旅行会社から異業種に転職するならどの業界がおすすめ?

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旅行会社から異業種に転職する方法 -未経験におすすめの業界3選

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旅行会社から異業種に転職する方法

未経験におすすめの業界3選

旅行会社から異業種に転職する方法 -未経験におすすめの業界3選

逆風が続く旅行会社。退職し、安定した異業種に転職するのも選択肢の1つ

新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を受け、旅行会社の多くが厳しい状況に置かれています。近畿日本ツーリストは2020年3月期の決算が98億円の赤字に、エイチ・アイ・エスも上場来初めての赤字に陥るなど、大手旅行会社による赤字の発表が相次いでおり、中小旅行会社の状況はさらに厳しく、休業や希望退職者の募集を余儀なくされるケースも。残念ながら、これから先、リストラに踏み切る旅行会社がどんどん増えていくはずです。

旅行会社での仕事が好きだったとしても、今後の生活に不安があるとなれば、話は別です。先行きの見えない状況が続く旅行会社から、安定して働くことができる異業種への転職を考え始めている人もいらっしゃるはず

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そこで今回の転職活動の歩きかたの特集は、旅行会社から異業種へ転職する方法を解説。旅行会社から異業種への転職におすすめの業界や、異業種への転職をサポートするおすすめのエージェントなど、転職に役立つ情報をまとめました。

旅行会社から異業種への転職を検討している人は、本特集の内容も参考に、需要が安定し、日々の生活に不安がない業界への転職を成功させましょう。

FAQ旅行会社とは?

旅行会社とは、主に旅行業と旅行業者代理業の2つに分かれます。旅行業を営むには、国の許可取得する必要があります。
国内旅行のみ企画できる業者は第2種、国内だけではなく海外旅行の企画ができる業者は第1種に分類。旅行代理業は、旅行業者と代理店契約を結び、国内及び海外旅行商品の販売を代理します。

FAQ旅行会社の給料が安い理由とは?

旅行会社は就職先としてだけではなく、転職先としても人気の高い仕事の1つですが、その一方で給料が安い傾向があります。
4大卒のでも20代なら手取り20万円前後が平均。昇給も年数千円程度というケースが多く、ボーナスも1ヶ月程度が相場です。最大手のJTBの平均年収も400万から500万前後と全業種の平均に留まります。もともと旅行の仲介業は利益率が低く、給料が安くても就業を希望する求職者が後を絶たないため、給料が上がりにくい構造になっています。

旅行会社から異業種に転職するには?今までの業務で身に付いたスキルを整理しよう

旅行会社から異業種へ転職する場合、まずは自分自身がこれまでの業務経験の中で身に付けたスキルを整理しておくことが大切です。どのような業種へ転職するにしても、旅行会社の業務の中で培ったスキルは、必ず役に立ちます。
異業種への転職を成功させるには、自分の持つスキルや経験をどう活かすのか、この点をしっかりとアピールできるかどうかが鍵となります
以下、一般に旅行会社で身に付くとされるスキルを分かりやすく表にまとめました。旅行会社から異業種への転職を考えている人は、職務経歴書や自己PRの作成に役立てましょう。

旅行会社で身に付く主なスキル

カウンター業務 情報処理スキル、顧客価値起点のマーケティングスキル、クレーム処理やヒアリングなどの対人スキル(コミュニケーションスキル)、問題解決力、ビジネスマナー、外国語スキルなど
プランナー業務 プランナー業務 情報収集スキル、顧客価値起点のマーケティングスキル、交渉力、商談スキル、プレゼンテーションスキル、戦略分析・策定スキル、外国語スキルなど
添乗員業務
(ツアーコンダクター)
対人スキル(コミュニケーションスキル)、問題解決力、情報収集スキル、段取り力、外国語スキル、異文化コミュニケーションスキルなど

旅行会社から異業種への転職におすすめの業界3選

本チャプターでは、転職活動の歩きかた編集部がおすすめする、旅行会社で身に付けたスキルが活きるおすすめの業界をご紹介します。数ある業界の中でも、新型コロナウイルスの影響下でも需要が安定しており、長く安心して勤められる業界を3つ厳選。特に近年、需要の拡大が顕著な「介護・福祉関連業界」や「物流業界」は、未経験者を積極採用しているので、ぜひチェックしておきたい業界です。

