転職回数が多い人の履歴書作成と面接のコツ!内定率を上げるポイントをチェック

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転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

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転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

転職回数が多い人を悩ませる「転職理由」

みなさんは「ジョブホッパー」という言葉をご存知でしょうか?ジョブホッパーとは、転職を重ねるビジネスパーソンの事を指し、日本でも転職業界を中心に認知されつつあります。この言葉が浸透しつつあることから考えても、転職活動はもはや珍しいものではないと言って良いでしょう。

しかしその一方で、キャリアに一貫性のない転職を繰り返す「ジョブホッパー」に関しては、シビアな目を向けられてしまうのもまた事実です。

1度や2度であればあまり気にする必要はありませんが3度、4度と転職を重ねている人は、明確な転職理由を説明できることが転職を成功させるための最低条件です。きちんとした準備をせず、転職活動に臨まなければ、書類選考や面接をなかなか突破できず転職先が決まらない、というケースも。

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

そこで今回の特集は「転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ」、と題して、転職回数が多い方向けの履歴書と面接の対処法をまとめました。

転職回数の多さをどうカバーすれば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

転職回数が多い人の履歴書の書き方

転職回数が多い理由として、後ろめたさや計画性のなさがある人は、履歴書にもその自信のなさが現れ、中身が乏しくなる傾向があります。逆に少しでもこれまでのスキルや経験をアピールするため一から十まで書き出し、その結果一貫性に欠ける印象を与えてしまうケースも少なくありません。しかし、それでは企業の採用担当者による厳しいチェックを通過し、書類選考を突破することはできません。

ここでは転職回数が多い人がやってしまいがちな履歴書の書き方の失敗例と、転職回数の多いことをマイナスで終わらせないための履歴書の書き方をご紹介します。

転職回数が多い人の履歴書の書き方 その1職歴

転職回数が多くなると、企業の採用担当者がまず懸念するのは、採用してもまたすぐに退職してしまうのではないかという点です。そのような懸念を払しょくする為にも、採用担当者が納得のいく過去の退職理由や、自身の今後のキャリアプランについて、しっかり考え、論理的に伝えられるだけの準備を整えておく必要があります。

例えば、これまでの転職を通じて身に付いたスキルを具体化し、今後の仕事に活かせる経験になっていることが伝えられれば、大きなアピールポイントにすることができるはずです。

転職回数が多い場合は、履歴書は職歴記入欄の多いフォーマットを選び、退職理由を明白にし、今後に活かせる業務経験などを補足として、追記すると良いでしょう。

職歴の失敗例

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

失敗ポイント

内容が簡素で、退職理由や取り組んだ業務内容が伝わらず、キャリアの一貫性のなさや在職期間の短さだけが目立っている。

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

職歴の成功例

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

成功ポイント

不明瞭だった退職理由が明記され、業務内容や身についているスキルも伝わりやすくなりました。1年で退職したことも会社都合ということが分かり、採用担当者の懸念を払しょくすることが期待できます。

転職回数が多い人の履歴書の書き方 その2志望動機

採用担当者の「長く働く気があるかどうか」の懸念に対して、最も強くアプローチできる項目が志望動機です。もし今までの会社が自分自身の問題で長続きしていなかったのであれば、ここで過去との違いをアピールする必要があります。特に入社後の目標や今後のキャリアプラン、今まで身に着けたスキルをどのように業務に活かしていくのかなど、自分の希望だけではなく、会社に貢献できるポイントを最大限アピールすると良いでしょう。

志望動機の失敗例

「大学では英文コースを専攻し、留学経験もあります。語学力が活かせる仕事をしたかった為、一社目は国内本社と海外支社の間で言語サポートを行う業務をしておりました。その後、キャリアアップを図り転職しましたが、提示されていた業務内容と異なり、やむなく退職いたしました。現在は総合旅行会社で訪日観光客向けパッケージツアーの企画やイベントでのPR業務、添乗員業務に従事しております。そこでTOEIC800点と旅程管理主任者の資格も取得しました。今後は身に付けた語学力を活かしたいと考え、応募いたしました。御社でも語学を活かし、精いっぱい業務に努めるつもりです。」

