転職エージェントのデメリットと、使い方、活用法について解説

Step.転職エージェントのデメリットとその対策 転職する際、多くの人が活用する転職エージェント。その裏にひそむ3つのデメリットをわかりやすく解説

転職エージェントのデメリットとその対策~はじめに~転職エージェントのデメリットとその対策00

転職エージェントは転職活動をサポートしてくれる心強い味方ですが、万能という訳ではありません。活用の仕方を間違えてしまうと、転職エージェントの利用が逆にデメリットになってしまうこともあるのです。

今回の特集は、転職エージェントのデメリットにフォーカスし、その問題への対策に関してもご紹介していきます。本特集を参考に、転職エージェントのデメリットをしっかりと把握し、上手く活用しましょう。

転職エージェントへの過度な依存転職エージェントのデメリットとその対策01

転職エージェントのデメリットとその対策

転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーから転職に関する様々な支援を受けることができます。具体的には、公開・非公開求人含め、転職希望者の希望に添う求人のピックアップ、履歴書・職務経歴書の添削や面接日程の調整、模擬面接、年収交渉、退職サポートまで、対応してくれる項目は多岐に渡ります。

これらのサポートを無料で受けられる点が転職エージェントを利用する最大のメリットと言えるでしょう。ただし、ここで注意しなければいけない点があります。それは自分自身の転職活動を転職エージェントに全て任せ、重要な判断も自分で下せない人材は、結果的に転職市場で高く評価されることはないという点です。転職は自分の人生を左右します。「こういう業種の求人を中心に検討したい」「紹介してもらった求人の中には、良いと感じるものがなかったため、追加でいくつか紹介してほしい」等、自分のキャリアについては自分が決断することを意識しましょう。その上で、現在利用している転職エージェントが合わないと感じたら、転職エージェント側に担当者の変更を依頼するか、別の転職エージェントの活用を検討するといった決断も必要です。

履歴書・職務経歴書の添削や模擬面接も同様です。キャリアアドバイザーの意見が全てではなく、最終的には自分が責任を負うという姿勢を忘れないこと。あくまで転職するのは自分であり、一つ一つのフェーズに主体性を持ち、真剣に取り組むことが、書類選考の突破や面接の成功につながります

転職エージェントは全てを叶えてくれる魔法のツールではありません。彼らが提供する様々なサポートに頼り過ぎ、メリットをデメリットに変えてしまわないよう注意しましょう。それが転職エージェントを上手に活用するポイントです。

利用者の評判が良い転職エージェントを厳選【転職エージェント比較】

自身のキャリアを正しく評価されないケースがある転職エージェントのデメリットとその対策02

転職エージェントのデメリットとその対策

転職エージェントは、転職希望者に対して様々なサポートを無料で提供していますが、それは彼らが親切だからではありません。転職エージェントは求職者の転職を仲介することで報酬を得ています。つまり、彼らが無料でサポートを提供するのは、現在保有している求人と転職希望者の要望をマッチングさせることで、転職に成功する可能性が高いと考えているからです。そして、転職希望者が転職に成功して初めて、転職エージェントは報酬を受け取ることができる仕組みになっています。

つまり裏を返せば、転職エージェントにとって、自社が保有する求人とのマッチングが難しいと思えば、登録自体を断ることも珍しくありません。(※実際に「転職活動の歩きかた」の転職エージェント比較にも様々な口コミが投稿されますが、悪い口コミの一定数は登録できなかったことへの不満が占めています。)

ただし転職希望者は、転職エージェントの一つに登録を拒否されたからといって、自身のキャリアに市場価値がないと考えるのは時期尚早です。たまたまその転職エージェントの求人とマッチングしなかっただけで、他の転職エージェントであれば、経歴が評価される可能性は十分にあります。また、他の転職エージェントに登録できなかったとしても、今度は転職サイトの中で募集している求人の中に、自分のキャリアを評価してくれるところがあるかもしれません。

転職エージェントに、数多くの求人が集まっているのは事実ですが、転職エージェントの評価=(イコール)転職市場での価値ではありません。転職希望者の中には、転職エージェントに登録できなかったことで、自分に価値がないと考え、転職を諦めてしまうケースが少なからず存在します。これは転職エージェントを利用する上で起こしてはいけない誤解であり、デメリットと言えます。転職エージェントへの登録の可否に一喜一憂せず、転職活動に取り組むことが、転職成功のためのポイントと言えるでしょう

recommend市場価値の誤認を防ぐのに役立つ転職支援サービス

DODA(デューダ)

