SDGsに関わる仕事とは?関連する仕事に転職する方法も

転職活動の歩きかた

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SDGsに関わる仕事への転職を目指す!サステナビリティ社会を実現するための新職種「SDGs担当」とは?

ケース別転職対策

SDGsに関わる仕事への転職を目指す!

サステナビリティ社会を実現するための新職種「SDGs担当」とは?

SDGsに関わる仕事への転職を目指す!サステナビリティ社会を実現するための新職種「SDGs担当」とは?

はじめに

環境問題やサステナビリティへの関心が高まる現在、「SDGs」に関わる新たな仕事が多数誕生しており、大きな注目を集めています。特に大企業は「SDGs」への取り組みが強く求められており、事業計画やビジネスの現場でも避けては通れない課題の1つになりつつあります。

このような背景もあり、SDGsやサステナビリティに関連する職種の求人が、大手企業を中心に急速に増加しています。
また、環境問題に関心のある方や、新たな価値を社会に生み出す仕事がしたいと考えている方の中には、「SDGsに関わる仕事に携わりたい」という方も多いはず。

そこで、今回の転職活動の歩きかたは、SDGsに関わる仕事について解説。また、未経験からSDGsに関連する職種に転職したいと考えている人に向けて、SDGs関連職に求められるスキルや経験についても解説します。

SDGsについて知りたいと考えている方や、SDGsに関わる仕事に興味があるという方は、本特集をぜひ最後までチェックしてみてください。

SDGsとは?

まずは、SDGsについて、その概念や基本を確認しましょう。
SDGsとは、「Sustinable Development Goals」の略称で、2015年に国連が定めた「持続可能な開発目標」のこと。貧困、気候変動、環境、エネルギー等、世界が直面する課題を解決するため、「持続可能な世界」を実現する17の目標で構成されています。

持続可能な開発目標・画像

各目標に対して、国連は世界的に取り組みを行うことを推奨しており、その達成を2030年までと定めています。
国連での採択から6年目を迎える現在、日本でも企業の事業計画に盛り込まれる等、達成に向けて積極的に動きが広まっており、民間レベルでもSDGsへの注目度は日々高まっていると言えるでしょう。

CSRとの違いは?

SDGsはCSR(企業の社会的責任)と混同されることがありますが、その目的や前提が異なります。
CSRとは、消費者・従業員・株主・顧客等から、信頼を得るための慈善活動です。CSRは、ビジネスとは切り離された「社会貢献の一環」という位置づけで用いられることが多くなります。その一方で、SDGsは、ビジネス事業を通じた社会問題の解決が前提になるため、慈善活動ではありません。
SDGsでは、持続可能な社会を実現するための課題解決力が新たなイノベーションを起こし、市場開発や企業の成長、および新たな利益や価値の創出に繋がるという考え方のもとに、ビジネスと両立した社会貢献を目指します。

SDGsに関わる仕事とは?

それでは、SDGsに実際に関わることができる仕事には、どのようなものがあるのでしょうか?SDGsに関わる事業や職種についてチェックしてみましょう。

SDGsに関わる事業

SGDsに関わる事業は、リユース事業、再生可能エネルギー事業等、まず環境に大きく関わる事業があります。「持続可能な社会の実現」という目標に直結する事業です。
また、SDGsには「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」等の目標もあり、酪農・農家・食品系の事業もSDGsの実現に向けた取り組みを行なっている事業の一つ。さらに、「安全な水とトイレを世界中に」「産業と技術革新の基盤を作ろう」という目標もあり、インフラ系の事業、プラントエンジニアリング事業もSDGsに大きく関わる事業です。

持続可能な社会・画像

さらに、SGDsの17の目標の中には、環境問題だけでなく、「質の高い教育をみんなに」、「すべての人に健康と福祉を」といった目標があります。つまり、介護・福祉関連事業、教育関連事業も広義の意味では、SDGsに関わる仕事と言えるでしょう。

SDGsは、環境やエネルギーの問題だけではなく、多角的に「持続可能な社会」を作るための目標が掲げられており、その施策は多岐にわたります。そのため、一概に「SDGsに関わる仕事」とまとめることは難しく、自分のスキルや経験、専門領域、キャリアプランに合わせて業界を選ぶ必要があると言えるでしょう。

SDGsに関わる仕事に転職するには?