失敗ポイント

語学力や海外経験、退職理由のやむを得なさをアピールしたいことは分かりますが、全体的に中身がなく薄っぺらい印象。辞めた理由も大切ですが、今までどんな経験を積んできたのか、そして今後は習得したスキルや資格などをどう活かしていくつもりなのか、もっと具体的に自分の強みを実務に結び付ける必要があります。

志望動機の成功例

「御社の幅広いジャンルを手掛けるインバウンド事業に惹かれ、応募いたしました。 学生時代は英文コースを専攻し、米国への長期留学経験もあります。現地でさまざまな人に親切にしてもらった経験から、私も日本で海外の人たちの助けになれるような仕事がしたいと思うに至りました。現在は総合旅行会社で訪日観光客向けパッケージツアーの企画やイベントでのPR業務、添乗員業務に従事しております。また人を笑顔にすることができる仕事にやりがいを感じ、TOEICスコア800点や旅程管理主任者を取得しました。現在の仕事もやりがいのある仕事ですが、今後はパッケージツアーだけではなく、もっと広い範囲のインバウンド事業で長期戦略を視野に入れた企画に携わりたく、再度転職を決意いたしました。体験型プログラムに強みを持つ御社であれば、ニーズに即したプランを立案するために、添乗員時代にお客様から頂いたフィードバックなどを無駄なく活かしていけると考えております。」

成功ポイント

志望動機に具体的なストーリー性が付加され、全体的に説得力が増しています。ネガティブではなく、ポジティブな転職であることも好印象。応募先企業の事業内容にも触れ、今までの経験やスキルをどう活かすつもりなのか明確にされているのもポイントです。

履歴書で意識して取り組むべきポイント
  • 退職理由は記載する
  • 転職後に活かせるスキルや経験をアピールしよう
  • 志望動機は熱意と長く続ける意思があることを伝える
履歴書・職務経歴書の添削に定評がある転職エージェント

doda(デューダ)

doda(デューダ)画像

転職業界最大手のパーソルキャリア㈱が運営する、中途採用に特化した転職サービス。dodaに登録すると自動的にdodaエージェントにも登録されるため、キャリアコンサルタントのサポートを受けることができる。ニーズに合わせた履歴書のテンプレートも公開しており、経歴や志望動機などそれぞれ強調したい項目に合わせてフォーマットを変更することができる。

転職回数が多い人が気を付けるべき面接のコツ

第一関門である書類選考を突破し、ほっと胸をなでおろすのも束の間。今度は企業の採用担当者と直接向き合う面接が待ち受けています。この面接は事業規模が大きい場合は、複数回行われるケースが一般的です。転職の際、書類選考だけで内定が得られるケースはありません。転職を成功させるためには、この面接が全てのカギを握ります

ここでは転職回数が多い人がやってしまいがちな面接時の失敗を、事例を踏まえて解説。転職回数の多さを強みに変えることができる面接のコツをご紹介します。

転職回数が多い人の面接への対処法 その1質疑応答:転職理由

転職理由は家庭の事情や心身の不調、人間関係や待遇面の不満など、人によって様々。理由は何にしても、採用担当者にネガティブな印象を与える受け答えはNGです。仮にやむを得ない理由で退職した場合でも、できるだけ客観的かつ簡潔に状況を説明できるよう準備をしておきましょう。

質疑応答:転職理由の失敗例

「語学力を活かす仕事を探し、転職しましたが、想像していた業務内容とは異なることから退職しました。今の仕事も楽しくない訳ではないですが、もっと自分の能力を活かせる職場に行きたいと考えています。」

失敗ポイント

業務内容を退職・転職原因として伝えると、少しでも自分の好みと合わないと辞めてしまうのでは?という印象を与えてしまいます。どんな企業であっても100%満足いく仕事を提供できないことを企業の採用担当者は理解しており、このような退職理由はNGです。退職理由はよほどでない場合を除き、会社のせいにするのは避けた方がいいでしょう。

