリットは?

一方で、秘書の仕事は、上司のスケジュールに大きく左右され、上司が出勤している日は、原則として秘書も出勤しなければいけません。そのため、自由に有給を取得できない場合も多く、旅行や帰省の計画を立てにくい点は、秘書に転職するデメリットと言えるでしょう。
また、担当する上司によって、どの範囲までサポートする必要があるのか、どのようなサポートを求めているかが、大きく異なります。上司に合わせて、臨機応変に対応することが求められるため、転職後しばらくは忙しくなるでしょう。

秘書に転職する4つのデメリット

  • 原則として、出勤日や休暇を上司のスケジュールに合わせなければならない
  • 上司よりも先に帰宅するのは難しい
  • 自身が就く上司により、仕事のやり方を調整する必要がある
  • 守秘義務に抵触する内容が多い

未経験から秘書を目指す2つの選択肢

未経験から秘書を目指す場合、まずは派遣社員からスタートする方法と、いきなり正社員を目指す方法があります
派遣社員からスタートする場合、実績を積むことで、正社員求人へ応募した際、有利になることが多く、1つ1つステップを踏んでいき、正社員を目指すことになります。確率で言えば、この方法のほうが確実です。
いきなり正社員を目指す方法は、ハードルがやや上がるものの、前職が事務職で秘書に近い業務をしていたという方や、秘書の仕事の中で、活用できる資格を保有している方であれば、可能性は十分あります。

どちらの方法にも、メリットとデメリットがあるので、以下の解説を参考に、自身に合った方法を選択しましょう。

1派遣秘書から正社員にステップアップする方法

秘書の仕事は、正社員よりも派遣社員が多く、派遣であれば、実務未経験で採用されることも少なくありません。未経験から秘書を目指す場合、まずは派遣社員として秘書の仕事に慣れ、一歩ずつステップアップしていき、正社員を目指すのが、最もベーシックで確率の高い方法と言えるでしょう

派遣秘書から正社員にステップアップする方法・画像

また、派遣の仕事を選ぶ際、「紹介予定派遣」を選ぶという選択肢もあります。紹介予定派遣は、一定期間派遣社員として業務に就いた後、派遣先の企業と労働者本人の合意のもと、直接契約に切り替える就業形態のことです。実際に企業の中で働いた上で正社員を目指すことができるので、雇用のミスマッチが起きにくく、企業と労働者の両方にメリットが大きい働き方と言えるでしょう
ただし、直接契約に切り替える際、無期雇用の正社員ではなく、1年契約で更新していく契約社員として働くことを提案されるケースも少なくありません。無期雇用の正社員を目指すのであれば、派遣社員として就業している間に、仕事へのやる気や高いポテンシャルをアピールすることが重要です。

秘書求人が多いおすすめの派遣会社

テンプスタッフ

テンプスタッフ画像

転職支援サービス大手「doda」を傘下に抱えるテンプスタッフホールディングスが運営する派遣会社。業界トップクラスの求人数を誇り、秘書求人も400件以上取り扱っている(※2019年2月時点)。
テンプスタッフでは、派遣秘書が働きやすい環境を整備しており、社会保険や有休制度、労災保険などを完備。海外旅行や、普段の買い物で利用できるお得なサービスも用意しているので、就労している間はもちろん、休日も快適に過ごせるのが嬉しい。
さらにテンプスタッフでは、派遣秘書のスキルアップも支援。TOEIC、経理、簿記などの資格取得のための講座を定期的に実施している点も、チェックしておきたい。
秘書求人を多く取り扱っており、正社員並みの福利厚生を用意しているテンプスタッフは、未経験から秘書としての就業を目指すのであれば、必ず登録すべき派遣会社の1つだろう。