また、旅行会社からの転職を支援する、おすすめの転職サイト・転職エージェントの情報も厳選し、ご紹介します。

旅行会社からの異業種転職におすすめの業界 その1 介護・福祉関連業界

介護・福祉関連業界は、高齢化が進む日本社会において、最も需要の増えている業界の一つです。また、近年は政府が積極的に介護職の待遇改善や給与アップに取り組んでおり、働きやすい環境に変わりつつある業界でもあります。求人需要の安定に加え、職場環境が今後さらに改善する見込みがある点は、介護・福祉関連業界の大きな魅力です。
介護・福祉関連は、人との直接的な関わりの多い業界。カウンター業務や添乗員業務(ツアーコンダクター)で顧客と直接関わることの多い旅行会社社員は、人への気づかいやコミュニケーションスキルに優れており、介護・福祉の仕事にも馴染みやすいのが特徴です。またツアー参加者は高齢者も多いため、ツアーコンダクターの方は、高齢者の扱いを心得ているはず。これらの点は介護職への転職を目指す際、大きなアピールポイントになります。

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旅行会社から介護業界への転職に強いおすすめの転職エージェント

きらケア介護求人

きらケア介護求人・画像

医療や介護、保育など、専門職の転職支援を手広く展開する人材企業「レバレジーズ」運営の介護転職エージェント。北海道から九州・四国エリアまで幅広くカバーしており、掲載する求人数は約8万9千件以上(2020年4月時点)と数ある介護転職エージェントの中でもトップクラス
介護職の派遣事業も手掛けるきらケア介護求人は、実際に現場で働くスタッフから職場の雰囲気などをヒアリング。求人票だけでは分からない情報を数多く蓄積している。そして、実際に求職者への転職サポートを行う際は、派遣事業で得た情報をフル活用。求職者と介護施設のミスマッチを防止している点は、きらケア介護求人を利用する大きなメリットと言える。
きらケア介護求人は、求職者に介護経験がない場合でも、「未経験者歓迎」や「資格取得支援あり」、「年齢不問」といった、求職者の条件に合う求人を多数紹介。異業種から介護業界への転職を検討している人向けの求人情報を多数取り扱っている点も嬉しい。また、キャリアアドバイザーによる応募書類の添削や面接対策が受けられる他、実際の面接にも同行してもらえるので、異業種への転職が不安な人でも安心して利用できる。内定獲得後の給与交渉や夜勤回数の調整に関しても、アドバイザーが施設との交渉を代行してくれるので、こちらも上手く活用すると良いだろう。
きらケア介護求人は、異業種への転職に不安を覚える人や、アドバイザーによる手厚い転職サポートを受けたい人におすすめの介護転職サイト。

求人数 6万1,710件 ※2020年10月時点
介護求人の対応エリア 北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西(大阪、兵庫)、中部(愛知)、中国・四国(福岡)
雇用形態 正社員、契約社員、派遣社員、紹介予定派遣、パート・アルバイト
おすすめポイント
  • 介護職への正社員転職をサポート
  • 介護未経験者や40・50代の転職も積極支援
  • 派遣事業から収集した情報を元に、求職者と介護施設のミスマッチを防ぐ
  • 応募書類の添削や面接への同席など、キャリアアドバイザーによる手厚い転職サポートを提供

旅行会社からの異業種転職におすすめの業界 その2 物流業界

物流業界は、ネット通販の普及と共に、需要の拡大が続く業界です。新型コロナウイルスによる外出自粛を受け、需要は益々拡大しており、人材採用にも積極的。また、物流業界には、日本郵船や日本通運、ヤマトHDのような国内外で活躍する大企業が多数あるのも大きな魅力です。
物流業界は、業務内容の幅が広いことが大きな特徴の一つ。一口に物流と言っても、その業務内容は、「保管(荷物を種別ごとに最適な方法で管理・保管)」から「荷役(荷の積み下ろしや倉庫への持ち運び)」、「流通加工・包装(ラベル貼りや梱包)」、「輸送(トラックなどで荷物を運搬)」、「情報管理(輸送中の荷物の追跡や状態の確認・記録)」など、企業や現場によって多方面に広がりを見せます。現職がカウンター業務で、顧客情報や旅程の管理を行う機会の多い人であれば、情報管理系の業務がおすすめ。ちなみに、物流業界の最前線で活躍するトラック運転手はここ最近、特に人手不足が顕著。現職が観光バスの運転手だったという人は、物流業界でも即戦力として重宝されるでしょう

