自分に合う動物関連の仕事を見つけ、就職・転職を成功させよう!

転職活動の歩きかた

動物関連 仕事 営業

キャンセル

動物関連の仕事と資格一覧!就職・転職のコツ

ケース別転職対策

動物関連の仕事と資格一覧

動物関連の仕事に就職(転職)したい方のために、主な職種と資格を一覧で紹介!

動物関連の仕事と資格一覧!就職・転職のコツ

著者
結(ゆい)

著者 結(ゆい)

「誰かの心に響く文章を書く」をモットーにWEBライターとして活動をして3年目を迎えました。得意なジャンルはペット・エンタメ・美容などなど。心に響く文章を書くことはもちろん、誰もが直感的に情報を得られるわかりやすい文章を書くことを目指して活動しています。
【資格】愛玩動物飼養管理士

動物関連の仕事を目指す方は、まずは仕事の種類と資格を把握しておこう!

人と動物の関わりは切っても切り離せません。近年のペットブームに伴い、動物関連の仕事が増えており、就職(転職)を検討する方も増えています。ただ動物関連の仕事といっても、獣医師・トレーナー・家畜関連・ペットショップのスタッフ等さまざまです。

動物関連の仕事を目指している方の中には、具体的な仕事種類やペット関連の資格があることを知らない方も多いでしょう。ペット関連の仕事への就職(転職)を目指すのであれば、それぞれの仕事の特徴を理解した上で、自分に合う仕事を選びたいもの。また資格を取得し、関連する仕事への就職(転職)を有利に進めるのも選択肢の1つです。

そこで愛玩動物飼養管理士資格を持つ筆者が、主な仕事と資格を一覧で紹介。就職(転職)のコツについても解説します。将来動物関連の仕事に就職・転職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

動物関連の主な仕事一覧

本チャプターでは、動物関連の主な仕事を一覧表にまとめました。まずは仕事内容を把握し、自分に合う仕事を選ぶことが就職・転職を成功させる第一歩です。目指す仕事を考える際、以下の表を是非参考にしてくださいね。

獣医師

  • 怪我や病気をした動物の診療や治療を行う
  • 保健や衛生面の検査業務を行う
  • 動物の命に直接携わる
  • 犬や猫だけでなく、エキゾチックアニマル(蛇や小鳥、フェレット等)や大型動物まで幅広い種類の動物の診療を担当する
  • 対象とする動物ごとに、必要になる勉強の種類が大きく変わる
  • 大学の獣医学部(6年)を卒業し、獣医師国家試験に合格する必要がある

看護師

  • 獣医師の補佐
  • 動物の保定・カルテの記入・血液検査
  • 入院した動物のお世話、ケージや使用する器具の清掃・殺菌など
  • 動物の治療だけでなく、臨床学や理学療法の知識が求められることも
  • 大学、もしくは専門学校に通学し、看護師国家試験に合格する必要がある
  • 資格取得や勉強に関わる時間は2〜3年程度

介護士

  • 怪我をした動物・老犬のお世話をする
  • 動物の健康管理や栄養管理、病気含め、幅広い知識が求められる
  • 学校に通わずとも、通信講座だけで合格できる
  • 動物に関する仕事の中でもハードルは低め

ペットショップスタッフ

  • 犬や猫、魚、鳥類など、様々な動物を販売する
    ※ペットショップによって取り扱う動物が異なる
  • 動物の世話
  • 愛玩動物全般について幅広い知識が求められる
  • 動物の正しい飼育方法や動物関係の法律に関する知識が必要
  • 資格不要

訓練士

  • 盲導犬、警察犬、愛玩動物を訓練する
  • 犬の行動学に関する深い知識が必要
  • 犬と共に行動するための体力

イルカやアシカなどの調教師

  • イルカショー・アシカショーに向けて調教する仕事
  • 海獣に関する知識と泳力
  • 希望者が多いため、採用倍率が高い
  • イルカやアシカの気持ちを理解する努力が必要
  • 経歴や経験がなくても目指せる

