転職で年収をアップする方法、コツを解説。おすすめの資格は?

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転職を通じて年収アップを実現する4つの方法

転職で年収をアップする方法、コツを解説。おすすめの資格は?

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転職で年収アップを目指すには?

年収は、転職で応募先企業や応募職種を決める際の重要なポイントのひとつです。
年収アップを目指して転職する方はもちろん、キャリアアップやキャリアチェンジのための転職であっても、できることなら年収がアップする企業や仕事を選びたい・・・というのは自然なことでしょう。

転職を通じて年収アップを実現するためには、転職前の情報収集と、自分自身のキャリアをどの方向に定めるかを決めることが、なによりも大切です。
現在の転職市場で需要の高い職種や資格はなにか、給与水準が高い企業はどこかなど、年収アップに役立つ情報を集めたうえで、ご自身の適正を踏まえ、今後のキャリアに沿った応募先を選びましょう。

年収アップ・画像

今回は「転職を通じて年収アップする方法」をテーマに、年収アップの実現に役立つ4つの方法を解説。
現在、転職活動中の方、これから転職を考えている方はぜひ参考にしてください!

転職を通じて年収アップする方法 その1:業務実績に関連した専門資格の取得

転職では一部の特殊な仕事を除き、資格の有無よりも実務経験のほうが重視されます
その一方で、保有している資格が業務との関連性の高いものであれば、資格取得が年収アップに有利に働くケースは少なくありません。
たとえば、金融やIT、英語といった専門分野の資格は、転職の際、高く評価される傾向があります
前職のキャリア(実務経験)を活かして転職したい場合は、業務に関連した資格を取得しておくと、年収アップに有利になる可能性が高いでしょう。

資格・画像

年収アップにおすすめの資格
証券アナリスト(CMA) 投資分野において、様々な投資関連情報の分析や投資助言などを行う専門資格
CFP 世界24カ国で導入されるファイナンシャルプランナーの国際的な認定資格。AFP(FP2級相当)の上位資格に当たる
税理士 税務上の助言・指導、税務書類の作成などを行う国家資格。
高度情報処理技術者 情報処理技術者試験の中で最高位(スキルレベル4)に相当する試験類の総称。「ITストラテジスト試験」「ネットワークスペシャリスト試験」等、専門分野ごとに試験内容が分かれる。
TOEICスコア900以上 英語コミュニケーション能力試験。スコア900は英語での実務に支障がないレベル

パソナキャリア

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総合人材サービス大手「パソナ」が運営する転職エージェント。転職支援実績は25万人以上。転職後の年収アップ率は67.1%と、他の転職エージェントと比較しても高い。
求人紹介のほかに、キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリング、応募書類の添削、面接対策、年収交渉などの転職サポートを幅広く提供。その他、退職交渉や入社日の交渉も依頼できる。キャリアアドバイザーのきめ細かなサービスに定評があり、転職が初めての場合も利用しやすい。

転職を通じて年収アップする方法 その2:外資系企業への転職

外資系企業への転職も、年収アップを目指すのであれば、効果の高い方法のひとつです。
外資系企業では、日本企業のような年功序列型の賃金体系をとっているところが少なく、個人の実力(成果)が年収に直結します

外資系・画像

とくに転職のボリュームゾーンである20代から30代は、同業種・同職種であれば、外資系企業のほうが、年収が高くなる可能性が高いでしょう。
若手のみではなく40代以降も、今までの業務実績を交渉材料にすることで、年収アップの余地が十分にあります。

なお、外資系への転職が初めてという場合は、外資系専門の転職エージェントに、キャリアの棚卸しや応募先探しについて相談してみても良いでしょう
外資系企業に強い転職エージェントは、独自のコネクションを持っていることから、国内ではまだ知名度の低い外資系企業の求人にアクセスすることもできます。外資系を目指す際、転職エージェントの利用が効果的と言われているのは、このためです。

ランスタッド

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世界39の国と地域に4,400以上の拠点を置く世界最大級の人材サービス。外資系企業の求人や年収1,000万円を超えるハイクラス求人に強く、取り扱う案件は80%がランスタッド独自の非公開求人となっている。 オフィスワークや事務の派遣および紹介予定派遣も取り扱っており、こちらも貿易事務や英文事務など語学を利用した案件が多いので、英語での実務経験を積みたい、と考えている場合におすすめ。