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

質疑応答:転職理由の成功例

「今までは語学力を活かせるかどうかだけを重視して、仕事探しをしていました。しかし、現職で人と接する仕事を経験し、今後は語学力を活かすだけでなく、語学を使って人を笑顔にする仕事がしたいと考えるようになりました。」

成功ポイント

今までの経験で目標が変わり、今はその目標に向かって行動していることが伝わります。目標や目的ありきの退職なら、印象としてあまりネガティブなイメージにはなりにくいでしょう。

転職回数が多い人の面接への対処法 その2質疑応答:今後のビジョン

今後のビジョンや自身のキャリアプランは、転職回数が多ければ多いほど、ほぼ確実に質問される項目です。特に職歴からキャリアプランが見えづらく、行動に一貫性がないと判断されやすい人は要注意。行動理念の見えない求職者は採用企業に敬遠されてしまいます。
採用担当者が一番知りたいのは、あなたが採用後にどういう行動をするつもりなのか、という点。転職した先でどのようなことがしたいのか、今までの経験をどのように活かすつもりなのか、という能動的でポジティブな回答が求められます。

質疑応答:今後のビジョンの失敗例

「今は特にやりたいことはありません。どんな仕事も頑張ります。御社の業務を通じて目標が見つけられればと思っています。」

失敗ポイント

一見何でもやりますという点は良く見えるかもしれませんが、採用後の目標がなく、行き当たり場たりなイメージを与えます。また、もし入社後も目標が見つからなかった場合、またすぐに辞めてしまうのでは?判断されてしまう可能性があります。

転職回数が多い場合の対処法 - 履歴書の書き方と面接のコツ

質疑応答:今後のビジョンの成功例

「当面の目標としては、御社の業務にも活かせるインバウンド実務主任者認定試験合格を目指しつつ、仕事を憶えていければと考えています。ゆくゆくは御社で、新規事業の立ち上げにも携わりたいと考えています。」

成功ポイント

特に目指しているものがない場合でも、業務に関係のある資格取得に向けて勉強していることを伝えると向上心の高さをアピールできます。さらに採用後の目標があれば、長く勤める意思を分かりやすく伝えることができるでしょう。

面接で意識して変えていくべきポイント
  • 退職理由は明確に答えられるように用意しておく
  • 転職理由には軸となる行動指針を設けておく
  • キャリアプランや入社後の目標など、将来のビジョンを明確化しておこう
模擬面接の質に定評がある転職エージェント

リクルートエージェント

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業界最大級の求人数を誇る転職エージェント。リクルートエージェントには模擬面接サービスがあり、大手企業の人事や人材コンサルティング会社で長年経験を積んだ「採用のプロ」が担当としてついてくれる。不安な質疑応答の内容もブラッシュアップしてくれるので、本番前に自信をつけたい人はぜひ活用したいサービスの一つ。

転職回数を経験現場の多さやスキルアップの手段としてアピールしよう

転職回数が増えてくると、どうしても採用担当者のチェックの目が厳しくなってしまう傾向にあります。特に不本意な転職を繰り返してきた人は職歴にも自信がなく、履歴書や面接時にその自信のなさを見抜かれてしまうことも。

しかし、転職回数の多さが一概に不利になるかと言えば、必ずしもそうではありません。転職をしたからこそ得た経験やスキルを活かし、新たな職場で目標を達成したいという想いを履歴書と面接でしっかり伝えることができれば、過去の転職活動の多さをポジティブに受け止めてくれる企業が必ずあります。

大切なのは今までの行動に一貫性を持たせられるかどうか。試行錯誤を繰り返しても自分で答えが見つけられない場合は、転職のプロに相談するのも一つの手段です。今までの職歴や経験を少しでも強みに変えて、積極的にアプローチできるようになればきっと転職活動も上手くいはずです。

著者
たかしま

Hayakawa所属のライター・編集者。
大学卒業後、新卒で就職せず海外へ。帰国後、就職活動でかなり苦戦し、転職経験も多い。
学生時代の専攻はロシア語。ロシアでの生活経験は、その後の人生にかなりのインパクトを与えた。