MR・コントラクトMRの転職方法をわかりやすく解説。MR転職に強い転職エージェントの情報も

• 目次
• MRの転職は売り手市場！コントラクトMRという選択肢も
• MRの転職と志望動機
• コントラクトMRへの転職
• MR・コントラクトMRへの転職に強い転職サイト＆転職エージェント

MRの転職は売り手市場！コントラクトMRという選択肢も

一時期ほどの採用競争はなくなったものの、若手のMRや優秀なMRに対する企業側の求人ニーズは非常に強く、転職する事自体は決して難しくありません。またdodaメディカルが行った年齢別のMR職の年収推移をみると、20代、30代共に全ての年代で前職の年収を上回っており、MRの転職は年収アップを期待できる事がわかります。

転職すると年収は上がる？下がる？（doda調べ）

年齢	転職前の年収	転職後の年収	最高年収
25～29歳	497万円	531万円	802万円
30～34歳	619万円	643万円	907万円
35～39歳	726万円	743万円	1143万円

ただしMRは非常にハードで、仕事が深夜に及ぶことや土日休日出勤、接待等が当たり前。たとえ転職に成功し、年収がアップしたとしても身体を壊してしまっては意味がありません。

そこで転職活動の歩き方がMR転職のポイントを徹底調査。転職時に悩む志望動機の作り方や、最近注目を集めているコントラクトMRへの転職方法、MR転職に強い転職サイトをピックアップし、ご紹介します。

転職を考えているMRの方は、本特集を参考に、年収アップと職場環境の改善、やりがいのアップを手に入れましょう。

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MRの転職と志望動機

MRの転職は難しくないとご説明しましたが、やりがい、働きやすさ、年収の3拍子が揃った職場への転職は競争率が高く、決して容易ではありません。条件の良い会社への転職を希望するのであれば、やはりしっかりと準備を行い、転職に備える事が何より大事です。下記はMRの転職の基本となる3つの要素です。

MRの転職の基本となる3つの要素

1履歴書・職務経歴書は「誰が」「何の目的」で見るのか意識する

履歴書・職務経歴書は、ただ自分の履歴や職務経歴を書けば良いというものではありません。大事なのは採用担当者が知りたいと思っている情報を的確にわかりやすく記載するという事です。MRであれば、過去の経験とその経験から学んだこと、それを次の仕事にどう活かしていくかを的確に分析・説明できている職務経歴書が高く評価されます。採用担当者はその人に大事なクライアントを任せられるかどうかを見ているという事を忘れず、履歴書・職務経歴書を作りましょう。

2転職先に伝える志望動機に手を抜かない

MRが転職を希望する理由は「転勤」「給与水準」「社内の人間関係」「キャリアアップ」等、様々です。ただ転職する際、面接官にその理由をストレートに伝えると不快に思われるケースは少なくありません。例えば、給与水準が低いという事が転職理由の人が、転職希望先で、「御社への志望動機は前職と比較し、給与水準が高いからです。」と伝えると、決して相手は好感を持たないでしょう。給与水準が低いという事が転職理由だとしても、その背景には現在の仕事の内容と給与が見合っていないという不満があるはずです。志望動機を考えるのであれば、この部分に着目し、自身の仕事に対するモチベーションや向上心、やりたい事を整理し、それが転職希望先の企業でこそ実現できると考えている旨を伝えれば、志望動機に説得力を持たせる事ができるでしょう。
MRは流動性が高い職種の一つであり、転職先の企業はその人が長く働いてくれる人材かどうかをチェックしています。志望動機を考える際は企業の採用担当者の視点に立ち、納得してもらえるものを作りましょう。

3常に最新の情報を入手し、情報収集を怠らない

良い求人は応募が殺到しすぐに決まってしまうため、実際には転職エージェントの中だけで求人が公開され、一般には非公開というケースも少なくありません。良い条件で転職を成功させたいと思うのであれば、公開・非公開含めMRの求人情報が充実している転職エージェントを上手く活用しましょう。

MRの転職に強いオススメの転職エージェント

コントラクトMRへの転職

MRとして仕事に従事した経験がある方であれば、コントラクトMRという言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？コントラクトMRとは、CSO（Contract Sales Organization）と呼ばれる企業でMRとしての業務に従事する方の事で、日本でもその割合は増加傾向にあり、5～10％程度のMRがコントラクトMRとして働いています。

コントラクトMRは、CSOに所属しており、製薬会社等からMR業務のアウトソーシングの依頼を受けたCSOが、コントラクトMRに仕事を依頼します。つまりコントラクトMRの雇用関係はCSOとの間で結ばれていますが、実際にコントラクトMRが働く場所は、アウトソーシングの依頼を受けた製薬会社という事になります。

勤務先となる製薬会社は2～3年程度で変更になるケースが多く、コントラクトMRは常にその職場に合った勉強をする必要があります。

コントラクトMRはMR版派遣ともいうべき雇用形態ですが「給与水準が一般的なMRとほぼ変わらない」「希望の勤務地を選べる」「転職が困難な新薬MR等からの仕事依頼が多い」「女性MRがブランク明けに復帰する際の手段」等、様々なメリットがあるのも事実です。

CSOとして認定されている企業は、まだ日本に15社程度しかありませんが、今後は更なる増加が予想されています。MRとしての仕事の仕方に悩んでいる方や、MRへの復帰を考えている方、新薬の現場等で働く事を考えている方は、コントラクトMRも選択肢の一つとして考えてみましょう。

MR・コントラクトMRの公開求人

MR・コントラクトMRへの転職に強い転職サイト＆転職エージェント

製薬会社やCSOが求人を行う場合、MRという仕事の性質上、一部求人を除き、公式HPや転職サイト上に公開せず、転職エージェントを通して非公開で求人を募集するケースがほとんどです。

また転職エージェントでは、非公開求人の紹介に加え、転職希望者の履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、応募企業とのスケジュール調整や年収などの条件交渉代行まで、無料でサポート。自分自身で転職活動を行うより、はるかに効率良く転職活動を進める事ができるので、MR・コントラクトMRへの転職を検討している方は、上手く活用すると良いでしょう。

MR・コントラクトMRの転職に強い転職エージェント