2未経験からいきなり正社員の秘書を目指す方法

未経験からいきなり正社員を目指す場合、派遣社員からキャリアアップするケースと比較すると、難易度は当然上がります。秘書の正社員求人は、未経験者OKとしている求人が少なく、秘書経験者の応募があった場合、選考で不利になることは否めません。
ただし、以下にご紹介する、正社員の秘書を目指す際、押さえておきたい2つのポイントに気を付け、求人を探せば、採用される確率は大きく上がるはずです。未経験からいきなり正社員の秘書を目指したいと考えている方は、是非チェックしてみてください。

未経験からいきなり正社員の秘書を目指す方法・画像

ポイントの1つ目は、秘書として活躍できるポテンシャルを明確に証明すること。例えば、秘書の仕事で活用できる資格を取得する、記憶力の良さや行動力・判断力の高さを証明できるエピソードを具体的に提示するなどして、秘書として即戦力の人材であることをアピールしましょう。
もう1点は、あまり規模が大きくないベンチャー企業や、弁護士事務所、法律事務所、公認会計士事務所の秘書を目指すこと。中小企業であれば、人物本位の採用を行うケースが多く、秘書経験が問われないケースも少なくありません。

これら2つのポイントを押さえて、秘書の正社員求人を探せば、実務未経験の方であっても、採用される確率は飛躍的にアップするでしょう。

未経験OKの秘書求人を取り扱うおすすめの転職サイト

リクナビNEXT

リクナビNEXT画像

転職者の約8割が利用する、転職サイトの最大手。
リクナビNEXTでは、2019年2月現在、約80件の未経験OKの秘書求人を取り扱っており、法律事務所や不動産、自動車開発、コンサルなど様々な業種のなかから、自身に合ったものを選ぶことができる。さらに年収や勤務地、従業員数などで、秘書求人を絞り込める点も嬉しい。
また、リクナビNEXTでは、効率よく転職活動を進めるための様々なサービスを用意。AIが求人の検索結果から、自身の好みや向いている職業を分析し、ぴったりな求人を自動で紹介するサービスや、応募するか迷っている企業を「気になる」に登録しておくと、その企業から直接連絡が届くスカウトサービス等も利用できる。未経験OKの秘書求人含め、幅広い求人を取り扱い、スカウトサービスも用意しているリクナビネクストは、まず登録しておきたい転職サイトの1つ。

未経験OKの秘書求人を取り扱うおすすめの転職エージェント

パソナキャリア

パソナキャリア画像

パソナキャリアは、総合人材サービス企業パソナが運営する転職エージェント。
パソナキャリアの最大の特徴は、女性の正社員転職に大きな強みを持っている点だろう。専任のキャリアアドバイザーが、求人探しから書類の添削、模擬面接の実施まで、求職者の転職をフルサポートし、利用者は安心して転職活動を進めることができる。年収の交渉、企業の社風や業務内容の情報提供も行っているため、雇用のミスマッチが起きにくい点も嬉しい。
また、パソナキャリアでは、誰でもアクセスできる公開求人に加え、一般公開されていない非公開求人も多く所持。求人の割合は、公開求人20%に対し、非公開求人は80%と、半分以上を非公開求人が占めており、パソナキャリアでしか応募できない求人もあるので、チェックしておいて損はないだろう。
パソナキャリアは、秘書の正社員求人を探す際、積極的に利用したいサービスの1つ。

まとめ

未経験から秘書への転職を成功させる方法に注目した本特集は、いかがでしたでしょうか?

秘書の仕事は、担当する上司が仕事に集中できるよう、目配り気くばりし、最適な労働環境を整えることがミッションです。未経験から秘書に転職すると、最初は他の仕事とは異なる業務内容に苦労することがあるかもしれませんが、その分やりがいもあります。またサポートする上司が気持ちよく働いてくれて、秘書に感謝してくれれば、「明日もまた頑張ろう」と思うはず。

ちなみに、秘書は必ずしも女性の仕事ではありません。近年では男性の秘書も存在しており、性別に関係なく秘書の仕事を目指せるようになっているのも、嬉しい点です。

未経験から秘書への転職を考えている方は、本特集の内容も参考に、秘書の仕事への転職を成功させましょう!

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