転職を通じて年収アップする方法 その3転職エージェントの活用

年収アップを目指す際におすすめしたいのが、転職エージェントが提供する「求人情報」と「転職サポート」を活用する方法です。
登録時の最初の面談では、担当者(キャリアアドバイザー)に年収アップを目指していることをしっかりと伝えた上で、転職活動のパートナーとなってもらいましょう。現時点での年収アップの可能性を教えてもらえるだけでなく、将来的に年収を伸ばしていくためのキャリア相談に乗ってもらうこともできます。
なお、転職エージェントの大きなメリットとして、担当のキャリアアドバイザーが年収交渉などの交渉事を代行してくれるというサービスがあります。
個人で交渉するよりもはるかに成功率が上がるので、内定が視野に入ってきた場合はぜひ相談してみましょう。

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リクルートエージェント

リクルートエージェント

創業40年以上の実績を持つリクルートグループの転職エージェント。転職支援者数の累計は30万人以上。日系企業・外資系企業のいずれにも強いコネクションを築いており、一般には公開していない「非公開求人」が全体の約9割を占める。
業界・職種ごとに専門知識を持ったキャリアアドバイザーが転職サポートを担当。現在までのスキル・キャリアの棚卸しから、今後のキャリア相談、職務経歴書の添削、求人の紹介、年収交渉など、転職に関わる作業をフルサポートしてもらうことができる。

転職を通じて年収アップする方法 その4:インセンティブや賞与が期待できる企業を選ぶ

効率よく仕事を進めることが得意な場合は、契約件数や目標達成度に応じて「インセンティブ」や「賞与」が支給される職種・企業を目指すのもおすすめです。
たとえば、ITエンジニアや営業・販売・接客などの職種では、企業によってインセンティブ給が追加で支払われ、成果を出すほどに年収がアップします。
「ITエンジニアとしてキャリアを積みたい」「人と接する仕事が向いている」など、自分の得意分野がはっきりしている場合はチャレンジしてみましょう。

ちなみに、リクルートキャリアが四半期ごとに発表している『転職時の賃金変動状況』(最新2019年10-12月期)によると、転職で年収がアップした人の割合が多い職種は、接客・販売・店⻑・コールセンター(38.4%)です。対人スキルやマネジメントスキルが成果に反映されやすい仕事と言えるでしょう。

ただし、「過度に高いノルマを設定される」「教育制度や研修制度が整っていない」など、応募先の状況によっては、長期の就労が難しい場合や、期待した年収アップが見込めない場合もあります。
離職率や、転職エージェントが提供する企業情報なども参考に、求人の質を見極めることも大切です。

doda(デューダ)

doda(デューダ)画像

総合人材サービス大手・パーソルキャリアが運営する転職エージェント。転職エージェントと転職サイトのふたつのサービスを提供しており、ひとつのアカウントでどちらも利用できる。
求人数は転職エージェントの中でもトップクラス。求人の紹介はもちろん、応募書類の添削や企業への提出、面接日程の調整などの基本サポート、年収交渉や入社日の調整も依頼することができる。「自己PR」発掘診断や職務経歴書作成ツールなど、応募書類の作成に役立つサービスも充実している。

転職で年収アップを目指すにはキャリアプランを考えるところから

転職は、本人のキャリアにとってプラスにもマイナスにもなりうる大きな決断です。
年収アップを目指すのであれば、これまでのキャリアをいかして活躍できる企業・業界や、全体的な給与水準の高い企業・業界をねらうのがおすすめ
仕事そのものを変えようと考えている方も、ご自身の適正に合った(成果を出しやすい)職種を目指することで年収アップに近づくけ近づけるはずです。

年収アップを目指すことは、ご自身のキャリアについて今一度考え、どの方面で能力を伸ばしていくかを見極める作業にもつながります。

今回ご紹介した「年収アップを実現するための4つの方法」も参考に、年収はもちろん、ご自身のキャリアにもプラスとなる転職を実現しましょう!

著者
長尾 尚子

著者 長尾 尚子

フリーランスライター。得意分野は、育児・教育、住宅ローン、保険、金融、エンタメ等、幅広い。子ども2人を育児中のママでもある。
【資格】消費生活アドバイザー、FP2級

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