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「35歳転職限界説」という言葉もある35歳の転職。これまでのキャリアを見つめ直し、自分の経験・スキルをより活かせる場所で働きましょう

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35歳の転職~はじめに~

35歳という年齢は、社会人として仕事をはじめ、10年以上が経過し、これから先、自分がこの会社でどこまでいけるのかをふと考える事が増える時期です。35歳という年齢は一つの区切りであり、これまでの自分キャリアを見つめ直し、転職を考える事もあるでしょう。
20代の転職と比較すると、35歳での転職のハードルは上がりますが、しっかり自己分析を行い、転職に挑めば、決して越えられないハードルではありません

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そこで、本特集では「35歳の転職」と題し、35歳に求められるスキルや、35歳の転職を成功させる上で押さえておきたいポイントをご紹介します。
これまでの自分のキャリアを見つめ直し、自分の経験・スキルをさらに活かせる場所で働くための転職について考えてみましょう!

35歳転職限界説

35歳で転職を考える際、避けて通れないのが「35歳転職限界説」という言葉です。
「35歳転職限界説」とは35歳を過ぎると転職が難しくなる、つまり「35歳が転職のボーダーラインである」ということを意味しており、転職市場で最も有名な格言の一つになっています。

この言葉は、給与水準は高いものの、新しい知識を吸収する事が難しい30代中盤以降を企業の採用担当者が避ける傾向があったために生まれたものですが、最近の転職市場を見ると、30代中盤以降の転職成功者が増えており、35歳が転職の限界という状況は変わりつつあります

転職できる年齢のボーダーラインに異変あり

上述したように35歳が「転職のボーダーライン」となっていた時代は過去のものになろうとしています。
転職サイト大手「doda」の調査によると、35~40歳の転職成功者の割合は、2007年下期の8.0%から、2014年下期には14.8%まで上昇しました。35~40歳の転職成功者の割合が上昇した理由としては、

  • 景気回復により企業の採用活動が活発になった
  • 新規事業や新たな市場の開拓をする企業が増え、若手の育成が追いつかず、豊富なキャリア・実績や、専門スキルを持つ人材が必要とされている
  • 若手をマネジメントができる即戦力を求める企業が増えている
  • 中途採用において、これまでの経験年数に応じたスキル・能力によって、転職者を評価するようになった

等が挙げられます。

つまり、現在の転職市場では年齢を問わず、企業が必要とするスキルを持っている人であれば、採用するケースが増えているのです

35歳に求められるスキル

では次に、「企業が必要とするスキル」を見ていきます。
社会人として10年以上のキャリアを持つ35歳。企業の中では、中間管理職として働く人も多く、転職の際は、以下の3つのスキルに注目しましょう。

1即戦力としてのスキル

  • 知識、実務経験、実績など

2リーダーシップ、マネジメントスキル

  • 部下をまとめ、プロジェクトを進める
  • 後輩の指導

3組織内での調整力

  • 組織内の上下関係を調整する→上司、同僚、後輩から信頼される人間関係を築ける
  • 関係部署、外部との連携が取れる
  • チームなど組織運営の中で、役割を意識して仕事に取り組めること

35歳で転職をする際、「即戦力としてのスキル」に加え、「リーダーシップ、マネジメントスキル」や、「組織内での調整力」も重要なポイントになります
これまでのキャリアの中で、チームリーダーや部下のマネジメント経験がある場合は、そのことを応募書類や面接の場でアピールする事が大切です。マネジメント経験がないという方は、チームで仕事をした際の自分の立ち位置や仕事の進め方を振り返り、プロジェクトを円滑に進めるために取り組んだ内容をアピールすると良いでしょう。

35歳の転職

自分のキャリアの棚卸が上手くできない、また履歴書・職務経歴書・面接対策に不安があるという方は、プロのキャリアコンサルタントに、転職に関する悩みを相談する事ができる転職エージェントの利用がおすすめです

転職エージェントは、書類作成や面接対策のサポートに加え、膨大な求人の中から自身の要望に合った求人を紹介してもらう際にも役立ちます。
これまで転職活動で転職エージェントを使った事がないという人は、転職エージェントの利用をおすすめします。

編集部おすすめの転職サイト・転職エージェント

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35歳での転職を成功させるためのポイント

35歳での転職を成功させるためのポイントは、これまでのキャリアで培った知識・経験・スキルを、次の会社でどのように活かせるかを明確にし、そのうえで、これから何をしたいのか、どうなりたいのかを、しっかり考え、企業に伝えるという事がファーストステップです。
特に、面接の際は、聞かれている質問に答えるだけではなく、その会社で働くことになった場合、これまでの経験を活かして、自分がどう役に立てるのかをしっかり説明できるように準備しておきましょう。

35歳の転職

35歳には、65歳の定年まで、半分以上の期間がまだ残されています。
これからの自分自身のキャリア考えたとき、今の職場で自分が満足する仕事ができてないと思うのであれば、自分のスキルや経験をより活かせる環境を探すのも一つの方法です。どのような方法を選ぶにせよ大切なのは自分自身の意志です。一度方針を決めたら、その方針に向けて、最初の一歩をまずは踏み出しましょう!

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