SDGsに関わる仕事に転職するには、主に以下の4つの方法があります。

  • 再生可能エネルギーやプラントエンジニアリング等、SDGsに直結する事業をメインに手掛けている企業に転職する
  • 企業のSDGsを推進する部署・職種で働く
  • ESG投資やSDGsのコンサルティングを行う企業に転職する
  • 教育機関・公的機関・NGO・NPOなどで働く

「SDGsに関わる仕事がしたい!」と考えており、再生エネルギーに関する知見や専門領域を持っている場合、それらの業界での経験がある場合は、再生可能エネルギーやプラントエンジニアリング等の企業をまずチェックすると良いでしょう。これらの企業では、SDGsの目標がそのまま事業内容に直結している場合も多いため、SDGsの実現に向けて現場の第一線で働くことができます。

再生エネルギー・画像

また、企業のSDGsを推進する部署・職種で働くのも選択肢の1つです。近年では、経営企画部や広報等に、SDGsやサステナビリティを推進する部門を設立するケースが増えています。人材の需要も高まっており、SDGsに直接関連する仕事の経験がなくても採用されるケースも。ただし、企業にとっても重要なポストとなるため、転職のハードルが高く、広報の実績・経験、サステナビリティに関する専門的な知識等、高いスキルや経験が必要とされる場合が多い点には注意しましょう。

その他にも、金融機関やコンサルティング系の会社、シンクタンク等のESG投資やSDGsのコンサルティングを行う企業で働く、SDGsの実現を掲げている教育機関・公的機関・NGO・NPOなどで働くといった選択肢もあります。

SDGsに関わる仕事へは未経験からでも転職できる?

SDGsに関わる仕事に就きたいと考えていても、未経験からSDGsに関わる職種に転職できるのか、不安に思っている方も多いはず。本チャプターでは、SDGsに関わる仕事で求められるスキルや経験について解説します。また、未経験からSDGsに関わる仕事への転職に強い、おすすめの転職エージェントの情報も。
SDGsに関わる仕事への転職を検討している方や、SDGsに関わる仕事がしたいが未経験なので悩んでいるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

未経験でもSDGsにかかわる職種に転職できる?

「SDGs担当」は新しい職種ということもあり、専門人材はまだわずか。企業のSDGs関連部署は即戦力を求める機運が高まっており、経験者は転職市場でも引く手あまたです。

その一方で、企業としては条件を満たす求人を待ち続ける訳にはいきません。全くの未経験からとなると転職のハードルはグッと上がりますが、例えば、総務や経営企画等の業務経験を通して、サステナビリティやSDGs、またはCSRに少し関わった経験がある場合、採用の対象になる可能性は十分あります。経験者が少ないため、他の職種と比べれば、SDGs担当は未経験者にも広く門戸を開いていると言って良いでしょう。

SDGsに関わる仕事で求められるスキル・経験とは?

SDGsに関わる仕事では、再生可能エネルギーに関する知見や、プラントエンジニアリングに関する技術や経験、開発教育の知見等、SDGsの目標達成に直結する専門知識のほか、課題解決のためにゴールを設定し、目標を達成するための推進力が大きく求められます。

Check!SDGsに関わる仕事で求められるスキル

  • 企画力
  • 実行力(巻き込み力)
  • 発信力
  • プロジェクトのマネジメントスキル
  • プレゼンテーションのスキル
  • コミュニケーション能力

SDGsに関わる仕事では、その事業内容に関わらず、課題解決のために KPIを設定し、PDCA(計画・実行・評価・改善)を回して社内全体を巻き込む力が求められます。

SDGs担当・画像

また、初対面でも積極的に人間関係を築き、情報を集めることができるアクティブなコミュニケーション力や、課題解決に向けて、社内の関係部署はもちろん、社会に積極的に働きかけていく発信力も重要です。

特に企業のSDGsを推進する部署で働く場合は、社内の最新情報を率先して集め、適切な形でアウトプットしていくことが求められます。企業のSDGs担当は、IRや広報の仕事に似ている部分も多いため、広報や経営企画のように社内でネットワークを築いてきた経験があると評価される可能性が高いでしょう。