DODA(デューダ)画像

転職支援サービス大手「DODA」は自己応募が主体の転職サイトとしての機能に加え、転職エージェントとしてのサービスもワンブランドで提供。転職サイトでの活動が上手くいかない場合に、転職エージェントのサービスを活用するといった使い方はもちろん、転職エージェントとしてのサービスに満足できないので、自分で求人を探し応募することもできる。また無料会員登録することで、適正年収がわかる年収査定サービスも利用可能。

recommend自分の正しい市場価値がわかるお役立ちサービス

ミイダス市場価値分析

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ミイダスは、無料会員向けにパーソルキャリアが持つ200万人を超える年収データを全て公開。職種別、年齢別、学歴別の年収データをもとに、自分の適正年収がいくらなのかを算出することができ、市場価値の算出に大いに役立つ。その他にも7万人の転職実績データを参考に、転職活動のプランを検討できる点もチェックしておきたい。

人によっては転職エージェントを利用しにくい転職エージェントのデメリットとその対策03

転職エージェントのデメリットとその対策

転職エージェントは、登録の際に、原則として対面でカウンセリングを受けることをサービス利用の前提としています。多くの転職エージェントが、平日20時頃まで、土曜も18時頃までカウンセリングを実施しているため、多くの方は問題なくカウンセリングを受けることができるはずですが、仕事が夜遅くまである方や、休日出勤が当たり前のようにある方、相談できる拠点が近くにない方の場合、なかなかカウンセリングに足を運ぶことができず、転職エージェントへの登録が完了しないというケースも。そういう方は、登録を希望する転職エージェントに現状を相談してみましょう。状況によっては特別に平日の20時以降や日曜日のカウンセリングに対応してくれる可能性もあります。

また、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、担当のキャリアアドバイザーと一つ一つのフェーズの改善に取り組んでいくと、転職活動が長期化してしまうケースがあります。早めに転職したいと考えている方にとって、転職に時間がかかることをデメリットと捉える方もいらっしゃるでしょう。ただし、課題に向き合わずに転職するよりも、一つ一つの課題をしっかり解決し、転職活動に取り組み、内定を掴んだほうが、結果的に良い転職ができる可能性が高まります。そういう場合は焦らず慌てずに転職活動に取り組むことを心がけましょう。

各社得意分野が異なり、担当者にサービスの質が依存する転職エージェントのデメリットとその対策04

転職エージェントのデメリットとその対策

転職エージェントの最大のデメリットは、各社得意分野が異なり、取り扱う求人も同じではないという点です。例えば業界大手のリクルートエージェントやDODA、利用者から高い評価を獲得しているパソナキャリアを比較しても、取り扱う求人には違いが出てきます。
この3社はほぼすべての業種・職種を取り扱っていますが、例えばIT関連や介護、保育といった分野になると、その業種を専門に取り扱う転職エージェントのほうが求人数が多く、キャリアアドバイザーの質も高いというケースがあります。

また転職にいっしょに向き合うことになる転職エージェントのキャリアアドバイザーは、ロボットではなく人です。このことも、実はデメリットになり得ます。

転職に人が介在するという事は、担当する人との相性の善し悪しが産まれ、それ自体が転職活動全体に影響してくるのです。例えば、大手と中堅の転職エージェントに登録したが、中堅の転職エージェントのキャリアドバイザーのほうが対応が良かった、良い求人を紹介してもらうことができた…というようなことが起こり得ます。

また、キャリアアドバイザーは、求職者の要望を満たす求人の紹介が基本ですが、なかには求職者の要望は二の次で、とにかく数多く求人を案内すれば良いと考える質の低いキャリアアドバイザーが存在しているのもまた事実。その場合は、転職エージェント側に担当者の変更を依頼するか、別の転職エージェントの活用を検討するといった決断も必要でしょう。

このリスクに対処するためには、登録する転職エージェントを1社に限定せず、メインとサブに分け、万が一の場合に利用する転職エージェントを切り替える方法が有効です。4社、5社と必要以上に登録すると、それだけ個々の対応に手間がかかるため、おすすめはしませんが、登録を1社に限定するのもまたリスクがあるという点は、憶えておくと良いでしょう。

recommend編集部おすすめの転職サイト・転職エージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

転職成功実績No.1を誇る転職エージェントの最大手。全業種・全職種の求人を取り扱っており、キャリアアドバイザーのサポート力にも定評がある。また全国の主要都市に拠点を構え、都市部での転職には圧倒的な強みがある。

パソナキャリア

パソナキャリア画像

人材派遣大手「パソナ」が提供する転職エージェントサービス。拠点の数ではリクルートエージェント、DODAを大きく上回っており、キャリアアドバイザーの評判も勝るとも劣らない。豊富な求人と丁寧なサポートに定評があり、女性の正社員転職に強い点も評価できる。

転職エージェントのデメリットとその対策~まとめ~転職エージェントのデメリットとその対策05

35歳の転職

今回の特集は転職エージェントのデメリットに注目し、その対策を中心にご紹介しました。これは、デメリットがあるから転職エージェントを利用してはいけないということではありません。むしろ転職活動を効率よくすすめ、転職を成功させるためには転職エージェントはなくてはならないツールです

便利で役に立つツールだからこそ、正しい使い方を知ることで、より賢く使いこなすことができるはず。転職エージェントの利用を検討されている方は、本特集も参考に、サービスを上手に活用しましょう。

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