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旅行会社から物流業界への転職に強いおすすめの転職エージェント

doda(デューダ)

doda

総合人材サービス企業「パーソルキャリア」が運営する転職エージェント。dodaは、1つのアカウントで「転職エージェント(非公開求人の紹介や対面での転職サポート)」と、「転職サイト(気になる求人に自己応募できる)」の2つのサービスを利用できる点が、他の転職エージェントにはない最大の魅力。転職サイトで取り扱う求人と、転職エージェントで取り扱う求人を合算すると、求人数は全国で13万件以上にもなり、業界第2位の規模を誇る(2020年4月時点)。
幅広い職種の求人を取り扱うdodaは、物流関連の求人情報も豊富。「富士フイルムロジスティックス」や「アマゾンジャパン」、「キリングループロジスティックス」など、物流業界大手の求人情報を多数取り扱っている。また、「業種・職種未経験歓迎」の求人も多く、旅行会社から異業種への転職を考えている人でも利用しやすい
求職者をサポートするdodaのキャリアアドバイザーは、各業界の内部事情に精通した人物が担当。物流業界への転職でも、内部事情に明るいキャリアアドバイザーによる応募書類の添削や面接対策など、的確な転職サポートを受けることができるのは嬉しいポイント。また、内定が出た場合の入社日の調整や、年収などの条件面の交渉も代行してもらえるので、上手く活用すると良いだろう。
dodaは、公開・非公開含め、豊富な求人の中から希望の条件に合う物流業界の求人を見つけたいという方はもちろん、物流業界に精通したキャリアアドバイザーによるサポートを受けたいという人におすすめの転職エージェント。

求人数 9万4,837件3万5,579件以上が非公開求人)※2020年4月時点
おすすめポイント
  • 転職エージェントと転職サイト、2つの機能を一挙使える
  • Amazonグループや富士フイルムグループなど、業界大手の関連会社の求人が豊富
  • 業界・職種未経験歓迎の求人を多数取り扱う
  • 応募書類の添削や面接対策、日程調整など、手厚いエージェントサービスを提供

doda(デューダ) 公式サイトへ行く

旅行会社からの異業種転職におすすめの業界 その3 人材業界

企業に人材派遣や正社員転職の仲介を行う人材業界は、転職が一般に浸透してきたことや、昨今の慢性的な人手不足の影響を受け、市場規模が拡大し続けている業界の1つです。また、最近は各業界に特化した人材紹介・派遣企業も増えており、旅行業界も例外ではありません。旅行会社の転職を支援する会社の中には、「旅行会社出身者」を積極的に採用している点も、チェックしておきたいポイント。
人材業界で一般に「キャリアアドバイザー」と呼ばれる業務は、求職者から直接ニーズをヒアリングし、相手の希望に沿ったキャリアを提案。旅行会社のカウンター業務で培った「対人スキル」や「企画力」などが活かせる職種と言えます。また、企業側の事業や採用における課題点をヒアリングし、求人条件のブラッシュアップや採用、育成についての提案を行う「リクルーティングアドバイザー」であれば、プランナー業務で培った「プレゼンテーションスキル」や「商談スキル」を活かすことができます