トリマー

  • 動物の美容師
  • 爪切り・シャンプー・ブラッシング・毛のカットなど、飼い主の要望に合わせて行う
  • ハサミからバリカンまで使用するため、道具の扱い方を学ぶ必要がある
  • 立ち仕事なので、体力が求められる
  • 専門学校で資格取得、技術の習得が必要
  • 飼い主とのコミュニケーション能力が必要
  • 様々な民間資格がある

水族館・動物園の飼育員

  • 水族館にいる魚、動物園にいる生き物の食事・棲家の掃除等、サポート業務全般を担う
  • 動物に関する幅広い知識が必要になる
  • 力仕事から事務的な仕事まで、幅広い業務をこなす体力
  • 動物園に遊びにくるお客さんへの接客力

ペットシッター

  • 事情がありペットの世話ができない人の代わりに世話をする仕事
  • 餌やり・糞尿の始末・散歩など、ペットを飼育する上で必要なこと全般
  • 通信講座で資格や検定の取得が可能
  • 無資格でも就業できる

ペットホテルのスタッフ

  • ペットの世話全般を担う
  • 宿泊を伴うペットの預かり業務
  • ペットホテルとトリミングサロンが併設されている場合も多くい。トリマー資格等、ペット関連資格を所持していると有利になる

家畜系

  • 牧場経営・畜産動物の世話から出荷・動物の受精行為の手伝いを行う
  • 牛・馬・豚などの家畜を扱う仕事
  • 犬や猫とは違う知識が必要になる
  • 朝早く体力が求められる
  • 対象とする動物や行う仕事が分けられるので、自身のやりたいことに合わせて学べる学校や資格をしっかりと決める必要がある

水産研究者

  • 水生生物に関する研究を行う
  • 魚だけでなく、加工食品の開発や製造に関する研究を行う
  • 魚の孵化や養殖に関する研究は、水産業だけではなく、人にも貢献できる

漁業

  • 漁師として魚を捕獲し、売りに出す仕事
  • 人の食生活に貢献できる
  • 体力が求められる仕事であり、船の免許や車の免許なども必要

動物関連の主な資格一覧

本チャプターでは、仕事ごとに必要もしくは保有していた方が有利になる資格を一覧形式で紹介します。まずは仕事名と資格一覧を照らし合わせ、取得を目指す資格の知識を深めましょう。

仕事名 資格一覧
獣医師
  • 獣医師免許
看護師
  • 愛玩動物看護資格
  • 認定動物看護師
介護士
  • ペット介護士
  • 小動物介護士
  • ドッグヘルパー
  • 老犬介護士
ペットショップスタッフ
  • 愛玩動物飼養管理士
訓練士
  • ドッグトレーニングアドバイザー資格
  • 犬のしつけインストラクター資格
  • ドッグトレーナーライセンス
イルカやアシカなどの調教師
  • 潜水士
トリマー
  • JKC公認トリマー
  • AAC公認トリマー
  • JDA公認トリマー
  • 全日本動物専門教育協会公認トリマー
  • JPLA認定トリマーライセンス
  • JCSA認定ドッグトリマー
水族館・動物園の飼育員

水族館

  • 潜水士
  • スキューバダイビング(Cカード)
  • 飼育技師資格認定試験
  • 学芸員

動物園

  • 愛玩動物飼養管理士
  • 飼育技師資格認定試験
  • 学芸員
  • 獣医師免許
ペットシッター
  • ペットシッター士
  • ドッグシッター士
ペットホテルのスタッフ
  • 動物健康管理士
  • 愛玩動物飼養管理士
  • トリマーで紹介した資格
家畜系
  • 家畜人工授精士
水産研究者
  • 技術士(水産部門)
漁業
  • フォークリフト免許
  • 小型船舶免許
  • 普通自動車第一種運転免許
  • 海上特殊無線技士
  • 潜水士