SDGsに関わる仕事の求人を探せるおすすめの転職エージェント

SDGsに関わる仕事は、年々需要が高まっているとはいえ、他の職種と比べると求人はまだ限られます。SDGsに関わる仕事に本気で転職したいと考えている場合は、圧倒的な求人数を持つ転職エージェントや、秘匿度の高い求人を多数保有している転職エージェントを利用し、希望する求人が出てくるのを待ちましょう

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、リクルートが運営する転職エージェントの最大手。2021年12月現在、公開求人は約35万1,349件以上(内、非公開求人:約20万2,948件以上)と、業界最大の求人数を誇っており、ほぼ全業種・全職種の求人をカバーしている。SDGsやサステナビリティに関する職種の求人も多く取り扱っており、事業企画や広報、SDGs担当部署等の求人が豊富
リクルートエージェントでは、求職者一人一人に専任のキャリアアドバイザーがつき、細やかな転職サポートを行ってくれる。求職者の志望業界に特化し、知識と経験を豊富に持つキャリアアドバイザーが、応募書類の添削から求人の紹介、面接対策、面接日程の調整や年収交渉までしっかりとサポート。未経験職種への転職サポートも充実している。
また、オンライン面談または電話面談での登録にも対応している点も嬉しい。
幅広い業種の求人を取り扱い、圧倒的な求人数を保有するリクルートエージェントは、未経験からSDGs担当への転職を考えている方であれば、まず登録を検討したい転職エージェントの一つだろう。

doda(デューダ)

doda(デューダ)

dodaは、総合人材サービス企業「パーソルキャリア」が運営する転職エージェント。2021年12月現在、公開求人は約10万9,364件以上、非公開求人は約3万7,163件以上と、業界第2位の求人規模を誇っている。幅広い業界の求人を取り扱っており、企業のSDGs担当や、サステナビリティ推進部署の求人も充実
dodaの特徴は、非公開求人の紹介や対面での転職サポートを受けられる「転職エージェント」と、自己応募中心の「転職サイト」の2つのサービスを、1つのアカウントで一括管理できる点。キャリアアドバイザーの質の高さにも定評があり、業界に精通したアドバイザーが転職をフルサポート。未経験からの転職にもしっかり対応してくれる。
条件に合う求人を自分で探しながら、転職のプロのサポートも受けたいという方は、ぜひチェックしておきたい転職エージェントだろう。

リクルートダイレクトスカウト(旧・キャリアカーバー)

リクルートダイレクトスカウト画像

リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス専門の転職支援サービス。利用者の属性を原則年収600万円以上に設定しており、30代後半から40代、50代の利用が最も多い。他の転職サイトや転職エージェントでは取り扱いの少ない、秘匿性が高く、条件の良い求人が充実しており、企業のSDGs推進担当や、サステナビリティコンサルタント等の重要ポジションの求人・条件の良いハイクラス求人が豊富
ちなみに、リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが直接求人や転職支援サービスを提供するのではなく、リクルートダイレクトスカウトに登録を許可された一流のヘッドハンターが求職者のプロフィールをチェックし、ヘッドハンティングを行っている。
登録できる年収に一定の制限がある点には注意が必要だが、SDGsに関わる仕事のなかでも、マネージャー職やプロジェクトリーダー等の条件の良い求人の紹介が期待できる。リクルートダイレクトスカウトは、30代後半~50代で、これまでの経験やスキルを活かしてSDGsに関わる仕事に転職したいと考えている方であれば、利用を検討すべきサービスだろう。

まとめ

SDGsを通じた社会貢献・画像

SDGsに関わる仕事は、2030年の目標達成に向けて、ますます需要が高まっていく職種であることは間違いありません。また、「持続可能な社会の実現」には終わりがなく、恒常的に目標を設定し、課題解決に向けてさまざまな働きかけを持続することが求められます。国連が17の目標達成の基準に定めた2030年以降も、活躍の場はますます広がっていく仕事と言えるでしょう。

SDGsに関わる仕事に興味のある方や、持続可能な社会の実現に向けて、社会貢献のできるやりがいのある仕事に転職したいと考えている方は、本特集を参考に、SDGsに関わる仕事への転職を目指しましょう!

著者
西山 さき

著者 西山さき

Hayakawa所属のライター・編集者。
主な執筆ジャンルは金融、エンタメ・カルチャー、教育、転職・就職等。カルチャーに関心があり、休日は音楽と美術鑑賞、読書に明け暮れている。