旅行会社から人材業界への転職に強いおすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手の人材サービス企業「リクルートキャリア」が運営する転職エージェント。取り扱う求人数は約28万5千件(2020年4月時点)を超えており、職種・業種や企業の大小を問わず、国内外のあらゆる企業の求人情報を網羅している。取り扱う求人の量・質は群を抜いており、他を圧倒する規模と実績を誇る。
人材業界の求人だけでも、全国数万件以上の情報を取り扱っており、中には未経験OKの求人も。旅行会社から人材業界への転職を考えている人であれば、リクルートエージェントには必ず登録しておきたい。また、東証1部上場企業や業界大手企業など、優良企業の求人を多数掲載している点も大きな魅力の一つ。
リクルートエージェントでは、異業種への転職を希望する求職者のために、旅行会社で身につけたスキル・経験を分析し、人材業界の応募先企業に有効な形のアピール方法を提案。業界事情を熟知したキャリアアドバイザーによる的確な転職サポートは、実際にサービスを利用したユーザーからの評価も高い
旅行会社から人材業界への転職を希望する人は、業界No.1の求人数を誇り、異業種への転職サポートにも定評のあるリクルートエージェントは、登録しておくべき転職エージェントの1つだろう。

求人数 20万3,769件以上10万7,441件以上が非公開求人)※2020年10月
おすすめポイント
  • 業界最大手で、圧倒的な求人数を誇
  • 人材業界の求人情報も豊富に取り扱う
  • キャリアアドバイザーの質の高さに定評があり、業界ごとに専門の担当者を配置

リクルートエージェント 公式サイトへ行く

旅行会社からの異業種転職を成功させるために必要な2つのポイント

旅行会社から異業種に転職する場合、転職先の業界・職種研究や求人情報のチェックはもちろん、志望動機や自己PRの作成、面接対策など、綿密な転職計画を立てる必要があります。特に異業種への転職の場合、「なぜその業界・企業を選んだのか」、「今までのスキルや経験を転職先でどう活かすのか」、この2つのポイントを抑え、きちんと採用企業に伝えることが大切です。
もし応募書類の作成や面接での質疑応答などに自信のない人は、応募書類の添削や面接対策などの転職サポートを行っている転職エージェントを活用すると良いでしょう。チャプター2でピックアップした3つの転職エージェントは、手厚い転職サポートを提供しており、その質の高さも求職者から評価されているので、上手く活用すると良いでしょう。

異業種転職を成功させる2つのポイント

1志望動機を明確にしておく

異業種への転職の場合、「数ある業界・企業の中から、なぜその業界・企業を選んだのか」、という点を明確にしておく必要があります。旅行会社の業績が悪いから、という理由だけでは、採用担当者を納得させることはできません。その業界・企業でのキャリアプランや目標など、できるだけ具体的にまとめておくと良いでしょう。

2旅行会社でのスキルや経験の中で、未経験の仕事に活かせる部分をアピールする

異業種からの転職の場合、ビジネスマナーやコミュニケーションスキル、問題解決力など、汎用性の高いスキルや経験を転職先の業務に上手く紐づけてアピールする必要があります。もし、転職に向けて新たに取得した、もしくは取得を目指している資格があれば、ぜひそちらも合わせて申告しましょう。やる気のある人材として、採用担当者にアピールすることができます。

旅行会社から異業種への転職を成功させて、安定した生活を手に入れよう

旅行会社から異業種に転職する方法をまとめた今回の特集はいかがでしたか?
異業種への転職活動に取り組む際は、「なぜその業界・企業を志望したのか」、「志望企業で何がしたい・できるのか」など、入社後のキャリアプランや、転職を目指す業界で活きるスキルを明確にしておくことが大切です。

旅行会社からの転職

これらを明確にすることで志望動機や自己PRの説得力が増し、転職の成功率もぐっと上がるはず。また、最近は各業界に強みを持つ転職エージェントを活用するケースも増えています。異業種への転職を成功させるには、各業界に精通したキャリアアドバイザーを上手く活用するのもポイントの一つ。

旅行会社から異業種への転職を希望している人は、ぜひ本特集も参考に、まずは自分が持っているスキルや経験を見直し、転職したい業界から決めてみてはいかがでしょう。

著者
たかしま

著者

Hayakawa所属のライター・編集者。
大学卒業後、新卒で就職せず海外へ。帰国後、就職活動でかなり苦戦し、転職経験も多い。
学生時代の専攻はロシア語。ロシアでの生活経験は、その後の人生にかなりのインパクトを与えた。