以下の表では、上記で紹介した資格を国家資格・民間資格に分けています。

国家資格

  • 獣医師免許
  • 愛玩動物看護資格
  • 潜水士
  • 学芸員
  • 家畜人工授精士
  • フォークリフト免許
  • 小型船舶免許
  • 普通自動車第一種運転免許
  • 海上特殊無線技士
  • 潜水士
  • 技術士

民間資格

  • 認定動物看護師
  • ペット介護士
  • 小動物介護士
  • ドッグヘルパー
  • 老犬介護士
  • 愛玩動物飼養管理士
  • ドッグトレーニングアドバイザー資格
  • 犬のしつけインストラクター資格
  • ドッグトレーナーライセンス
  • JKC公認トリマー
  • AAC公認トリマー
  • JDA公認トリマー
  • 全日本動物専門教育協会公認トリマー
  • JPLA認定トリマーライセンス
  • JCSA認定ドッグトリマー
  • スキューバダイビング(Cカード)
  • 飼育技師資格認定試験
  • 飼育技師資格認定試験
  • ペットシッター士
  • ドッグシッター士
  • 動物健康管理士

動物関連の仕事に役立つ資格の大半が民間資格です。国家資格の中には大学や専門学校の卒業及び国家試験への合格が要件になっているものがありますが、民間資格は、仕事をしながらでも合格を目指せるものがほとんど。ご自身が目指す職種と資格の取得要件を照らし合わせ、資格取得を目指すと良いでしょう。

動物関連の仕事に就職・転職するコツ

動物関連の仕事に就職・転職を目指す場合、どのような職種に就きたいかを明確にする必要があります。

動物の命に関わる仕事を目指すのであれば、獣医師や看護師がおすすめです。動物と人との暮らしに関わる仕事を目指すなら、トリマー・介護士・ペットシッター・ペットホテルスタッフが良いでしょう。人とのコミュニケーションも大切にしていきたいなら動物園や水族館の飼育員・ペットショップのスタッフも選択肢の1つ。動物と向き合い、何かを成し遂げたいなら訓練士や調教師が適しています。

動物関連の仕事に就職・転職するコツ

動物とどのような関わりかたをしたいかで目指すべき職種が決まります。具体的な職種が決まったら、資格の有無や難易度を確認しましょう

働きながら資格取得を目指せる職種、資格がなくても就ける職種など、動物に関わる仕事はさまざまです。就きたい仕事だけではなく、今の自分に資格取得が可能なのか、現実と向き合う事も必要です。

動物に関わる仕事はどれも、責任が伴い、体力を使うものばかり。

動物関連で就職・転職を成功させるためには、実務経験を積むことも大切です。学生であれば、動物病院や動物園、水族館、ペットシッターのアルバイトをしておくと、採用される確率が上がります。

転職活動で同じ業種に就く場合は、現在の職場での経験が転職先でどのように役立つのかを具体的に説明できるようにしましょう。全く関係ない職種から転職を目指す場合、まずは動物に関わるボランティア活動を始めるのも良いでしょう。

通常の就職や転職に必要な知識やマナーを身につけ、面接や試験に臨んでくださいね。

まとめ

動物関連の仕事

動物は人間にとって癒しを与えるだけでなく、命の大切さを育んでくれるもの。「大切な動物のために働きたい」と就職・転職を検討する方も多いでしょう。しかし、いざ検討を始めると、具体的に自分は何をするべきか、自分に合った職種は何かと悩んでしまうものです。

まずは動物に関わる仕事の種類を学び、必要になる資格を把握しておきましょう。動物への関わり方は豊富で、必要な資格もさまざまです。正社員だけではなく、派遣社員やアルバイトを選ぶのも選択肢の1つ。自分に合った仕事と働き方を見つけましょう。

動物関連の仕事は、実務経験を積んでおくことも大切なポイントです。動物に関わるボランティア活動に取り組み、将来の転職に備えるのも良いでしょう。

動物に関わる仕事は、どれも動物の命に関係し、大きな責任を伴います。ぜひ本特集の情報も参考にしながら、大好きな動物に責任を持って携われる仕事に就いてくださいね!

本サイトにはプロモーションが含まれます。